皆さん、こんにちは!
先日、動かなくなっていたテレビを修理してもらったlkumaです。
国外でも知名度の高い日本の都市といえば「京都」。
最近では海外からの観光客に向けたサービスも多く始まり、人気となっています。
そんな時にご紹介したいのが、京都の東山の辺りにある「南禅寺(なんぜんじ)」。
果たして、どのような観光地になるのか、こちらでチェックしてみましょう!
- 拝観時間
- 拝観料
・京都の南禅寺:三門
- 三門とは
- 三門の構造
- 三門からの眺め
・京都の南禅寺:建築物
- 南禅院
- 法堂
- 本坊
- 水路閣
・京都の南禅寺:庭園
- 方丈庭園
- 小方丈庭園
- 六道庭
・京都の南禅寺:歴史
・京都の南禅寺:アクセス
- 車でアクセスする方法
- 電車でアクセスする方法
京都の南禅寺:拝観方法
京都でも人気の観光地、南禅寺。
まずはその拝観方法について、まとめてみました!
拝観時間
初めに南禅寺の拝観時間について確認しましょう。
南禅寺では、季節によって拝観時間が変動するようになっています。
まず春ごろの3月1日から秋の終わりである11月30日までは、午前8時40分から午後5時まで拝観できます。
拝観受付は、20分前の午後4時40分までです。
そして12月1日から2月28日までの冬の期間中は、午前8時40分~午後4時30分まで拝観できます。
つまり拝観受付が30分短くなるわけですね。
また年末の12月28日から31日までの年末は、拝観ができないようになっています。
そのため、年末の京都旅行を考えている場合は注意が必要ですね。
拝観料
そして南禅寺では、拝観料がいる場所といらない場所があります。
こちらでそのルールを確認しましょう。
まず三門という門に入る場合は、大人1人で500円の料金がいります。
ただし30人以上の団体で利用する場合、団体割引で安くできます。
そして「南禅院」という場所では、大人1人で300円の拝観料が必要です。
しっかり用意しましょう。
「方丈庭園(ほうじょうていえん)」という庭では、大人1人で500円の料金が必要です。
高校生なら400円、小・中学生なら300円です。
拝観料に合わせて、お参りの際に入れるお金も必要です。
あわせて準備しておくと良いでしょう。
京都の南禅寺:三門
南禅寺で見ておきたい建築物といえば、南禅寺の正門である「三門(さんもん)」。
「山門」とも表記します。
三門とは
この三門は、仏教で悟りを開く時に理解する必要のある3つの考え「空」「無相」「無作」を表しています。
特に立派な上層の楼を「五鳳楼」と呼んでおり、日本三大門と呼ばれるほどの威容を誇っています。
この門ができたのは永仁3年(1295)のこと。
公家の西園寺実兼(さいおんじさねかね)によって寄進され、その後、新三門に改築されたのですが、文安四年に起きた火災で焼失しました。
その後、寛永5年(1628)に藤堂高虎(とうどうたかとら)が、戦死した家来を弔うため、再建を行います。
この時、現在の三門となりました。
三門の構造
三門は、正面の大きな門と、その両脇に小さな門が付いています。
正面の門は「五間三戸(ごけんさんと)二階二重門」という構造で作られています。
まず1階は柱によって5つに仕切られています。
そして真ん中の三つの間に、両開きの入り口があります。
1階が和風の造り、2階が中国風の造りです。
2階の楼上内の中央には、本尊のお釈迦様が置かれ、その横にも他の神様の仏像などが置かれています。
門の高さは約22メートル。
明治32年(1899)には国から重要文化財の指定を受けています。
三門からの眺め
門の高さが22メートルというのもあって、三門からの眺めはとってもすばらしいです!
