こんにちは!みーこです。
今回は、北鎌倉にある人気観光スポット「建長寺(けんちょうじ)」を特集♪
北鎌倉駅から徒歩15分とアクセスも良好な建長寺は日本初の禅寺としても有名です。
歴史深い境内には国宝に指定された建造物や、市天然記念物のビャクシンなども見ることができますよ。
また、季節によって桜、アジサイ、紅葉の観賞スポットに変わるので様々な楽しみ方ができるのも魅力的!
そんな建長寺の見どころをたっぷりとご紹介していきます。
・建長寺:見どころ
- 総門
- 三門(国重要文化財)
- 建長寺本尊(国重要文化財)
- 梵鐘(国宝)
- ビャクシン(市天然記念物)
- 建長寺の法堂
- 半僧坊
- 方丈
- 唐門
・建長寺:桜・アジサイ・紅葉の名所
- 春
- 初夏
- 秋
・建長寺:“けんちん汁”発祥の地?
・建長寺:もともと処刑場だった?
・建長寺:アクセス方法
- 車の場合
- 電車・バスの場合
建長寺とは?
建長寺(けんちょうじ)は、北鎌倉駅から歩いて15分の場所にあります。
1253年に鎌倉幕府第5代執権、北条時頼(ほうじょう ときより)によって建てられました。
建長寺は、日本にある禅寺の中で最も古いお寺です。
境内には三門、仏殿、法堂が一直線に並ぶ伽藍(がらん)や、国の重要文化財など歴史的な建造物が残されています。
度重なる火災により創建当初のものはほぼ焼失してしまいしたが、いくつかの建物は復元され現在もその場に建っています。
そして春は桜、初夏はアジサイ、秋は紅葉の名所としても有名なお寺なので四季の移り変わりも楽しめますよ♪
建長寺:見どころ
古い歴史を持つ建長寺の見どころスポットをご紹介します♪
境内では、ここに注目してみてみてくださいね。
総門
建長寺の入口にたたずむ総門は1275年に建てられたものです。
焼失と再建が繰り返され最後に建てられたのは1609年と言われています。
建長寺の山号である巨福山(こふくさん)が掲げられていることから、別名「巨福門(こふくもん)」と呼ばれ親しまれています。
三門(国重要文化財)
三門は建長寺の総門を抜けた先にある高さ約30mの巨大な門です。
建長寺の見どころのひとつであり、これまで幾度も再建されてきました。
再建の際にタヌキが住職に化けて作業を手伝ったという古い伝説もあり、別名「たぬきの山門」とも呼ばれています。
また創建当初、源頼朝の死後に追放され滅ぼされた梶原景時(かじわら かげとき)の霊が現れたという怖い伝説もあるそうです。
建長寺本尊(国重要文化財)
建長寺の本尊は国の重要文化財に指定されています。
禅寺の本尊と言えば釈迦如来が一般的ですが、建長寺では珍しく約5メートルの巨大な地蔵菩薩坐像(じぞうぼさつぞう)が安置されています。
梵鐘(国宝)
山門の東側では鐘楼(しょうろう)を見ることができます。
この鐘楼に吊るされている高さ約2メートルの梵鐘(ぼんしょう)は、日本で最も古いもので国宝に指定されています。
ビャクシン(市天然記念物)
仏殿の近くには禅寺庭園が広がっています。
ここには市天然記念物に指定されているビャクシンが8本植えられています。
場所は仏殿と三門を結ぶ参道の両脇にあり、古木の中には約6.5メートルもの大木もあるんですよ。
あまりお目にかかれない珍しい木なのでぜひチェックしてみてくださいね。
建長寺の法堂
建長寺の法堂(はっとう)は、度重なる災害により1814年に再建された大きな禅宗様の建物です。
法堂とは法を説くための堂のことなので、こちらには仏像は安置されていません。
しかし、法堂の中は千手観音像(せんじゅかんのんぞう)や釈迦苦行像(しゃかくぎょうぞう)、雲龍など見どころがたっぷり。
中でも仏の教えを人々に伝えると言われる「雲龍図」は見逃せません。
