こんにちは、Takoです!
泡盛といえば皆さん何を想像しますか?
土の匂いと例えられる風味、強いアルコール度数などお酒好きにだけ好まれるお酒のイメージが強いと思います。
しかし、泡盛も種類によっては味わいが全く違います。
初心者でも十分美味しく味わえるお酒で、ぜひおすすめしたいです。
そして、泡盛が豊富に味わえるのが沖縄です!
沖縄には実に多くの泡盛が作られていて、県民にも泡盛文化が根付いています。
今回は、沖縄のお酒「泡盛」にスポットを当ててみました。
味の特徴やぴったりのおつまみなど、チェックしてみてくださいね♪
・沖縄のおすすめ泡盛:①残波(ざんぱ)
・沖縄のおすすめ泡盛:②久米島の久米仙
・沖縄のおすすめ泡盛:③瑞穂(みずほ)
・沖縄のおすすめ泡盛:④泡波
・沖縄のおすすめ泡盛:⑤琉球王朝
・沖縄のおすすめ泡盛:⑥白百合
・沖縄のおすすめ泡盛:⑦花酒(はなさき)
沖縄の泡盛とは?
まず最初に、どういったお酒を「泡盛」というのかご説明したいと思います。
焼酎は蒸留の回数によって乙種と甲種に分けられ、泡盛は乙種に分類されます。
乙種の焼酎は単式蒸留と呼ばれる方法で蒸留が行われ、お酒本来のクセや香りが生まれやすい製法で作られます。
さらに一般的に泡盛は黒麹というクセが出やすい麹に、同じくクセが強いタイ米を使用することで泡盛の独特の風味を生んでいます。
蒸留技術がタイから伝わったことからタイ米が使用されるようになりましたが、黒麹も沖縄の気候に栽培が適していたため使われるようになりました。
沖縄で泡盛が盛んな理由がわかってもらえたと思います。
沖縄のおすすめ泡盛:①残波(ざんぱ)
沖縄料理店で必ずといっていいほど置かれている泡盛は「残波」だと思います。
「残波」には黒と白の2種類があり、度数によって分かれています。
「残波 黒」は度数が30パーセントとアルコール度数が高めに設定されているのでバランスの良い泡盛として幅広く「ザンクロ」の呼び名で親しまれています。
王道にロックで頂くのがおすすめです。チャンプルーなどの炒め物と相性が良いと思います。
一方、「残波 白」は度数が25パーセントの泡盛で、度数が低めに作られているだけでなく香りも穏やかに作られているので女性にも人気が高いです。
ロックでももちろん美味しいですが、水割りにすることで飲みやすいフルーティな味わいになりますよ!
沖縄のおすすめ泡盛:②久米島の久米仙
「久米島の久米仙」は沖縄県内最大規模の泡盛メーカーとして沖縄を代表しています。
「久米島の久米仙」の製法は伝統的な製法にこだわっていて、味わいもオーソドックスな泡盛の風味を感じる事ができます。
伝統的な泡盛の風味をシンプルに感じるにはロックがおすすめですが、炭酸割りも相性が良いです。
ラフテーなど脂っこい沖縄料理の脂を炭酸割りで流し込みながら味わうのも美味しいですよ!
沖縄のおすすめ泡盛:③瑞穂(みずほ)
「瑞穂」を製造している瑞穂酒造は首里最古の泡盛の蔵元で、沖縄県内でも2番目に古い老舗メーカーです。
創業が1848年の長い歴史から伝統的な泡盛づくりも行われていますが、先駆けて泡盛梅酒の製造に取り組むなど革新的な泡盛づくりにも取り組んでいます。
泡盛製造の歴史の長さを物語るように古酒の取り扱いが非常に多いです。
「瑞穂 3年熟成」という沖縄県内限定の泡盛もあるので沖縄に訪れた際にはぜひ飲んでみて下さい。
古酒というと普通アルコール度数は40パーセントほどが多いですが、「瑞穂 3年熟成」の場合30パーセントと泡盛古酒の中では低い部類になっています。
低いアルコール度数で口当たりは柔らかなものの、古酒特有のまろやかさ、甘い香りがあるので女性に特に親しまれる味わいの泡盛です。
古酒を初めて飲む方にも最適な泡盛ですよ!