南禅寺の中心に向かって延びる石の道や、京都市内までその広々とした空間をじっくり見つめていられます。
この眺めの良さは昔から有名でした。
そのことは江戸時代の歌舞伎の演目「楼門五三桐」から伺えます
こちらの演目では江戸時代の大泥棒「石川五右衛門」が、三門からその景色を見ます。
その時に出た言葉が、あの有名な「絶景かな、絶景かな……この五右衛門の目には値万両、万々両」なのです。
ぜひ歌舞伎の舞台にもなった、門の上からの景色をご覧くださいませ。
京都の南禅寺:建築物
その他にも南禅寺の見どころといえる建築物はいくつもあります。
どのような建築物があるのか、こちらでチェックしてみましょう♪
南禅院
南禅寺にあり、かつて天皇の離宮と南禅院。
初めて作られたのは今から700年以上前の1289年のことです。
現在の庭園は徳川綱吉の母親の寄進によって、1703年に再建されたもの。
庭園の隅には、この離宮を初めて作った亀山法王の墓も置かれています。
庭園は当時の面影を残したもの担っており、周囲には木々が生い茂っております。
また離宮の左奥に滝口の石組みが組まれた他、竜の形に作られた「曹現池」という上池もあります。
建物を眺めていると、自然に心静かになることでしょう。
法堂
法堂というのは、お寺の中でも公式の法要などを行う時に使われる場所です。
そのため現在の南禅寺の中でも、中心的な建物となっています。
しかしながら、これまでに法堂は何度も壊れてしまっています。
例えば創立時の法堂は、応仁の乱によって崩壊しています。
その後、1479年に復興した法堂も、1893年の火災によって焼失。
なかなか大変な目にあっています。
しかし1909年に再建した現在の法堂は、内部に釈迦や菩薩を置いた立派な物。
ぜひお参りに立ち寄って見てください。
本坊
どこかのんびりした雰囲気のある建物が「本坊」。
白い壁に黒目の木材が区切りを入れており、すっきりとした印象に綯っています。
この本坊では御簿さんたちが生活をしています。
また有料ながら、こちらで抹茶を味わうこともできますよ!
水路閣
そして南禅寺の境内に置かれている中で、なかなか物珍しい物になっているのが「水路閣」。
こちらは琵琶湖の水を取り分けるため、明治時代に作られた水路となっています。
水路は煉瓦作りのアーチになっており、堂々とした雰囲気が漂います。
西洋風な建物にも関わらず、南禅寺の様子に不思議とぴったり合っています。
その様子からサスペンスドラマの舞台として、撮影に使われることもしばしば。
ドラマ好きの方には、見覚えのある場所になっています!
京都の南禅寺:庭園
その他、南禅寺は庭園もとてもキレイな場所になっています。
その庭園をこちらで確認してみましょう。
方丈庭園
初めに紹介するのが「方丈庭園」。
こちらは江戸時代の小堀遠州と伝えられている庭園です。
東西に細長い地形となり、大きな石組みを右奥に配しています。
そして前方と右手は白砂が敷かれており、ゆったり広々とした空間になっています。
歴史的に見ても評価の高い庭園になり、江戸時代初期の代表的な枯山水庭園とされています。
拝観料は必要ですが、それだけの価値のあるすばらしい庭園になっていますよ。
小方丈庭園
「小方丈庭園」は、1966年に作られた庭園です。
「心」の字の形をして作成されています。
落ち着いた雰囲気のある庭園なので、休憩がてら、ゆっくり眺めてみるのはいかがでしょうか?
六道庭
また仏教における戒めの考え「六道輪廻」を表したのが「六道庭」。
杉苔の中に置かれた景石など、こちらも見応えがありますよ!
京都の南禅寺:歴史
南禅寺の歴史は、今から700年以上前の1291年から始まります。
造られたのは、先ほど南禅院に住まれていた亀山法皇。
その南禅寺を任されたのは「大明国師」。
こちらが当時の南禅寺の基礎を作り上げ、今に至っています。
京都の南禅寺:アクセス
魅力的な建築物や庭園の揃った南禅寺。
最後に、そのアクセス方法について解説します。
車でアクセスする方法
始めに紹介するのが車でアクセスをする方法。
南禅寺の近くには駐車場も用意されています。
高速を使用する場合、「京都東インター」という所で降りましょう。
そして三条に行く方面へ6キロほど進むと到着します。
ただしシーズンによっては、道が混雑する場合もあります。
道路状況をラジオなどでチェックしておくと良いですよ♪
電車でアクセスする方法
そのため旅行シーズンに南禅寺に行く際に、おすすめのアクセス方法なのが電車です。
事故などがない限り、遅延せず南禅寺までアクセスできますよ♪
まず京都駅からアクセスする場合、京都地下鉄東西線の「蹴上(けあげ)」駅に行きます。
四条駅で乗り換えするのが便利ですよ♪
その後、蹴上駅から徒歩10分くらいまでの所に、南禅寺があります。
道中には壁がねじ曲がったようなトンネル「ねじりまんぽ」もあります。
また阪急京都本線にある「烏丸」駅などからアクセスする場合は、一旦「烏丸御池」駅などに乗り換えます。
その後は10分程で蹴上駅まで到着します。
まとめ
以上、京都でも名寺という噂の名高い「南禅寺」の紹介でした!
荘厳で美しい建築物や景色が揃っているお寺なので、東山の方に行く機会があれば、ぜひとも行ってみて下さい!
特に秋の季節は、紅葉が大変美しくなっています。
カメラを持っている人は、持参すると良いでしょう♪
==画像提供==
@unazi_travel様
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