こんにちは!シンガポール在住の旅行好きUmiです。
今回は、シンガポールの祝日について解説します。
それぞれの祝日と関連イベント、そして祝日で気をつけたい点をご紹介します♪
特定の祝日にしか入れない貴重な観光スポットの情報も必見です!
・シンガポールの祝日:2020年のスケジュール
・シンガポールの祝日:関連イベント
- 1月1日:元旦
- 1月25日、26日(※):旧正月
- 4月10日(※):グッドフライデー
- 5月1日:メーデー
- 5月7日(※):ベサックデー
- 5月24日(※):ハリラヤ・プアサ
- 7月31日(※):ハリラヤ・ハジ
- 8月9日:ナショナルデー
- 11月14日(※):ディパバリ
- 12月25日:クリスマス
・シンガポールの祝日:大統領官邸に入るチャンス!
・シンガポールの祝日:旅行で気をつけたいこと
多様性を示すシンガポールの祝日
シンガポールは多民族国家であるうえ、宗教も多く存在します。
そのため、民族・宗教がらみの祝日が多いです。
祝日が近づくと、その民族・宗教関連のイベントが行われることが多く、街が一層賑やかになります。
シンガポールの祝日は年間で11日。
ちなみに日本の祝日は年間で16日、さらに、会社員などの場合はお盆休みや、年末・年始休暇が追加される場合が多いと思います。
しかし、シンガポールは会社員であってもそういった休みはゼロ。
大型連休がほとんどないので、土日に祝日がつながって3日間の連休になると、「ロングウィークエンド」と呼んで旅行計画を立てる人が多いです。
シンガポールの祝日:2020年のスケジュール
2020年のシンガポールの祝日は下記の通りです。
※印がついている祝日は、毎年日にちが変わる祝日です。
その他の祝日は固定日で、毎年同じです。
シンガポールの祝日:関連イベント
それぞれの祝日の説明と、関連するイベントについてご紹介します。
シンガポールらしいイベントも多いので、旅行の時期を決める参考にしてください♪
1月1日:元旦
グレゴリオ暦の新年。
シンガポールは旧正月を盛大に祝うので、1月1日はただの祝日で特別なイベントはありません。
大みそかの12月31日は、マリーナベイエリアやクラークキーなどでカウントダウンイベントがあります。
1月25日、26日(※):旧正月
旧暦の新年で、中華系の祝日です。
国民の約70%が中華系のシンガポールでは、旧正月こそがメインのお正月です。
毎年、1月に入ると街は少しずつ年末モードになります。
縁起物のお菓子などがスーパーや特設会場で売られ始め、街は縁起が良いとされる赤のデコレーションが増えます。
チャイナタウンの旧正月のライトアップは風物詩です!
4月10日(※):グッドフライデー
グッドフライデーは、イエス・キリストが十字架にかけられて処刑された日です。
3日後はイエス・キリストが復活した日のイースターで、欧米諸国では復活祭としてイースターエッグの飾りつけなどで盛大に祝います。
シンガポールではイースターは祝日ではなく、この時期の関連イベントもあまりありません。
5月1日:メーデー
世界的にもポピュラーな、労働者のための祝日。
レイバーデーとも呼ばれます。
5月7日(※):ベサックデー
ブッダの生誕日。
仏教徒のための祝日です。
5月24日(※):ハリラヤ・プアサ
イスラム教徒の神聖なラマダン(断食)明けを祝う祭日。
ラマダンは1か月にもおよび、ハリラヤ・プアサはイスラム教徒にとって最も大切な祝日のひとつです。
この時期の風物詩になっているのが、「ゲイラン・セライ・バザール」。
マレー系が多く住むゲイラン地区に、大型の野外市場が出現し、食べ物や服、ゲーム、絨毯まで、色々な屋台が立ち並びます。
昼間は断食を行っている人々が、夜になるとバザールに集まり、食べ歩きを楽しみます。
夜のライトアップも毎年趣向がこらされ、圧巻ですよ!
