こんにちは♪
オーストラリアに4年間在住していたシホです。
今回は、オーストラリア旅行の際に必要になる「ETAS」の申請方法を紹介します。
わたしも何度か過去に取得しているので、その経験の元、費用から申請方法まで細かく解説します!
・オーストラリア観光ビザ「ETAS」:費用は20ドル
・オーストラリア観光ビザ「ETAS」:申請は直前でも大丈夫
・オーストラリア観光ビザ「ETAS」:申請条件
・オーストラリア観光ビザ「ETAS」:申請方法
・オーストラリア観光ビザ「ETAS」:3ヶ月以内の留学もできる
オーストラリアの観光ビザ「ETAS」とは
「ETAS(イータス)」は、オーストラリアへ観光で入国する際に必要になる観光ビザです。
ETASを取得することで、オーストラリアで3ヶ月以内の観光・商用目的の入国をすることができます。
1度の滞在は最長3ヶ月と決まっています。
ETASビザの有効期限は1年なので、期限内であれば何度でもオーストラリアへ入国することができます。
ETASは、オンラインで申請することができます。
パスポートに自動反映される
ETASは電子上での入国許可システムなので、ビザのシールなどを貼られることはありません。
ウェブ上で申請し承認されれば、ETASを所持していることがパスポートに登録されます。
オーストラリアの空港に着いてからも、特にETASビザの申請した登録証明書などを見せる必要はありません。
機械にパスポートを通すだけで入国することができます。
また、希望しない限りパスポートへのスタンプも押されません。
1年以内に期限切れになるパスポートに注意
ETASを申請するときに注意したいのが、パスポートの有効期限です。
ETASの有効期限は1年ですが、申請がおりてから1年以内にパスポートの有効期限が切れる場合、パスポートの有効期限が切れると同時にETASの有効期限も切れてしまいます。
なので、1年以内にまた入国する予定がある人は、12カ月以上パスポートの有効期限があるかを確認するのがおすすめです。
オーストラリア観光ビザ「ETAS」:費用は20ドル
ETASの申請料金自体は無料ですが、システム手数料に20ドル(約1,240円)かかります。
つまりビザに対しての支払いはゼロですが、ウェブサイトの管理会社へ利用料として20ドル支払うことになります。
また、もし代行業者などを利用する場合は、さらに500円~2,000円の手数料がかかります。
オーストラリア観光ビザ「ETAS」:申請は直前でも大丈夫
ETASの申請はオンラインですぐにできるので、直前でも焦る必要はありません。
申請してからは、即日または数日以内に発給されます。
おすすめのタイミングは、出発の1カ月前くらいの申請です。
旅行が決まったら早めに申請しておきましょう。
オーストラリア観光ビザ「ETAS」:申請条件
ETASには申請条件がいくつかあります。
全てを満たしていなければ、ETASは取得できません。
日本もしくは該当国のパスポートを保持していること
ETASを取得するには、日本、 カナダ、アメリカ、韓国、香港、マレーシア、ブルネイ、シンガポールのパスポートを保持していることが必須となります。
その他の国のパスポート所持者は、ETASではなく他の種類の観光ビザを取得する必要があります。
オーストラリアへの入国目的が観光目的であること
ETASはオーストラリアの観光用ビザです。
また、3か月以内の就学(留学)や、商用(出張・ビジネス)目的の方もETASの対象です。
現地での就労は認められていないので、ワーホリの方は注意が必要です。
万が一ETASで入国し就労してしまうと、強制帰国になることもあるので気を付けましょう。
就労したい場合は、ワーキングホリデービザや就労ビザを取得する必要があります。
オーストラリア滞在期間が3ヶ月以内であること
ETASでは、1回の滞在は最大3ヶ月までです。
それ以上の滞在を考えている方は、長期滞在できる別のビザを申請する必要があります。
過去に犯罪歴がないこと
過去に12か月以上の刑事有罪判決を受けている場合、ETASの申請はできません。
オーストラリア観光ビザ「ETAS」:申請方法
ETASビザを取得するにあたって、3種類の方法があります。
・オーストラリア移民局のホームページから申請
・民間のサイトから申請
・旅行代理店などに代理で申請してもらう
今回は、一番主流なオーストラリア移民局のホームページから申請をする方法を紹介します。
オーストラリアの電子入国許可システムのETASのメリットは、申請手続きをすべてオンラインで済ますことができる点です。
ウェブサイトも日本語で申請手続きができるので、英語に不安がある人でも安心して申請できます。
気になる点を含めて申請方法を解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
①必要なものをそろえる
申請前に、まずは必要なものをそろえましょう。
申請に必要なものは、パスポート、クレジットカード、e-mailアドレスです。
パスポートは有効期限が帰国日まで残っている必要があります。
②オーストラリア移民局のETAS取得ページへ
まず、ETAS取得ページに行き、右上の言語の日本語を選択します。
するとホームページ上でETA申請と出ますが、ETA申請とETAS申請は同じことなので安心して続けましょう。
③ETASの種類を選択し、規約に同意
続いて、「観光・親族訪問」もしくは「商用」のどちらかを選択する画面になります。
旅行で行く場合は、「観光・親族訪問」を選びます。
次に、現在オーストラリアの国外から申請していることを申告します。
ほとんどの人が日本を選択することになると思います。
最後に、利用規約に同意します。
④個人情報を入れる
規約に同意すると、個人情報とパスポート情報の入力にうつります。
手元に準備したパスポートを確認しながら、間違いのないように入力しましょう。
ここでパスポート番号を間違えて入力してしまうと、入国の際にトラブルになる可能性があります。
個人情報は、住所や連絡先の入力で、英語表記で入力する必要があるので、日本語とは逆の順番で入れていきます。
番地→町名→市→県、という順番です。
電話番号は、まず日本の国番号81を入れましょう。
次に始めの0を省略し、残りの番号を入力します。
⑤入力した内容確認
情報を入力し終えると、入力した内容を確認するページになります。
ここが最終確認になるので、しっかりとチェックしましょう。
⑥支払い
次は支払いページになります。
クレジットカードの情報を入力しましょう。
入力を終えて、次へを押すとクレジットカード処理がされ、ETA参照番号というものが発行されるので、 この番号を必ずメモしておきましょう。
あとでETASが発給されないなどのトラブルが起きたときに必要になります。
オーストラリア観光ビザ「ETAS」:3ヶ月以内の留学もできる
ETASビザは一般的に観光ビザと呼ばれますが、実は3ヶ月までの就学をすることもできます。
ETASの有効期限は1年ですが、就学期間は最長で3ヶ月までが規則となっています。
ETAS取得後3ヶ月学校に通い、一度日本へ帰国しオーストラリアへ再度入国した場合、それ以上の就学はできません。
あくまでETASの有効期間中に、最長3ヶ月は就学できるというビザになります。
まとめ
いかがでしたか?
オーストラリア観光に必要なETASについて紹介しました。
ぜひオーストラリア旅行前に観光ビザETASを申請する際には参考にしてみてください!
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