みなさん、こんにちは。韓国在住のj.koreaです。
韓国は日本よりも「カード社会化」が進んでおり、たいていのお店でカード決済が可能です。
一方で、たまに現金で支払うと、使い道のない小銭がたまってしまうこともしばしば。
とくに旅行で韓国へ訪れる際には、小銭の使い道に困る!という人も多いと思います。
今回は、「ポケットチェンジ」を使った、海外で余った外貨の便利な両替方法をご紹介します♪
世界のありとあらゆる通貨に対応しているので、海外旅行で少額の外貨が余ってしまった人は、必見です!
ポケットチェンジとは?
「pocket change(ポケットチェンジ)」は、手持ちの海外紙幣および硬貨を、手軽に日本の電子マネーに交換できるサービスのことです。
2017年に、羽田空港を皮切りにスタートしたこのサービス。
今では全国の空港や主要駅、一部のショップなどで目にするようになりました!
海外旅行で余った外貨は、日本で両替するのが難しかったりもしますよね。
そもそも外国通貨から日本円への両替を行っていない銀行も多いのが現状です。
定期的に海外へ旅行する人ならまだしも、手元に置いておくだけで、その使い道に困っている人も多いと思います。
そんなときは、お近くのポケットチェンジ端末で、日本国内で使える「電子マネー」に外貨を交換してみてはいかがでしょうか?
ポケットチェンジなら、簡単に手持ちの外貨を電子マネーに交換できちゃいます!
緑の端末が目印
ポケットチェンジは、緑の端末が目印です。
空港や駅構内、旅行代理店などに設置されており、その数は年々増えています。
日本語はもちろん、多言語に対応しているので、訪日外国人でも利用しやすいのがポイント!
登録は必要なし
ポケットチェンジの利用には、個人情報の登録やIDの提示は一切必要ありません。
気軽に使えるのがポケットチェンジの最大の魅力!
氏名や電話番号の入力もないので、誰でも気軽に利用できます。
対応通貨
2020年3月現在、ポケットチェンジは以下の10種類の通貨に対応しています。
なお、一部の通貨に関しては「紙幣のみ」の取り扱いとなっているので、注意が必要です。
・日本円(紙幣&硬貨)
・アメリカドル(紙幣&硬貨)
・ユーロ(紙幣&硬貨)
・中国元(紙幣&硬貨)
・韓国ウォン(紙幣&硬貨)
・台湾ドル(紙幣のみ)
・シンガポールドル(紙幣のみ)
・香港ドル(紙幣のみ)
・タイバーツ(紙幣のみ)
・ベトナムドン(紙幣のみ)
交換レート
交換レートは、交換する時刻の為替レートをもとに計算されます。
なお、レートは交換先サービス、投入通貨、設置場所、キャンペーンなどによって変動します。
交換できる電子マネーの種類
交換できる電子マネーの種類は次の通りです。
・交通系電子マネー
・楽天Edy
・App Store & iTunesギフトカード
・Amazonギフト券
・WAON
・nanaco
一般的な「Suica(スイカ)」や「ICOCA(イコカ)」などの交通系電子マネーに加え、「WAON」やセブンイレブンなどで使える「nanaco」にも対応しているので、使い道は豊富です。
なお、ポケットチェンジでは「現金」への交換はできません。
ポケットチェンジ:設置場所
ポケットチェンジは、全国の空港や主要駅構内、旅行代理店などに設置されています。
「羽田空港」や「成田空港」はもちろん、「東京駅」などにも何台か設置されていますよ!
ちなみに筆者は、「新千歳空港」の国際線到着ロビーで見かけました。
お近くのポケットチェンジを探す際は、ポケットチェンジの公式HPを確認しましょう!
また設置場所によって、営業時間や対応サービスが違います。
HPでくわしく掲載されているので、ぜひ参考にしてみてください。
ポケットチェンジ:使い方
それではさっそく、ポケットチェンジの使い方を見ていきましょう!
①交換先を選択
まずは、希望する交換先を選択します。
先ほどご紹介した国内の交換先のほかに、海外の電子マネーサービスにも対応しています。
ICカードはもちろん、スマートフォンでもOKです。
②紙幣&硬貨を投入
希望の交換先を選択したら、手持ちの外貨を投入します。
紙幣と硬貨は、それぞれ指定された投入口に入れます。
なお、硬貨は一度に大量に入れすぎると、処理に時間がかかるので、少しずつ投入するようにしましょう。
複数の国の通貨を、一度に投入することもできます!
③内容を確認して「確定」ボタンを押す
通貨の読み取りが終わると、対応外の通貨や汚れや破損で読み取れない通貨をのぞいた金額が、画面に表示されます。
なお、対応外の通貨は「返却」もしくは「寄付」することができます。
寄付を選択すると、ユニセフをはじめとした3団体に、自動的に寄付されます。
金額と交換先の確認を行い、問題なければ「確定」ボタンを押します。
交換先は金額を見てから、再設定することもできます。
④ICカードやスマホを端末にかざして「チャージ完了」
あとはチャージしたいICカードやスマホを端末にかざして、チャージするだけでOK。
チャージが無事完了すると、レシートが印字されます。
面倒な会員登録や個人情報の登録は一切必要ないので、とてもカンタンですよね♪
日本の電子マネーだけじゃない!?選べる交換先
ポケットチェンジの交換先は、日本の電子マネーだけではありません。
さまざまな国で使える、ポケットチェンジの活用法をご紹介します。
ポケットチェンジの交換先は、海外の電子マネーにも対応しているので、海外在住者の一時帰国にもオススメです!
◆アメリカ
・ecoPayz
Web決済サービス「ecoPayz」アカウントにチャージして、ネット決済などに利用できます。
アメリカドルのほか、ユーロなどにも対応しています。
・Domino's Pizza eGift Card Custom
アメリカ国内の「Domino's Pizza(ドミノピザ)」で、注文時に使えるギフトカードです。
・Target
アメリカの大手スーパー「Target(ターゲット)」で、注文時に使えるギフトカードです。
◆中国
・Ctrip
中国のネット旅行代理店「Ctrip(シートリップ)」で、航空券・パック旅行等の決済に利用できるクーポンです。
モバイル決済ツール「WeChat Pay」アカウントにチャージして、電子マネーとして利用できます。
◆韓国
・TicketMonster
韓国のクーポンサイト「TMON」で、クーポンの購入に利用できます。
・T-COIN
T-COINを韓国の交通カード「T-money」にチャージすることで、鉄道、バスの支払いに利用できます。
◆その他
・Croma E-Gift Card
インドの大手家電量販店「Croma」の全店舗およびオンラインショップでの買い物に利用できる、ギフトカードです。
まとめ
外貨両替に便利な「ポケットチェンジ」についてご紹介しました。
海外旅行でちょっとだけ余ってしまった海外通貨、みなさんも手元にありませんか?
海外通貨の使い道に困ったら、ポケットチェンジで電子マネーに交換しちゃいましょう!
ポケットチェンジなら、面倒な手続きは一切必要ないので、誰でも気軽に利用できます♪
ぜひみなさんも、ポケットチェンジでお得に「外貨交換」をしてみてはいかがでしょうか?
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