台湾に行ったらまずルーローハンを食べに行ってしまう、食いしん坊の旅人KAZUOです。
有名店をいろいろと巡りながら、なぜにこんなに味のバリエーションがあるのだろうか?と驚くこともしばしば!
どこのお店も見た目は正直変わらないですが、今回はその味の奥深さを伝えていきます。
筆者イチ押しのルーローハンをご紹介します!
・台湾のルーローハンって何?
・台湾のルーローハン:丸林魯肉飯(ワンリンルーロウファン)
・台湾のルーローハン:金鋒魯肉飯(ジンフォンルーロウファン)
・台湾のルーローハン:富霸王豬腳(フーバーワンジュージャオ)
・台湾のルーローハン:黃記魯肉飯(ホァンジー・ルーロウファン)
・台湾のルーローハン:玉燕家傳肉粽
・台湾のルーローハン:三元號(サンユエンハオ)
台湾のグルメ事情
台北は東京から飛行機で約4時間、台湾の北部に位置する現在の台湾の首都です。
ソウルや上海に次いで、日本から訪れやすい海外観光スポットとして大人気です♪
中国の文化を継承しながら、日本統治時代の面影を残す独特な街並みがあります。
占いや足つぼマッサージなど、親しみやすい手軽なアクティビティーが魅力。
また、「千と千尋の神隠し」のモデルと噂されている九份への観光も台北が起点になります。
そんな台北は、日本人も大好きな台湾グルメの激戦区です!
まず思い当たるのは、ICE MONSTER(アイスモンスター)に代表される台湾かき氷、そして2019年大ブレークのタピオカミルクティー♪
安くておいしい台湾メシは特集記事もたくさん見かけます。
台北の市場や軒を連ねる屋台は、台湾独自の庶民的な文化の代表格。
台北観光の醍醐味といえます。
台湾のルーローハンって何?
ルーローハン(魯肉飯)は日本でいえば、肉そぼろがけご飯です。
ただしその肉そぼろがめちゃくちゃに美味しい!
豚肉を五香粉や八角などのアジアンスパイスと台湾醤油で甘辛く煮込んで、白米にトッピング。
これでマズイわけがないという鉄板の逸品です。
台湾はお米もひそかに美味しいので止みつきになること間違いありません。
台湾のルーローハン:丸林魯肉飯(ワンリンルーロウファン)
名前の通りルーローハンを看板料理とする台北の超有名店です。
仕込みから3日間かかるというひき肉を使った肉そぼろは絶品。
お値段も日本円で一杯100円前後と圧倒的にリーズナブルなのです。
丸林魯肉飯のもう一つの特徴はおかずをビュフェ形式で選べるところ。
一瞬戸惑いますが、他のお客さんに混じってセルフでお皿に盛り付けるのも旅の楽しみです。
空芯菜とハマグリのスープはおすすめ!
台湾のルーローハン:金鋒魯肉飯(ジンフォンルーロウファン)
ほぼ終日行列ができる、ルーローハンの超有名店「金鋒魯肉飯」。
器がアルミというところがローカル感があって素敵です。
ここのルーローハンは庶民の味。
あまり美しい器より日常を感じさせる食器の方がかえって美味しそうに感じられます。
お味は見た目ほど濃い味付けではなく、深い風味があります。
台北の料理は中国本土の料理に比べて基本的に薄味。
金鋒魯肉飯のルーローハンも日本人好みの味付けでとても食べやすいのです。
人気店なので並ぶことは覚悟して訪れましょう!
台湾のルーローハン:富霸王豬腳(フーバーワンジュージャオ)
台北の中心であるMRT中山駅から松江南京駅あたりは、ありとあらゆる台湾料理の有名店が密集しているエリアです。
オフィスビルが多く、お昼時は行列のできるお店も多いです。
そんななか、いつでもひときわ長い列ができているのが「富霸王豬腳」。
名物は醤油味の台湾風豚足という超有名店です。
豚肉を使った料理はどれもとても美味。
魯肉飯も当然のごとく絶品です!
豚肉のとろける様な柔らかさと絶妙なスパイスがとても良くマッチしています。
オープンから多くの人が並んでいますが、回転はとても速いのでがっかりしないで大丈夫です!
台湾のルーローハン:黃記魯肉飯(ホァンジー・ルーロウファン)
黃記魯肉飯もまた、行列のできるルーローハンの人気店です。
店頭からは分かりにくいですが、お店の中は意外と広くて小ぎれいな感じ♪
なのでキレイ好きの女子でも大丈夫です。
行列はテイクアウトの人が多いので、比較的待たずに入店できます。
黃記魯肉飯には日本語のメニュー表もあるので、初心者でも安心してオーダーできます。
「メニューが読めない!わからない!」と困ってしまうことも、黃記魯肉飯ならありません。
待ち時間にメニュー表の写真を撮っておきましょう。
他の店でも、料理のイメージがしやすくなります。
ちなみに筆者は世界中どこでもそうしています(笑)。
台湾のルーローハン:玉燕家傳肉粽
食べ物がおいしい屋台が多い夜市として有名な寧夏路夜市(ねいかろよいち)。
寧夏夜市を訪れたなら、「玉燕家傳肉粽」は絶対に外せないルーローハンの名店です。
ルーローハンをオーダーしたら豪快に汁を追加してもらいましょう。
うま味の溶け込んだ肉汁をつゆだくにして食すのが地元流。
白米にしみ込んだ豚肉の奥深い風味をかき込み気味に楽しんでください。
台湾の美食の前では気取りは禁物です。
雰囲気も味わう事で美味しさは何倍にもなりますよ♪
ぜひお試しください。
台湾のルーローハン:三元號(サンユエンハオ)
タレントの渡辺直美さんおすすめのお店として日本でも有名になった「三元號」。
80年の歴史を誇る老舗店で、地元の人に長く愛されています。
熱々のご飯に多めの汁が特徴のルーローハンは見た目よりかなりあっさりしています。
スパイスにひねりがあって昔ながらの素朴な味を満喫できます。
合わせるのはもう一つの看板メニュー魚翅肉羹湯(ユーチーロウガンタン)、フカヒレと豚肉のスープはちょっと強めの塩味で、ルーローハンにピッタリとマッチします。
日本語メニューもあるので安心して訪問してください。
まとめ
台湾のソウルフードであるルーローハン。
台北にあるルーローハンの名店を紹介しました。
ルーローハンの見た目にあまり大差はありません。
紹介した6店舗それぞれ全く違う風味をしている…これこそがルーローハンの醍醐味だと言えます。
現地の雰囲気を思う存分感じながら、ぜひ食べ比べて下さいね。
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