旅が大好きなエマです。
今まで数えきれないほどシンガポールへ行きましたが、グルメ・ショッピング・アクティビティなど沢山の楽しみがあるのが魅力です。
東京都23区と同じくらいの大きさの土地に、ぎゅっと詰まった多民族国家シンガポール。
日本各地の空港から直行便が就航しており、アクセスの良い人気の観光地の一つです!
そんなシンガポールですが、治安面での心配はないのか気になるところです。
今回は、シンガポールでよくある犯罪手口や気をつけるべきエリア、万が一被害に遭った場合の対処法について紹介していきます!
・シンガポールの治安:発生しやすい犯罪
- スリ
- ひったくり
- 置き引き
- 交通事故
・シンガポールの治安:気をつけるべきエリア
- リトルインディア
- ゲイラン地区
- ブギス駅周辺
・シンガポールの治安:知っておくべきルール
・シンガポールの治安:海外旅行保険には入るべき?
・シンガポールの治安:犯罪に遭ってしまった場合
- 盗難の場合
- パスポートが盗まれた場合
- 暴行の場合
シンガポールはどんな国?
シンガポールは、最先端の技術や金融で知られる国です。
また、インフィニティプールがあるマリーナ・ベイ・サンズや、世界遺産に登録されている植物園ボタニック・ガーデンなど、観光地としても有名です。
シンガポールチャンギ国際空港という大きなハブ空港があり、アジアの交差点とも呼ばれています。
人口はおおよそ564万人。
多民族国家で、主に中華系、マレー系、インド系の民族で占めています。
国語はマレー語で、公用語として英語,中国語,マレー語,タミール語を使用しています。
宗教も仏教,イスラム教,キリスト教,道教,ヒンズー教で様々な文化が存在している国です。
旅行・観光に行く際の、治安や安全・犯罪についての指針となる世界平和度指数ランキングがあります。
そのランキングで、シンガポールは、日本を上回る7位に位置づいています。
このランキングから、比較的治安の良い国と認識頂けたかと思います。
もちろん軽犯罪から重犯罪までゼロではもちろんありませんので、しっかり注意事項を把握の上で、シンガポールを満喫していただきたいです!
シンガポールの治安:発生しやすい犯罪
シンガポールは重犯罪が多発するほどの危険な国ではないのですが、小さな犯罪は少ないとも限りません。
自分で自分を守る行動は普段から心がけてください。
シンガポールで起こりやすい犯罪を紹介します。
スリ
どこの国でも注意が必要ですが、シンガポールで多い手口の一つでスリです。
駅構内や電車内、観光地などでは特に注意が必要です。
人混みでは、ズボンのポケットやバッグのポケットに貴重品を入れておくとスリに遭う可能性が高まります。
チャックのついたバックに物を入れる等、安全な持ち方を心がけてくださいね!
ひったくり
2人乗りバイクが後ろから近付いてきて、バッグなどをひったくるケースがあります。
歩道は車道側ではなく建物側を歩き、バッグも建物側に持ちましょう。
置き引き
日本では、席を確保しようと荷物を置いておいたりしがちですが、シンガポールでは盗られる可能性もあります。
バッグや財布、貴重品から目を離さないように気をつけてください。
交通事故
シンガポールの交通ルールで注意することは、車優先なことです。
日本だと歩行者が優先なのでびっくりされる方もいるのではないかなと思います。
しかし、シンガポールでは歩行者が車が通りすぎるのを待つのがルールです。
横断歩道ではないところを渡って車にはねられると、歩行者が悪いことになります。
毎回きちんと横断歩道を渡りましょう。
シンガポールの治安:気をつけるべきエリア
シンガポールは小さな国ですが、エリアによって街の雰囲気が違うのも特徴的です。
治安面で気をつけて行動すべき場所を紹介します。
リトルインディア
インド系の人々が集まっているエリアで、24時間営業の大型スーパーのムスタファセンターがあります。
週末は特に人が多いため、スリや盗難なども発生しやすいです。
観光には楽しいエリアですが、貴重品の管理には十分に気をつけましょう。
ゲイラン地区
ゲイラン地区は安いホテルや美味しい屋台グルメも多いエリアで、ディープな雰囲気を感じられる面白い場所です。
その反面、シンガポール唯一の売春街であり、地元でも治安が悪いことで有名です。
女性のみで訪れるのは危険ですので控えてください。
ブギス駅周辺
ブギス駅周辺は、多くの観光や買い物のスポットがあり、観光客はもちろん地元の人たちも多く訪れます。
一方で、交通事故も頻発しているのが事実です。
マナーの悪いドライバーも中にはいるので、街散策する際は自ら注意深く周りをみて行動してくださいね!
