皆さん、こんにちは!
最近、また筋トレにハマり始めたIkumaです。
京都には、日本神話で最も有名なスサノオノミコトを祀った「八坂神社」など様々な神様を祀った神社があります。
その中でも、いささか変わった神様を祀った神社があります。
それが、北野天満宮(きたのてんまんぐう)です。
学問の神様を奉った、受験生に大人気の神社!
京都でも人気の神社「北野天満宮(きたのてんまんぐう)」を徹底解説していきます♪
- 学問の神様を祀る神社
- 景観も魅力!
・京都の北野天満宮:見どころ
- 社殿
- 三光門
- なで牛
- 唯一の立ち牛
- 髭切
・京都の北野天満宮:景観
- 梅苑
- もみじ苑
・京都の北野天満宮:御朱印・お守り
- 御朱印
- お守り
・京都の北野天満宮:拝観方法
- 拝観時間
- 拝観料
- アクセス方法
京都・北野天満宮とは?
北野天満宮は、京都市の上京区にある神社です。
京都の中心街からは北西の砲に行った所にあります。
まずはその概要を確認しましょう。
学問の神様を祀る神社
北野天満宮で祀られているのは、「菅原道真(すがわらのみちざね)」。
菅原道真は、平安時代の政治家でした。
有能な人だったそうですが、政敵からウソの報告をされたことで、晩年に九州へ左遷されてしまいます。
その後、菅原道真が九州で死亡すると、京都では落雷などの様々な災害が起こりました。
この災害を菅原道真の祟りだと考えた朝廷は、その鎮魂を兼ねて、菅原道真を祀った神社を作りました。
それがこの北野天満宮です。
現在、頭脳明晰だった菅原道真は、学問の神様として扱われています。
そのため北野天満宮でも学問のご利益があると言われ、冬になると多くの受験生が参拝に訪れます。
景観も魅力!
北野天満宮は、境内の景観がとても美しいことでも知られています。
これは北野天満宮に建っている建築物はもちろん、その他に庭園などもとても素敵だからです。
特に多くの梅が植えられた「梅苑」は必見。
これは菅原道真が梅を愛したことから植えられており、評判はとても高いです!
京都の北野天満宮:見どころ
京都観光で北野天満宮に行ったらぜひ見ておきたい見どころを確認しましょう♪
豆知識も知っておくと、より一層楽しめますよ!
社殿
北野天満宮の社殿は国宝として扱われる、貴重な建築物です。
八棟造・権現造りと称される物で、神社建築の観点から見ても、貴重な資料です。
社殿の構造を見ると、本殿の部分と拝殿の部分が、「石の間」という石畳の廊下で繋がっています。
外観は鮮やかな色合いをしており、迫力がありますよ!
この社殿は建立当時からある物ではなく、安土桃山時代に作られました。
建造したのは豊臣秀吉です。
また内部の拝殿では美しい装飾も施されます。
三光門
神社の境内に建てられている「三光門」。
三光というのは日・月・星の3つを表します。
門は上部が横に広がった迫力のある姿をしています。
北野天満宮のシンボルとも言うべき門です。
また三光門は日と月のマークはあるのですが、星のマークだけが見当たりません。
これは平安時代、朝廷のあった大極殿から見ると三光門の上に北極星が輝いていたため、わざわざ星を刻まなかった、という言い伝えです。
なで牛
北野天満宮の所々に置かれている「なで牛」。
柔和な表情をした物も多く、観光客を和ませてくれますよ。
この北野天満宮で、牛は神の使いとされています。
これには菅原道真が丑年の生まれであったことや、また道真が亡くなった際、遺体を運ぶ牛が座り込んで動かなくなった、などの故事に由来しています。
これらなで牛は、頭部をなでると頭が良くなるというご利益があります。
受験のお祈りに北野天満宮に来たときは、ぜひともなでたいですね!