ゲイラン・セライ・バザールは、パヤレバ駅が最寄り駅です。
多くの人で賑わうので、駅を降りたらすぐに分かりますよ。
7月31日(※):ハリラヤ・ハジ
犠牲祭とも呼ばれる、イスラム教徒の祭日。
敬けんなイスラム教の信者たちモスクに集まり、ヒツジやヤギの生け贄を差し出し、祈りをささげるという儀式が行われます。
8月9日:ナショナルデー
シンガポールの建国記念日。
1965年にマレーシア連邦から正式に独立した日で、盛大に祝います。
NDPと呼ばれているNational Day Parade(独立記念日パレード)はナショナルデーの目玉イベント。
マリーナベイエリアで行われるイベントで、ライブバンド、ダンスパフォーマンス、航空ショー、花火などで建国記念を祝います。
軍隊マーチングバンドによる大規模なパレードとともに行われ、国営テレビでは一部始終をライブ配信するなど、シンガポール国民には欠かせないイベントです。
残念ながら、イベントのチケットを入手できるのはシンガポール国民と永住権を持った人のみなので、観光客が会場でイベントを見ることはできません。
少し離れた場所からも花火や航空ショーは見え、大音量のパフォーマンスも聞こえてくるので、イベントの熱気を感じることができますよ♪
11月14日(※):ディパバリ
悪に対する善の勝利を祝うヒンズー教の祭日。
光の祭典としても知られています。
ディパバリの1か月前後には、リトルインディア一帯がライトアップされます。
無数の光のアーチは圧巻!
ライトアップの他、リトルインディア内には特設テントが設置され、食べ物やインド雑貨の屋台が立ち並びます。
12月25日:クリスマス
イエス・キリストの生誕日。
国民の2割程度がキリスト教徒のシンガポールでは教会が多く、この時期になると教会でのイベントも多く増えます。
ショッピングモールが立ち並ぶオーチャードロードは、11月中旬ごろからクリスマスのデコレーションが始まります。
オーチャードロード自体がライトアップされるほか、各ショッピングモールも毎年趣向をこらしたイルミネーションを施し、街がとても華やかになります♪
シンガポールの祝日:大統領官邸に入るチャンス!
シンガポールの大統領官邸「イスタナ」は、年に5回、一般公開されています。
一般公開日は、毎年下記の祝日に設定されています。
※括弧内の日にちは2020年のもの。
・旧正月(1月26日)
・メーデー(5月1日)
・ハリラヤ・プアサ(5月24日)
・ナショナルデーの2週間前の日曜日(7月26日)
・ディパバリ(11月24日)
イスタナはオーチャードロードにあり、ショッピングモールのPlaza Singapura(プラザシンガプーラ)に隣接しています。
東京ドームの約9倍にあたる広大な敷地内には、国賓などが招かれる官邸の他、ゴルフコースまであります。
優雅なコロニアル様式の官邸内では、各国の要人からシンガポール大統領への贈答品などの展示も見られます。
よくニュースなどで映し出される、談話室のような部屋も見学可能ですよ♪
イスタナの一般公開日には、コンサートやフェイスペインティングなどの無料イベントが行われます。
年に5回しか入れるチャンスがないので、予定が合えばおすすめです♪
シンガポールの祝日:旅行で気をつけたいこと
シンガポールのほとんどの祝日は、観光に影響することはほとんどないでしょう。
観光名所やお店、レストランの営業時間が平日・土日と少し異なるところもある、という程度です。
ただし、気をつけたいのが旧正月!
1年で1番重要な位置づけの旧正月は、お店やレストランががこぞって休みになります。
特にホーカーなどの小さい個人商店は、旧正月休みとして1週間以上閉める店も少なくありません。
スーパーやチェーンのレストランやカフェも例外ではなく、旧正月の1日前(大晦日にあたる日)は、午後は閉店してしまうところが多いです。
そして祝日の旧正月1日目は、多くが店を閉め、街はかなり静かに。
特に、中華系の店はほとんど閉まってしまうので、要注意です!
まとめ
以上、シンガポールの祝日について解説しました。
祝日に関するイベントをチェックしておくと、観光ルートを立てる参考になりますよ♪
また、旅行時期を決める参考にもどうぞ!
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