こんにちは!韓国在住のジェニーです。
日本から気軽に遊びに行ける隣国、韓国。
かわいいファッションや韓国コスメ、マッサージ、美味しいグルメなど、いろいろな楽しみ方ができます。
ところで、旅行で一番大事なお金のことって詳しくご存知ですか?
今回は、韓国のお金について説明していきます!
・韓国のお金:ウォンの紙幣
・韓国のお金:ウォンの硬貨
・韓国のお金:両替ってどこでするの?
・韓国のお金:キャッシュレス文化
・韓国のお金:旅行で現金を使う時の注意点
・韓国のお金:物価
- コンビニ
- 交通費
- 家賃
- 外食費
韓国のお金:韓国通貨はウォン
韓国の通貨は韓国ウォンと呼ばれ、英語表記はWONもしくはKRW、もしくは₩と金額の前に書かれます。
為替レートは日々変動していますが、今(2019年現在)はだいたい10,000ウォン=1,000円くらい。
韓国ウォンから、ゼロを一個減らせば日本円とほぼ同じになると考えていいでしょう。
韓国のお金:ウォンの紙幣
ウォンの紙幣は50,000ウォン、10,000ウォン、5,000ウォン、1,000ウォンの4種類。
日本円だと5,000円、1,000円、500円、100円ですね。
紙幣によってサイズが異なり、それぞれに違う色がついています。
そして表には韓国の偉人が描かれています。
どんな人物なのか旅行前に豆知識を知っておくと楽しいので紹介します!
◆50,000ウォン:黄色
申師任堂(シン・サイムダン、1504~1551)は、朝鮮時代の女性芸術家です。
5,000ウォン札に描かれている人物ユルゴク・イイの母でもあります。
韓国では「良妻賢母」の象徴的な存在でもあります。
◆10,000ウォン:緑色
世宗大王(セジョンデワン、1397~1450)は、ハングルを作った朝鮮時代の王様です。
ハングル以外にも日時計や水時計を発明し、韓国で一番愛されている王様です。
◆5,000ウォン:赤茶色
栗谷李珥(ユルゴク・イイ、1536~1584)は、朝鮮時代の学者兼政治家です。
韓国儒教の父と呼ばれ、朱子学者として活躍しました。
◆1,000ウォン:青色
李滉(イ・ファン、1501–1570)は朝鮮時代の儒学者です。
教育と儒教の発展に貢献しました。
韓国のお金:ウォンの硬貨
韓国ウォンの硬貨は、500ウォン、100ウォン、50ウォン、10ウォンがあります。
1ウォン、5ウォンもあるそうですが筆者は見かけたことがありません。
実際に流通はほぼしていません。
500ウォン:ツル
100ウォン:朝鮮王朝の武将 李 舜臣(イ・スンシン)
50ウォン:稲穂
10ウォン:塔
韓国のお金:両替ってどこでするの?
韓国旅行に行く場合、どこで両替をすれば一番お得でしょうか?
海外で両替する場合、一般的に空港内はレートが悪いと言われることが多いです。
韓国も同じで、空港では手数料がかなり高く設定されており、両替する場合は少額だけをおすすめします。
一番レートがいいのはソウル内の有名観光地にある両替所!
特に換金所が多い場所は明洞です。
日本語で「両替」と書かれている場合も多いので、見つけやすいです。
手数料無料の両替所も多く、現金を使って旅行したい方は明洞の両替所で替えるといいでしょう。
人の多い街中で高額のお金を換金することに抵抗がある方は、市内にある銀行でも両替が可能です。
銀行に入ると基本的に番号札を受け取る機械の前にスタッフさんがいます。
その人に換金したい旨を伝えると、番号札もしくは場所に案内されるので、そこで替えたい金額を渡しましょう。
場所を問わず換金するときはポスポート提示を求められることも多いです。
肌身離さず必ず持ち歩くようにしましょう。
韓国のお金:キャッシュレス文化
韓国ではキャッシュレス文化が日本より浸透しています。
スーパーで買い物する時も、バスで通勤する時も、居酒屋でお酒を飲んだ時も、支払い方法はカード決済が主流。
カードを使用すればした分だけポイントが溜まったりするなど、お得なシステムも多く、何より早く済ませたいという韓国人の国民性がキャッシュレス文化に合っているのでしょう。
少額でもカード支払いができるので、現金を持たずにカードだけで出かける人がかなり多いです。
とはいえ現金が必要になることも勿論あります。例えば、屋台や自動販売機はカード決済ができないことが多いです。
また現金だと割引になるお店もあったりするので、旅行する時は念のために現金も持ち歩くことをおすすめします。
韓国のお金:旅行で現金を使う時の注意点
お金のトラブルを避けるための行動は日本と一緒です。
・人前で高額のお金を見せるようなことはしない
・大金を持ち歩かない
韓国の治安は良いですが、スリや置き引きに遭ってしまう可能性もゼロではありません。
タクシーに乗るときは、おつりがない場合もあるので、トラブルを避けるためにも小さい紙幣を用意することをおすすめします。
韓国のお金:物価
韓国の物価は日本とさほど変わりません。
数年前は韓国の方が格段に物価が安かったのですが、近年緩やかに物価が上がり、体感上今は日本と大きな差はないように感じられます。
ただし、日本より安いものも勿論あります。
韓国の首都ソウルの平均的な物価を見て行きましょう。
コンビニ
コンビニで売られているものの値段は日本も韓国も変わりません。
ただし、お酒だけは韓国の方がかなり安く売られています。
韓国産のマッコリや焼酎、ビールは特に安く、1本300円以下で売られています。
交通費
ソウルは公共交通機関が発達していて観光地はほぼ全て網羅しています。
地下鉄、バス、KTX(韓国版の新幹線)は、国が運営しているため日本と比べると乗車料金はかなり安いです。
さらに安いのが韓国のタクシー!
日本だとあまり乗る機会がありませんが、韓国では普段の生活でも頻繁に利用します。
タクシーでは韓国語や英語での意思疎通が必須となるので、現地に慣れていない人は公共交通を使うことをおすすめします。
家賃
家賃は日本よりも安いです。
ただし、カンナムなどの地価が高い場所と東京23区の家賃は大きな差はありません。
外食費
韓国の外食費ですが、メニューによっては日本より韓国の方が安かったり、韓国より日本の方が安いものがあります。
全体的に見て外食費は日本よりも若干安いですが、明洞やホンデなどの外国人観光客が多い場所だと東京と大きな差はありません。
観光客が少ないエリアの、地元の方がよく行くようなレストランだと韓国の方が全体的に安いです。
ただし、カフェの料金は日本よりも韓国が圧倒的に高め。
コーヒーとデザートを頼むと、一人1,500円を超えることもしばしばあります。
まとめ
隣の国とはいえ、韓国は社会システムや習慣、文化は日本とは異なることも多いです。
思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、基本的な知識は知っておきたいところです。
お金のこと、万が一のトラブルへの対処法を頭に入れておき、安全に旅を楽しむようにしましょう!
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