その他、自分の体の悪い所をなでると、その部分が良くなると言われます。
体のどこかが悪い時には、そこをなででみましょう♪
唯一の立ち牛
北野天満宮のなで牛は、先ほどの故事もあって座り込んだ形状をしています。
しかし、拝殿に刻まれている牛は、唯一立った状態をしています。
これは北野天満宮の7不思議とも言われます。
髭切
北野天満宮では、古文書や刀剣など、珍しい価値のある作品を多く保有しています。
その中でも、近年注目を集めている刀が「髭切(ひげきり)」です。
この髭切は大人気ゲーム「刀剣乱舞」で登場する所から、大きな人気を集めました。
通常展示していませんが、最近ではその人気も相まって、特別展示が行われる場合もあります。
興味のある方は、イベントの期間中に行ってみてください♪
京都の北野天満宮:景観
北野天満宮では、そこを訪れた人々から素晴らしいと絶賛される景観があります。
写真スポットでもあるので、こちらでチェックしてみましょう!
梅苑
冬から春にかけてキレイな花を咲かせるのが「梅苑」。
これは生前の菅原道真が梅を愛した所から植えられています。
梅苑では1万本以上の梅が植えられています。
夜の時間帯にはライトアップが施されることも。
京都の夜に輝く梅の姿を楽しんでみて下さい。
開苑期間は、梅の咲く例年2月初旬から3月下旬です
もみじ苑
紅葉の季節に公開するのが「もみじ苑」です。
北野天満宮では約350本の紅葉する木が植えられています。
中には樹齢400年を超える木もあります。
赤く塗られた橋「鶯橋」や、茶室の梅交軒辺りから見る景色はとってもキレイです!
またもみじ苑に拝観時する時は、利休が考案したと言われる「麩の焼」を模したお菓子も配布されます。
お菓子を味わいながら、観光してみて下さい!
京都の北野天満宮:御朱印・お守り
北野天満宮では御朱印やお守りも配布しています。
お土産に買って帰ると、学業にご利益があるかも!
御朱印
北野天満宮の御朱印は、基本的に本殿右隣の授与所で渡されます。
御朱印には手書きで書いてくれるパターンもあります。
せっかくなら手書きで書いてもらいたいですね♪
混雑時などでなければ、頼んでみると良いでしょう。
お守り
北野天満宮で人気なのは、学業系のお守り。
やはり祭っている神様が菅原道真ですので♪
種類も多く、一般的な入試・試験合格のお守「学業守」から、学力向上の祈りを込めたお守り「勧学守」などがあります。
さらに受験合格を込めた鉛筆「学業鉛筆」というユニークな物もあります。
24本入りの学業鉛筆を使いきったら、きっと学力も向上するはず!
使い切るのは大変でしょうが、受験の時に購入してはどうでしょう♪
京都の北野天満宮:拝観方法
最後に、北野天満宮の拝観方法を確認してみましょう。
実際に北野天満宮を訪れる方は、拝観時間やアクセスをチェックしてくださいね♪
拝観時間
北野天満宮の拝観時間は時期によって多少差があります。
まず4月から9月の時期は5:00から18:00を拝観時間としています。
そして10月から3月の時期は5:30から17:30になります。
また毎月25日には、神社にライトアップが施されます。
この時は、拝観が21: 00まで延長します。
ぜひ行ってみて下さいませ♪
拝観料
北野天満宮では拝観料は発生しません。
ただし、梅苑やもみじ苑などを見学する時には、別途料金が必要です。
梅苑は、御茶菓子付きで大人700円・子ども(小学生以下)350円です。
もみじ苑は、大人1,000円・子ども(小学生以下)500円となっています。
さらに期間限定公開の宝物庫に入る時には、料金が発生します。
宝物庫の料金は、一般800円/中高生400円/子ども250円(未就学児童無料)と、修学旅行生は250円です。
アクセス方法
北野天満宮にアクセスする時には、バスを利用するのがおすすめです。
「北野天満宮前」というバス停なら、北野天満宮のすぐ目の前まで行けます。
京都駅から行くなら、市バス50や101系統のバスを使ってください。
所要時間は30分ほどです。
まとめ
建築物から庭園まで、魅力に溢れた北野天満宮。
受験や試験を控えている人は、一度拝観してはいかがでしょうか?
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