シンガポールの治安:知っておくべきルール
シンガポールは厳しい罰金の国で有名です。
ルールが厳しく設定されており、従わなかった場合罰金を課せられる可能性があります。
郷に入れば郷に従えという言葉の通り、シンガポールのルールは外国人観光客でも頭に入れておきましょうね!
⑴ ガム持ち込み禁止
⑵ タンやツバを吐いたら罰金
⑶ ドリアン持ち込み禁止
⑷ 公共の場は基本的に禁煙
シンガポールの治安:海外旅行保険には入るべき?
海外に旅行では勝手がわからず、思いもよらない出来事に遭遇することも考えられます。
物を盗まれることは、自分自身で未然に防げる可能性はありますが、体調不良を起こすことは予想しにくい出来事です。
市販の薬で治らない場合は病院に行く必要がありますが、シンガポールの医療費は実費で払うとなるととても高いです。
金銭的理由で病院に行けず体調を悪化させてしまっては、せっかくのシンガポール滞在が台無しになってしまいます。
そこで、海外旅行保険に事前に加入する事のメリットを上げていきます。
海外旅行保険にわざわざお金を払うのは…と抵抗のある方は、お持ちのクレジットカードに海外旅行保険の付帯があるか確認してみてください。
もしそのクレジットカードに自動の海外旅行保険がついていた場合、海外に出た時点から2〜3ヶ月間、自動的に保険の利用が可能なこともあります。
規定等はカード会社によって様々なので、一度確認してみてくださいね!
シンガポールの治安:犯罪に遭ってしまった場合
シンガポールを旅行中に犯罪に巻き込まれてしまった場合の対処法をお伝えします。
いざという時にパニックになてしまわないよう、事前になんとなくでもイメージしておくことが大切です。
盗難の場合
警察署で事情を説明し、盗難証明書を書いてもらいます。
盗難証明書はパスポートの再発行手続きや、保険会社やカード会社の保証手続きに必ず必要になる書類です。
盗難証明書が手に入ったら、保険会社やカード会社に連絡をして、帰国後書類にて手続きを行います。
パスポートが盗まれた場合
まずは警察に出向いて、盗難を報告します。
パスポートが盗まれたという証明書(ポリスレポート)を発行してもらわなければなりません。
その証明書を持って最寄りの日本大使館に行き、旅券の失効手続きをします。
手続きをスムーズに行うためにも、予めパスポートの番号を控えておく、コピーや写真をとっておくことをおすすめします。
暴行の場合
まずは警察に行き、暴行を受けた被害届けを出しましょう。
その後、検査を受けたいという意志を伝えましょう。
シンガポールには日本人医師が常駐しているクリニックがいくつもあります。
きちんと怪我の状況や症状を伝えて、適切な治療を受けてください。
日本の健康保険が効かないので、診察費用や治療費用はかなり高額となってしまいます。
料金について不安であれば、事前にチェックしましょう。
海外旅行保険に入っていくことをおすすめします。
まとめ
シンガポールの治安について紹介しました。
基本的には安全に過ごすことが出来るのですが、気をつけるべきエリアやポイントがありました。
起こりやすい犯罪は事前に把握した上で、安心してシンガポール滞在を楽しんで頂ければと思います!
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