こんにちは!
高校時代にシンガポールのインターナショナルスクールに通っていたエマです。
当時は、通学や友達と遊びに行く際必ず地下鉄を使っていたので、乗りこなしていたのが今となっては懐かしいです♪
シンガポールは国土が狭いだけあり、このMRTがあれば1日で国をぐるっと一周する事もできますよ!
今回は、シンガポールの優秀な交通機関“MRT”に焦点当てて、基本情報と利用方法について紹介したいと思います。
・シンガポールの地下鉄:なぜMRTが主要交通機関なの?
- ①本数が多い
- ②駅が多い
- ③価格が安い
- ④治安がいい
・シンガポールの地下鉄:チケットの買い方
・シンガポールの地下鉄:カードの選び方
- ①Standard ticket(スタンダードチケット)
- ②Singapore Tourist Pass(シンガポールツーリストパス)
- ③EZ-linkカード
・シンガポールの地下鉄:注意点・禁止事項
シンガポールの地下鉄:MRTとは
そもそも、MRTって何?と思われる方もいらっしゃると思います。
MRTとは、「Mass Rapid Transit(マス・ラピッド・トランジット)」と呼ばれる地下鉄のことです。
この名称はシンガポールに限らず、台湾やタイにもあり、最近ではインドネシアのジャカルタにも開通したようで、人々の生活を豊かにする大きな影響を与えている乗り物です。
シンガポールの地下鉄:なぜMRTが主要交通機関なの?
シンガポールは東京都よりも面積が狭いほど小さな国です。
車を所有していたらMRTに乗る機会は減るかもしれないですが、ほとんどの人はこの地下鉄を利用します。
シンガポールで車を持つ事はステータスのひとつでもあるくらいお金がかかることだからです。
バスも便利ですが、道が混んでいた場合遅延する可能性も考えられます。
タクシーも、市内ではどこでも走っていますし、ドアtoドアで目的地へと行けるので便利です。
でも、毎回乗っていたらお金が吹っ飛んでしまいますよね。
そこで、強い味方MRTの登場です!
①本数が多い
基本的に遅延しないし本数も多いので、主要駅であればあまり待たなくても乗れます。
②駅が多い
シンガポール中を走っているので、市内はもちろん空港も簡単に行けてしまいます。
③価格が安い
料金設定も安心価格で、カードの種類によりますが、0.77$〜2.5$(約60円〜190円)の間で移動できます。
④治安がいい
清潔感があり、地下鉄だけど治安の心配はいらないです。
シンガポールの地下鉄:チケットの買い方
続いて、シンガポールの地下鉄の乗り方についてご紹介します。
まずは、地下鉄に必要なチケットを買いましょう♪
MRTは、主に5つのカラーに分けられて運行されています。
緑色は東⻄線(East West Line)、赤色は南北線(North South Line)、紫色は東北線(North East L サークル線(Circle Line)、⻘色はダウンタウン線(Downtown Line)です。
どこの駅にもチケット等購入する発券機、通称「GTM」が設置されているので、機械に従って操作するチケットが買えます。
まず、英語、中国語、マレー語、ヒンドゥー語から分かる言語をタップします。
日本語は残念ながらありません。
スタンダードチケットを買う場合は、次の画面でマップが見られます。
マップから自分の行きたい目的地を探しタップすると、金額と駅名が表示されるので、片道か往復にするか選びます。
最後に紙幣やコインを投入して購入完了!
ICカードが出てきます。
もし発券機の使い方が難しい場合は、スタッフのいるカウンターに聞きに行く、もしくはカウンターで購入してもいいかもしれません。
シンガポールの地下鉄:カードの選び方
シンガポールの地下鉄で使うICカードについて詳しく説明します。
どの種類を買えばいいのか、参考にしてください♪
①Standard ticket(スタンダードチケット)
スタンダードチケットは、1番オーソドックスなチケットです。
紙のチケットですが、ICが中に入っているのでタッチで入場できます。
目的地を選択すると、今いる地点からその目的地に合わせた金額が提示されます。
料金を支払うと、写真のようなカードが出てきます。
スタンダードチケットを使う際のポイントは、1回きりのチケットかも6回まで使えるチケットかを選べる点です。
30日間の有効期限内に6回の利用を達成したら、10セント戻ってくるシステムです。
日をまたいでも大丈夫なので、短期の旅行なのであれば挑戦してみるのもおすすめ!
②Singapore Tourist Pass(シンガポールツーリストパス)
シンガポールツーリストパスはその名の通り、旅行客用の乗り放題カードです。
1日乗り放題は20$(約1,550円)、2日乗り放題は26$(約2,000円)、3日乗り放題30$(2,320円)という価格設定です。
デポジットが事前に10$入っているので、購入日から5日以内だとMRTのカウンターで10$払い戻してもらえます。
ちなみに、乗り放題の時間が終わってもまだ乗りたい場合、そのカードにチャージしたらそのままEZ-linkカードと同じように使えます。
ツーリストパスを購入出来る場所は限られています。
・チャンギ国際空港駅(Changi Airport)
・オーチャード駅(Orchard)
・チャイナタウン駅(Chinatown)
・シティ・ホール駅(City Hall)
・ラッフルズ・プレイス駅(Raffles Place)
・アン・モ・キオ駅(Ang Mo Kio)
・ハーバーフロント駅(HarbourFront)
・ブギス駅(Bugis)
③EZ-linkカード
EZ-linkカードはICの入ったチャージ式のカードで、日本で言うPASMOやSuicaのようなものです。
機械での購入ではなく、係のいるカウンター(Passenger Service)で購入します。
初回購入時にデポジットとして5$、チャージ分の7$の計12$(約930円)をまず支払います。
あとは、機械でお金をチャージできます♪
MRT以外でも、バスやホーカー(屋台)など使える幅が広がっているようなので、!枚持っているとかなり便利です。
このカードには有効期限があり、カード購入日から5年です。
期限をこえると残金も戻ってこないので注意!
有効期限切れのカードも、MRTのカウンターに持っていけば3$でカードを復活させることもできます。
シンガポールの地下鉄:注意点・禁止事項
シンガポールては規則が沢山あることでも有名ですが、もちろん電車の中でも守らないと行けないルールがあります。
日本とは違う文化なので、禁止されていることも確認しておきましょう!
・飲食
・喫煙
・可燃液体の持ち込み
・ペット/動物の持ち込み
・ドリアンの持ち込み
これらが見つかると罰金が課せられます。
この飲食の中には水等の飲み物も含まれています。
日本では大丈夫でも、シンガポールでは罰金の対象になります。
快適に安全に利用するために設けられている決まり、シンガポールの地下鉄に乗る際は気をつけてくださいね!
まとめ
今回は、シンガポールの地下鉄MRTについてご紹介しました。
日本と似ている部分もありますが、気をつけないといけないこともありましたね。
シンガポールの地下鉄はシンプルなので、東京のようなややこしくてわからなくなる事は少ないかと思います。
ぜひ、MRTに乗って快適なシンガポール滞在を楽しんでくださいね!
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