皆さん、こんにちは!
大学時代の友達と、久しぶりに会ってきたIkumaです!
様々な寺社仏閣(じしゃぶっかく)が揃っている京都。
その時代の深さに比例して、歴史の深いお寺なども多くあります。
そんなお寺の中でも、特に由緒あるお寺となるのが「西本願寺(にしほんがんじ)」。
京都駅の近くで、広大な境内を持っている名門です。
その歴史の古さもあり、京都では「お西さん」として親しまれています♪
具体的にどんなお寺なのか、こちらで確認してみましょう!
- 拝観時間
- 料金
- 法話
・京都屈指のお寺「西本願寺」:建築物
- 阿弥陀堂
- 御影堂
- 飛雲閣
- 書院・能舞台
- 唐門
- 総門
・京都屈指のお寺「西本願寺」:文化財
- 親鸞聖人影像「鏡御影」
- 三十六人家集
- 教行信証
- 一文字茶碗
・京都屈指のお寺「西本願寺」:アクセス方法
京都屈指のお寺「西本願寺」:拝観方法
京都でも屈指の歴史を誇る西本願寺。
まずは、拝観時間や拝観方法をチェックしましょう!
拝観時間
西本願寺の拝観時間は季節によって変動します。
基本的には、朝の5時30分から夕方17時までが拝観時間となっています。
また本願寺内で特別なイベントがある場合には、拝観時間が変更されます。
例えば2019年の7月27・28日に盆踊りが行われた時には、北側の境内が長く解放されたようです。
朝早くから営業しているので、連泊で京都に行く時には、朝に訪れてみるのも良いでしょう。
大きな境内をのんびり散策できますよ♪
料金
西本願寺の拝観料金は、無料です。
中に入るのに、料金は必要ありません。
お金が必要になる場面は、お賽銭を入れる時などですね。
また、お守りなどを購入したり、おみくじを引くときなどに小銭が必要になるかもしれません。
法話
西本願寺で、こまめに行われるイベントが法話です。
法話とは、西本願寺内にいるお坊さんがしてくれる説法を聞くことができるというものです。
法話は興味があれば気軽に参加できるそう♪
特に昼の時間帯に行われる法話は、利用しやすいと思いますよ!
京都屈指のお寺「西本願寺」:建築物
西本願寺の拝観方法がわかった所で、続いてはその建築物について見てみましょう。
歴史のある西本願寺だけに、貴重な建築物も多いです。
拝観前にあらかじめチェックしてみましょう!
阿弥陀堂
宝暦10年、1760年に再建されたのがこの阿弥陀堂です。
東西には42メートル、南北には45メートル、高さは25メートルと、西本願寺を代表する非常に大きな建物です。
中央には阿弥陀如来の木像が置かれています。
また両脇には、インドや中国などで活躍したお坊さんや、日本の聖徳太子の像が置かれています。
御影堂
御影堂は、そのお寺を開いた人の像を飾る場所です。
この西本願寺では、浄土真宗(じょうどしんしゅう)の開祖でもある「親鸞聖人(しんらんしょうにん)」の像が安置されています。
現在の御影堂は、寛永13年、西暦だと1636年に再建されたものです。
つまり300年以上の歴史があるわけです。
それだけに文化財としての価値も高く、国からは国宝という指定を受けています。
ぜひ西本願寺に行った時には、立ち寄ってみましょう。
また親鸞聖人の両脇には、西本願寺の歴代宗主の像が置かれています。
中に入った時には、御利益があるように、しっかり拝んでおきましょう。
飛雲閣
飛雲閣は西本願寺の東南隅にある建築物です。
建物内は所々で柱が細くなっており、まるで宙に浮かんでいるように思えた所から、この名前が付けられています。
構造は3層に分かれています。
まず1層は曲線状の唐破風(からはふ)と、千鳥破風(ちどりはふ)という作りが合わさった屋根になります。
2層の屋根は寄棟造(よせむねづくり)に軒唐破風の形式。
そして3層は寄棟造(よせむねづくり)の形式です。
どれも異なる屋根の形式で、左右も非対称なのですが、不思議と調和した建物になっています。
さらに庭園の方も大変美しいため、見応えのある空間となっていますよ!
またこの飛雲閣と繋がるのが「黄鶴台」。
こちらは床の高い建築物となり、和風な雰囲気です。
書院・能舞台
本願寺の書院は、桃山時代に発達した書院式の様式を採用しています。
壮大な様式をした建物になっています。
一番大きい所が対面所。
かつては本願寺の門主との対面が行われたそうで、その権威を示すような、豪勢な作りになっています。
また建物内の障壁図や天井にも様々な絵がかかれています。
どの絵も荘厳な作りになっているので、是非じっくりご覧ください!
唐門
唐門は桃山時代の豪華な装飾を施した門。
檜皮葺き(ひわだぶき)・唐破風(からはふ)などという造りをしています。
それだけに門の姿は、素晴らしいの一言。
その美しさ故に、日の暮れるのを忘れてしまうことから「日暮らし門」と呼ばれています。
総門
境内の外にあるのが西本願寺の「総門」。
堀川通を隔てた側に置かれています。
堀川通の発展に併せて、何度か拡張・移転がされています。
2011年には修復もされており、キレイな姿をしています。
京都屈指のお寺「西本願寺」:文化財
西本願寺の中で貴重なものは、建築物だけではありません。
同じくらい歴史のある文化財も保有しています。
親鸞聖人影像「鏡御影」
こちらは親鸞の姿を描いた墨絵になります。
親鸞の堂々とした姿を映し出しており、西本願寺だけでなく鎌倉時代に描かれた似顔絵として、評価が高いです。
そのため、こちらは国宝として指定も受けています。
普段は非公開ですので、イベントなどで公開されている時には、ぜひ見に行ってみてください!
三十六人家集
「三十六人家集」は奈良・平安時代に著名だった歌人36人の歌集となります。
現存する歌集としては、特にキレイな状態で残っており、大変貴重な品です。
歌集はもちろん、写し取られた紙の方も様々な技巧が凝らされており、そちらの評価も高くなっています。
まさしく平安時代の雰囲気を伝える、数少ない資料の一つです。
教行信証
こちらは親鸞によって浄土真宗の教義をまとめた本。
西本願寺では聖典として扱われています。
一文字茶碗
西本願寺が保有している高麗茶碗です。
製造している最中、偶然一文字が入ったため、この名前で呼ばれています。
こちらが送られたのは戦国時代のこと。
当時、西本願寺と戦争をしていた織田信長が、和睦のためにお送りしたものとされています。
京都屈指のお寺「西本願寺」:アクセス方法
西本願寺の所在地は、京都市下京区にあります。
最寄り駅には新幹線の停車する「JR京都」駅や、京都市営地下鉄の「五条」駅が上げられます
歩いていく場合、京都駅からも五条駅からも時間としては10分程で到着します。
ただし京都駅から行く場合は北口から出る方が良いでしょう。
南口から出てしまうと、駅をグルっと回ってしまうので、西本願寺に行くまでかなり時間が経過してしまいます。
5分以上大回りになる可能性もあるので、気を付けましょう。
バスを使用する場合、京都駅から出ている9番、28番、75番のバスに乗りましょう。
その後、バス停の「西本願寺前」で下車してください。
基本的には京都駅からアクセスするのがおすすめです。
ただし四条などから行く場合は、五条駅で降りていくのが早いです、
まとめ
以上、京都でも屈指の有名なお寺・西本願寺の紹介でした。
ぜひ旅行に行った時には、訪れてみて下さいませ♪
mirumiの記事に いいね!しよう お出かけの最新情報をお届けします |