こんにちは♪
オーストラリアに4年間在住していました、シホです。
今回は、気になるオーストラリアのチップ制度について紹介します。
ぜひ参考にしてみてください♪
・オーストラリアのチップ事情
・オーストラリアでチップを払う場合:➀レストラン
・オーストラリアでチップを払う場合:②ホテル
・オーストラリアでチップを払う場合:➂タクシー
・オーストラリアでチップをあげるときの注意
海外旅行で知っておきたい「チップ」とは?
チップとは、料金とは別にサービスに対して上乗せして支払うお金のことです。
チップ文化の無い日本では、サービス=無料と考えがちですが、チップのある国ではサービスはあくまで有料です。
また、アメリカやカナダではチップは労働賃金の一部とみなされ、給与システムにも組み込まれています。
例えばレストランのウエイターやホテルのベルマンは、チップをもらう前提で、お給料が低く設定されています。
そのような国で良いサービスを受けたのにチップを払わないと、失礼な客とみなされ、歓迎されなくなってしまいます。
また、レストランによっては、お会計のときにチップ分がサービス料として上乗せされて金額が出てくることもあります。
オーストラリアのチップ事情
もともとイギリスの植民地だったこともあり、オーストラリアにはチップを払う習慣はあまりありません。
レストランなどでもチップを支払わなくても失礼だと思われることはまずありませんし、最低賃金も高めに設定されているので、チップが無いとスタッフが生活ができないなんてこともありません。
また、オーストラリアではキャッシュレス化が進んでいて、ほとんどの人がカード支払いをするのも、現金でチップを払う習慣がない理由のひとつかもしれません。
オーストラリアにはチップを支払う習慣がないといっても、あくまで一般的な話で、全くチップが存在しないわけではありません。
では、オーストラリアでチップをあげる場合はどういったシーンでしょうか?
オーストラリアでチップをあげることがある場面は、高級ホテルに宿泊したときや高級レストランで食事をした場合など、もしくは素晴らしいサービスを受けた場面です。
食事後のお会計時にチップを置いていったり、高級ホテルでクリーニングに来てもらったときにチップをあげたりしても良いでしょう。
今回は、レストラン、ホテル、タクシーにシチュエーションを分けて、チップを払う場合の方法や相場を紹介します。
オーストラリアでチップを払う場合:➀レストラン
オーストラリアのレストランでは、チップを支払うことは義務ではありません。
しかし、シドニーやメルボルンなどの都市部には、高級レストランも多く集まっていて、チップを支払うお客さんも少なくありません。
また、オーストラリアは移民も多く、国際的な国なので、アメリカやカナダから来たお客さんがチップを払うケースもあります。
レストランでのチップの支払い方法
中級以上のクラスのレストランに行くと、レシートにチップ欄というものがあるときがあります。
その場合、レシートのチップ欄に自分で額を決めて記入します。
カード支払いでもチップ分を含んでチャージされるので、現金を持ち歩く必要はありません。
地元のカジュアルなお店やカフェなどは、レジのカウンターにチップ用の箱や瓶が置いてあるので、そこにコインやお札を入れることができます。
おつりの小銭がいらないからという理由でチップボックスへ小銭を入れていくお客さんも結構います。
レストランでのチップの相場
オーストラリアはチップの文化が浸透していないので、いくら払わなくてはいけないなどの決まりはありません。
もし高級レストランなどでチップを払う場合、相場は合計金額の5%から10%ほどです。
オーストラリア人がよくチップを支払う方法として、合計金額が45ドルなら、きりの良い50ドル支払ってチップ代とする方法もあります。
オーストラリアでチップを払う場合:②ホテル
オーストラリアのホテルもレストランと同様、チップの支払いは義務ではありません。
なので、オーストラリアのホテルへ宿泊する場合、アメリカなどの宿泊の際のように、1泊ごとに枕元にチップを置く必要はありません。
ホテルでのチップの支払い方法
オーストラリアのホテルで長期滞在した場合や、特別なサービスを受けたときにチップを渡す人もいます。
例えば、オーストラリアでは自分の荷物は自分で運ぶ人がほとんどです。
そこで重い荷物を運んでもらった場合などは、直接スタッフにチップを渡すと喜んで受け取ってくれます。
また、ルームサービスも、掃除をしてもらったときにチップを現金で渡しても大丈夫です。
ホテルでのチップの相場
ホテルでのチップは支払う場合、2ドル~5ドルくらいが一般的な相場です。
レストランとは異なり、ホテルでは直接スタッフに渡す場合がほとんどなので、50セントなどの小銭をたくさん渡すのは相手も仕事中で困ってしまうので気をつけましょう。
オーストラリアでチップを払う場合:➂タクシー
オーストラリアでは、ホテルと同じようにタクシー運転手に対して毎回チップを払う必要はありません。
ただ、トランクに荷物を出し入れするのを手伝ってもらったときや、会話がはずんで良い時間を過ごせたときなどにチップを払うケースがあります。
タクシーでのチップの支払い方法
運賃を支払うときにチップも同時に渡すことになります。
クレジットカードでも運賃とチップを支払うことができますが、その場合タクシーの会社へ行ってしまう可能性があるので、運転手さんへ渡したい場合、直接現金で渡すのがベストです。
また、タクシーではなくUberの場合、オーストラリアだと、アプリ上で利用後にチップを1ドルから払うことができます。
タクシーでのチップの相場
タクシーのチップは、1ドル~5ドルが相場とされています。
運賃を払ったときにおつりが出た場合、そのおつりを受け取らずにチップとして支払っても大丈夫です。
オーストラリアでチップをあげるときの注意
オーストラリアでは、チップをあげて問題になることはめったにありません。
しかし、小さなレストランやホテルだと、お客さんからのチップをもらってしまうと、従業員の教育に良くないという考えもあります。
そのような場合、レストランでスタッフにチップを支払いたいけどどうしたら良いか、と確認のために聞いても良いでしょう。
また、カジノやバーなどで、お客さんからチップをもらうことを禁止されている場所もあります。
禁止されている場所もあるということだけ頭に入れておき、チップあげても良さそうなところと良くないところを雰囲気でつかむようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
オーストラリアのチップ制度について紹介しました。
オーストラリアは基本的にチップをあげる習慣がありませんが、何か特別なサービスを受けたときなどに、感謝の気持ちも込めてチップを支払っても良いでしょう。
ぜひオーストラリア旅行で楽しい思い出を作ってくださいね♪
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