みなさん、こんにちは。韓国在住のj.koreaです。
最近では、日常生活はもちろん、海外旅行の必需品ともいわれるスマホ。
スマホ1つあれば、ナビから翻訳機、ガイドブックの情報にいたるまで、さまざまな機能が活用できます!
一方で、海外でスマホが使えないとなると、不安も倍増…。
今回は、韓国旅行で手軽に使える海外SIMカードの利用方法についてご紹介したいと思います!
韓国旅行のスマホ利用について悩んでいる方、必見です!
・韓国SIMカード:「海外SIMカード」とは?
・韓国SIMカード:購入方法
・韓国SIMカード:設定方法
・韓国SIMカード:メリットとデメリット
・韓国SIMカード:こんな人にオススメ!
・韓国SIMカード:注意点
韓国のネット事情
まずは、韓国のネット事情についてご紹介します。
韓国は「IT大国」とも言われ、日本以上に無料Wi-Fiスポットが充実している国でもあります。
空港や駅構内はもちろん、ショップやレストラン、カフェなどでも無料Wi-Fiが使える場所がほとんど。
一方で、移動時や道の真ん中では無料Wi-Fiが使えないので、いざという時に困らないよう、事前にネット環境を整えておく方がよいでしょう。
韓国で日本のスマホを使うには、主に次のような方法があります。
・無料Wi-Fiスポットを活用
・Wi-Fiルーターをレンタル
・プリペイドWi-Fiの購入
・韓国の携帯電話をレンタル
・国際ローミングを使用
・海外SIMカードを利用する
なかでも多くの日本人が利用する方法といえば、「Wi-Fiルーターのレンタル」が挙げられます。
Wi-Fiルーターのレンタル
Wi-Fiルーターのレンタルとは、「ポケットWi-Fi」と呼ばれる小型のWi-Fiルーターをレンタルするサービスのことです。
ルーターを持ち運びながら、いつでもWi-Fiが使えるというもの。
韓国のWi-Fiルーターは、1日あたり300円ほどからレンタル可能なので、とてもリーズナブルです!
日本で事前に借りておくこともできるので、韓国語に自信がない方でも、安心して借りられるのもポイント。
Wi-Fiルーターのレンタルのデメリットとしては、スマホとは別にWi-Fiのルーターを持ち歩かなければいけないので、身軽に歩きまわりたい方にはちょっと不向きな点。
また、ルーター自体の充電が切れてしまうと、大事な時に使えない!などの事態も起こってしまいます。
いつでもどこでも、手軽にスマホを使いたい!という人には、「海外SIMカード」の利用がオススメです♪
韓国SIMカード:「海外SIMカード」とは?
そもそも、「海外SIMカードって何?」と疑問に思う人も多いかと思います。
SIMカードとは、それぞれに固有のIDが振られている超小型のICカードのこと。
スマホなどの端末に差し込むことで、契約者の情報を識別し、電話やネットが使えるようになります。
海外現地のキャリアに対応したSIMカードのことを「海外SIMカード」と呼び、最近では海外からの旅行客向けに、格安SIMカードがたくさん販売されています!
海外SIMには、
・プリペイド式
・チャージ式
の2種類があります。
短期滞在の旅行客やSIMカード初心者には、面倒な登録や手続きがいらない「プリペイド式」がオススメです!
SIMロック
なお、海外SIMカードの利用には、事前に手持ちのスマホの「SIMロック」を、解除しておく必要があります。
SIMロックとは、他社のSIMを使えないようにする制限のこと。
例えば、SoftBankのSIMロックがかかっていると、海外SIMを含むほかのSIMカードを入れても利用できない状態です。
ロックを解除した状態のスマホのことを、「SIMフリー」と言ったりします。
韓国SIMカード:購入方法
韓国で使える海外SIMカードは、現地の空港やコンビニで購入することができます。
また、日本の家電量販店やインターネットでも購入可能。
日本で購入する場合は、「韓国で使えるタイプかどうか」を必ず確認する必要があります。(※SIMカードは国によって仕様が変わってくるので、注意が必要です)
海外SIMはプランや使用期間によって、料金はさまざまですが、安いものだと6日間で1,000円しないくらいで購入できます!