沖縄のおすすめ泡盛:④泡波
「泡波」は都内では1杯2,000円のプレミア価格がつくほどの高級泡盛とされています。
一方で沖縄県内では他の泡盛と同様の価格で購入できるので、沖縄県民には馴染みの深い泡盛です。
沖縄県以外で価格が高騰している理由は製造数の少なさからで、「泡波」の製造は現在家族4人のみで行われています。
4人という少ない人数で製造していることから、生産量も限られているため都内では価格が高騰しているんですよ。
沖縄県内の製造に関しても日常的に店頭に並べる為の泡盛というよりは、島民行事に合わせての製造をメインに行われています。
その為製造スケジュールも島民行事に合わせて組まれているので、少ない人数でも生産が追いついているという訳なんです。
「泡波」も沖縄を訪れた際に飲んでみてほしいです。
都内でプレミア価格で購入することも可能ですが、島民行事に欠かせない存在として沖縄県民に寄り添っている「泡波」なので、現地の雰囲気も含め一緒に味わってみてほしいです。
沖縄のおすすめ泡盛:⑤琉球王朝
「琉球王朝」の最大の特徴は古酒であるという点です。
古酒は長期間熟成させたお酒のことを指し、長時間の熟成により独特の風味がまろやかになっています。
クセがまろやかになっただけでなく、泡盛本来が持つ甘みも長期間の熟成によって感じられるようになっています。
普通の泡盛は飲めないものの古酒の泡盛は飲めるという方も多いので、今まで泡盛が苦手な方にもぜひ試してもらいたい日本酒です。
アルコール度数自体は40度と高く、甘みはありつつもパンチは十分強いのでロックでゆっくりと飲んでみてはいかがでしょうか。
沖縄のおすすめ泡盛:⑥白百合
「白百合」の香りは泡盛の中でも特に独特で有名です。
土の匂いとも例えられる匂いで苦手な方は苦手かもしれません。
しかし、その独特の匂いも人気の理由で、泡盛好きにとってパンチのある泡盛の代表として人気が高いです。
「白百合」の独特の風味を感じるにはロックもいいですが、水に割ることでその独特の風味がまろやかにわかりやすくなります。
氷が溶けていくごとに風味自体も徐々に柔らかく、独特の匂いも心地よくなっていくので泡盛好きの方はぜひ飲んでみてください。
筆者は「白百合」の水割りを飲みながら沖縄の新鮮なお刺身をいただくのが大好きです!
沖縄のおすすめ泡盛:⑦花酒(はなさき)
「花酒」はなんとアルコール度数60パーセントです。
私も最初にアルコール度数表記を見た瞬間目を疑いました(笑)。
琉球文化の冠婚葬祭行事に用いられることから「花酒」のような高アルコール度数の泡盛が生まれましたが、日常的に嗜むお酒としても親しまれている泡盛です。
アルコール度数が高いので冷凍庫に入れても凍りません。
冷凍庫で冷やすことでトロっとした口当たりの「花酒」を味わう事が出来ます。
ロックで時間をかけながら飲んでも「花酒」のパンチの中にある香りや旨みが徐々に感じられるようになるので色々な飲み方が可能な泡盛だと思います。
ぜひ自分好みの飲み方を見つけて、パンチの強い味わいの奥にある味わいを感じてみて下さい!
まとめ
今回は、沖縄のお酒から様々な種類の泡盛をご紹介しました。
都内でも入手できる泡盛や、沖縄県内で入手可能な泡盛もご紹介させてもらいました。
もちろんお酒として皆で楽しむ為の泡盛の側面に加え、沖縄の文化を反映したような泡盛の側面がある事がお分かり頂けたと思います。
美味しさの奥にある泡盛の背景、歴史にも思いを馳せながら味わってみてはいかがでしょうか?
mirumiの記事に いいね!しよう お出かけの最新情報をお届けします |