【検証】シンガポールと日本の物価を比較！世界一物価が高い国はシンガポールって本当？！

こんにちは！Cihayaです。

憧れの大都会のイメージが強いシンガポール。
初めてシンガポールを訪れる人にとっては、物価がどのくらいのものなのか未知の世界ですよね。

日本とシンガポールの物価を比較することで、シンガポール旅行の予算がイメージしやすくなれば幸いです。
みなさんが、未来都市シンガポールの旅を楽しめますように♪

シンガポールのお金事情

シンガポール紙幣

旅行前にまずは、気になるシンガポールの通貨を見ていきましょう。
シンガポールの通貨は、シンガポールドルといい、「S＄（シンガポールドル）」と「c（セント）」と表されます。

硬貨や紙幣、TAX（税金）を知ることと、毎日の為替レートをチェックすることで、お得な買い物の手助けになりますよ♪
2019年12月現在、S$1=80円でした。

シンガポール紙幣の種類

シンガポールの紙幣で一般的に出回っているのは、100、50、10、5、2シンガポールドルです。

面白いことにシンガポール紙幣には、それぞれ決まったテーマとデザインがあります。

・50シンガポールドル「芸術」
・10シンガポールドル「スポーツ」
・5シンガポールドル「ガーデンシティ」
・2シンガポールドル「教育」

また、流通はしていませんが1,000と10,000シンガポールドル紙幣は、世界最高額の紙幣と言われています。
S$10,000はなんと、日本円で80万円の紙幣です！

シンガポール硬貨の種類

50セント、20セント、10セント、5セント、1セントの5種類の硬貨が存在します。

しかし1セント硬貨は、ほとんど流通していないので、手元に回ってくればラッキーです♪
1セント硬貨のデザインは、マーライオンとなっておりコインの内側のふちが八角形になっていることからも大変縁起の良いものだと言われています。

因みに日本の落札アプリでは300円ほどで取引されていました！

その他の硬貨のデザインは以下の通りです。
50セント（シンガポールの港）
20セント（チャンギ国際空港）
10セント(HDBシンガポールの団地)
5セント（芸術エリアのEsplanadeにあるtheatres on the bay）

多民族国家にふさわしく、コイン裏には英語・マレー語・中国語・タミル語でシンガポールと記載されています。

シンガポールの物価を日本と比較！

スターバックスコーヒー

よくシンガポールの物価は、日本と同じ位と言われます。
ここでは、シンガポールと日本・東京の値段をさまざまな視点から調べていきたいと思います！

2019年12月時点の1シンガポールドルは約80円です。
これを基準に通貨換算をおこないます。

お給料

2017年の調査によると、シンガポール人の平均年収は約416万円になるそうです。
東京の平均年収は約615万円で、給与のみを比較すると日本の方が高いと言えますね。

ただ、シンガポールは一人あたりのGDPが日本の5倍と言われています。
一部の富裕層がGDPを押し上げていることが予想されます。

家賃

世界で2ベッドルームの家賃が最も高い都市を調べた結果では、シンガポールは11位で21万円、東京はそれより高い22万4100円でした。
因みに1位は、アメリカ合衆国・サンフランシスコで38万4600円です。

中心部から電車で30分～1時間程のエリアを比較するとシンガポールの方が高いようです。

・シンガポール（約24万円/月）
・東京（約16万円/月）

タクシー

意外と知られていませんが、シンガポールはタクシーの利用料金がかなり安いです。
初乗り運賃が1㎞まで3.9シンガポールドル（約312円）以降400mごとに10㎞まで0.22シンガポールドル（約17.6円）です。

東京は初乗り料金1㎞までが410円～と値下げされましたが、以降237m以降ごとに80円かかるので、単純にメーター料金を考えると8倍位の差がでることがわかります。

たばこ

赤のマルボロ1箱の値段は、12.90シンガポールドル（約1,032円）です。
日本で同じ赤マルボロを購入すると520円なので、2倍の差がありますね。

日本は、値上がりこそしましたが、世界中でもタバコの価格が低い国です。
筆者がカナダに旅行した際にも1,000円以下のタバコは見た記憶がありません。

スターバックスコーヒー

誰もが大好きなスターバックスコーヒーのメニューをチェックしていきましょう。

◆カフェラテ（tall）

シンガポール（S$6/約480円）
日本（380円）

◆キャラメルフラペチーノ（tall）

シンガポール（S$6.4/約512円）
日本（490円）

少しだけシンガポールが高いかな？と言う感じですね。

シンガポールは1番小さいサイズがtallサイズからの展開です。
日本はshortからのサイズ展開なので、そこを考えると日本とシンガポールのスターバックスコーヒーの価格は同じ位だと思います。

シンガポールの物価の高さは本当に世界一なのか？

ライトアップ

イギリスの調査では、近年の生活物価指数ランキングでシンガポールが首位にランクインし続けています。
ただ、筆者の感覚では少し疑問が残る結果に感じられますので、その点をお伝えしていきたいと思います。

世界の主な都市の生活物価指数ランキングから読み取る

イギリスのThe Economistから発表された「世界の主な都市の生活物価指数ランキング」を見ていきましょう。

シンガポールは、スイス、香港よりも生活費指数が高いと報告されています。
筆者は、スイス、香港ともに旅行経験がありますが、シンガポールと比較すると正直、ホテルもスーパーでの買い物も全てがシンガポールよりも高かったと記憶しています。

では、どうしてシンガポールが世界一の高額生活費の国にランクされてしまったのでしょうか……

物価という基準が、シンガポールで暮らしている現地の人を対象としているのか、また駐在員も含まれているのか、その点を明らかにしていないので表面的な調査になってしまっているのでしょう。

物価が高くて生活が大変……と言うほどでもない

ローカルレストラン

シンガポールの中心部のマンションは、殆どが外国人向けの高級マンションです。
また、シンガポールの国土は、東京の23区ほどしかありませんので、そこに約600万人が住んでいると考えると家賃が高くなるのも納得ですね。

とは言っても、現地のシンガポール人は結婚するまでは親と同居することが普通です。
それは、現地の給料では家を出て一人暮らしをするなんて、金銭的に難しいからです。

ですが、ローカルの食事や買い物をし、シェアハウスで生活をするなら安く楽しめるところも結構存在するのがシンガポールです。

まとめ

ミニマーライオン

シンガポールの物価事情について、まとめてみました。
東京都シンガポールの物価を比較すると、大体同じで大差は無いように感じますし、アジアの中では物価の高い国と言えるでしょう。

しかし、生活や旅行する上で全ての物が高すぎて大変！となるほどでもありませんので、
安心してシンガポールを満喫してくださいね！