ネットの他に、通話機能が付いたものもあります。
現地での購入を考えている方は、空港内のコンビニもしくは空港のモバイルカウンターがオススメ!
SIMカードは購入後に設定をしなくてはいけないので、無料Wi-Fiが整っている空港内で、購入から設定まで済ませてしまうと安心です。
仁川空港の無料Wi-Fiは、電波も安定しておりサクサク使えますよ♪
韓国SIMカード:設定方法
ご利用の機種や購入したSIMカードによっても、多少の違いはあるかと思いますが、海外SIMカードのだいたいの使用方法をご紹介します。
まずは、Wi-Fi環境下でSIMカードに同封されている説明書に従い、使用者情報を登録します。
このときパスポート情報が必要になる場合があるので、パスポートは必ず手元に用意しておきましょう。
使用者の情報、および滞在期間などの入力が終わったら、一度電源を切ります。
ここで購入したSIMカードを挿入。
もともと入っていたSIMカードは、日本に帰国する際にまた使用するので、絶対になくさないように!
SIMカードは小さいので、ジップロックなどに入れて大事に保管しましょう。
SIMカードの挿入が完了したら、再び電源を入れます。
もし電源を入れてもうまく作動しない場合は、何度か電源を切ったり入れたりを繰り返します。
ご利用の機種によっては、別途「APN設定」が必要な場合があります。
APN設定が必要な場合は、こちらも同じように付属の説明書に従って設定を行います。
全ての設定が終われば、あとは滞在中どこでもネット環境でスマホを使うことができるように♪
Wi-Fiレンタルに比べると、最初の設定がちょっと面倒ですが、その分ルーターの充電や帰国時の返却も必要ありません。
韓国SIMカード:メリットとデメリット
海外SIMカードを使う上での、メリットとデメリットをまとめてみました。
一度使い方を覚えれば、次回以降の海外旅行でもスマホのあれこれが楽になりますよ♪
メリット
・手持ちのスマホ1台で使えるから便利!
・返却が必要ないので、帰りの空港での時間が有効に使える!
・紛失や故障に関してのペナルティーもなし!
デメリット
・初期設定に手間がかかる
・SIMフリースマホでしか使えない
・Wi-Fiレンタルのように、複数人でシェアできない
韓国SIMカード:こんな人にオススメ!
次のような人には、海外SIMカードの利用がオススメです。
・持ち物を極力減らして、身軽に旅行を楽しみたい!
・充電やデータ量を気にせず、いつでもどこでもネットが使いたい!
・ネットだけじゃなく、緊急にそなえて通話機能もあると助かる!
・レンタルだと、故障や紛失が心配…!
・同行者と別行動することが多い!
逆に、「ルーターをシェアしてなるべく料金を安く済ませたい」「初期設定は簡単な方がいい」という人には、Wi-Fiレンタルがオススメです!
韓国SIMカード:注意点
最後に、韓国で海外SIMカードを利用する際の「注意点」をまとめておきます。
①SIMフリー端末でないと、海外SIMカードは使えない
海外SIMカードを使うには、手持ちのスマホが「SIMフリー」端末であることが前提となります。
日本で販売されるスマホのほとんどは、「SIMロック」がかかっているので、もし海外SIMを使うなら、事前にSIMロックの解除が必要となります。
②最初の設定にはWi-Fi環境が必要
現地でSIMカードを使うために、使用者情報の登録が必要となります。
使用者情報の登録にはWi-Fi環境が必須なので、空港内やホテルなど、Wi-Fi環境がしっかりと整っている場所で作業を行いましょう!
③元のSIMカードは絶対になくさないように
SIMカードを差し込む際、もともと入っていたSIMカードは絶対になくさないようにしましょう!
日本に帰ってから必要となります。
SIMカードの紛失にはくれぐれも注意です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
韓国旅行に便利な、海外SIMカードについてご紹介しました。
実際に筆者も、ここ最近は、日本への一時帰国や第3国への旅行の際には、「海外SIMカード」を利用しています。
Wi-Fiルーターの充電から解放されただけでも、かなりのストレスフリーになりました!
みなさんもぜひ、次回の韓国旅行では、海外SIMデビューをしてみてはいかがでしょうか?
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