天井には80畳分もの迫力ある雲龍図が描かれているので、ぜひ見てみてくださいね。
半僧坊
境内の裏山にある奥座敷には、パワースポットと呼ばれる半僧坊(はんそうぼう)が祀られています。
半僧坊とは、静岡県の方広寺(ほうこうじ)からやってきた天狗のような姿をした神様です。
半僧坊は250段ちかい階段を上った場所にあるため、ここからは鎌倉の絶景を眺望することができますよ。
方丈
方丈(ほうじょう)は龍王殿とも呼ばれ、住職の住居を表す建物です。
建物の裏手には美しい庭園や「心字池(しんじいけ)」と呼ばれる大きな池があります。
庭園に面した方丈の廊下には長椅子も置かれているため、座りながらのんびり眺めることができますよ。
唐門
唐門は方丈の正門にあたり、屋根が唐破風になっている門ということから名づけられました。
門の全面には黄金色の飾金具が付けられていてとても豪華ですよ。
建長寺:桜・アジサイ・紅葉の名所
建長寺では、桜やアジサイ・紅葉など、1年を通して季節の花を楽しめます。
自然を味わう観光スポットとしても親しまれています。
春
桜の季節になると建長寺の境内には美しい桜が咲き誇ります。
特にお寺の入口、総門をくぐった先には見事な桜並木があるので、写真スポットとしても人気。
総門の近くにはソメイヨシノが植えられているのでお花見を楽しむことができます。
初夏
初夏には境内にアジサイも咲き誇ります。
建長寺のアジサイの見頃は毎年6月初旬~7月初旬ごろ。
広い境内の至るところで美しいアジサイを楽しむことができるので、散策してみるのもおすすめですよ。
秋
秋は人気の紅葉スポットに変わります。
建長寺は北鎌倉の紅葉スポットとしても有名で、境内の様々な場所で色づいた木々を楽しむことができますよ。
中でもおすすめは半僧坊の周辺。
仏殿の真横に見える紅葉はとても美しいので記念写真をとるのも良いと思います◎。
建長寺の紅葉の見頃は11月中旬~12月下旬ごろまでとなります。
建長寺:“けんちん汁”発祥の地?
日本人なら誰もが知っている“けんちん汁”ですが、その発祥は建長寺だと言われています。
一説によると、かつて建長寺の修行僧が作っていた建長汁がなまって現在のけんちん汁になったそうです。
その昔、建長寺では来客に肉や魚を使わない精進料理を振る舞っていましたが、あまりにも訪れる人の数が多かったため食材が不足してしまいました。
そして咄嗟のアイディアで、つぶした豆腐を野菜と煮込んで味噌汁として出したのが建長汁のはじまりだと言われています。
建長寺:もともと処刑場だった?
建長寺はもともと地獄谷と呼ばれる罪人の処刑場の跡地に作られました。
境内には罪人たちを供養するため心平寺という寺が建てられたものの、月日が経ち廃寺となり地蔵像が残る地蔵堂のみとなってしまいました。
建長寺の仏殿の本尊が地蔵菩薩像となったのはこのような歴史の由来があったのです。
建長寺:アクセス方法
建長寺のアクセス方法をご紹介します。
車、電車、バスで行く方法をまとめました!
車の場合
車で行く場合、建長寺の最寄りのインターチェンジは横浜横須賀道路の朝比奈ICです。
朝比奈ICから県道204号と県道21号線を直進すると20分ほどで到着します。
電車・バスの場合
電車とバスで行く場合、建長寺の最寄り駅はJR横須賀線「北鎌倉駅」になります。
北鎌倉駅から鎌倉駅方向に向かって15分ほど歩いて行くと到着します。
まとめ
今回は、国宝の建造物が多く残る建長寺をご紹介しました!
建長寺に遊びに行く際は歴史を学んでから出掛けると更に楽しむことができますよ♪
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