はいさい!沖縄ライターのなかそねです。
今回は、沖縄県にひとつしかない動物園「沖縄こどもの国」をご紹介します。
沖縄こどもの国の魅力や楽しみ方を、沖縄在住の筆者がたっぷりお伝えします!
- ◆アクセス
・沖縄こどもの国:チケット料金
・沖縄こどもの国:園内の見どころ
- ◆フォトスポット
- ◆のりものコーナー
- ◆琉球列島舎アークおきまる
- ◆「サル」の看板にも注目!
- ◆「かば」と我慢比べ?!
- ◆かわいい&かっこいい「チーター」
- ◆動物園のアイドル「ぞう」と「キリン」
- ◆生きたハブが見られる「爬虫類館」
- ◆ライオンフィールドで百獣の王「ライオン」に出会う
- ◆魚のエサやり体験
- ◆池アクティビティも必見!
- ◆順次オープン!工事中のエリア
・沖縄こどもの国:家族連れの注意点
- ◆熱中症にご注意を
- ◆年間パスポートもおすすめ
沖縄こどもの国とは
沖縄こどもの国は、沖縄県内で唯一の動物園です。
日本最南端の動物園とも言われ、沖縄県民はもちろん旅行者からも愛されています♪
ほとんどの沖縄県民が、必ず一度は訪れたことのあるスポットなんですよ!
すごく広い動物園というわけではないので、所要時間はというと、サクサクいけば約1時間?
でも、子供とゆっくり回ったりすれば、一日中いても飽きないかも。
入園ゲートの近くにあるマップをゲットして、自分のペースで回ってみてくださいね♪
沖縄こどもの国のマップは、英語版や中国語版もあり、なんとも国際的なんです。
国際線のLCCがたくさん沖縄に進出したことで、沖縄こどもの国は海外からの観光客も訪れる人気のスポットとなっていますよ!
◆アクセス
沖縄こどもの国へは、那覇市内から車で40分ほどかかります。
一般道で向かう場合は、国道58号線を北へ向かい、伊佐交差点を普天間方面へ右折します。
そのまま国道330号線を走り、イオンモールライカムを通過すると、まもなく「沖縄こどもの国」のゲートが見えてきます。
高速道路を利用する場合は「沖縄南IC」で高速道路を降り、2キロほど走ると到着します。
園内には、500台収容できる無料の駐車場があります。
沖縄こどもの国:チケット料金
沖縄こどもの国に入るには、ゲートすぐの窓口で「チケット」を購入する必要があります。
チケットの金額は、大人でもワンコインととても良心的!
公式サイトでは、チケットを事前に購入することもできます。
ゲート窓口では、クレジットカードおよびSuicaなどの電子マネーは使用できませんでした。
※2019年7月時点
また、200円でベビーカーの貸出しも行なっています。
必要な方は、受付窓口で係の方に声をかけましょう!
沖縄こどもの国:園内の見どころ
続いて、沖縄こどもの国の魅力を現地からリポートしたいと思います。
1番の魅力は、なんといっても沖縄でしか見られない珍しい動物がたくさんいること!
今回は、沖縄在住の筆者が実際に足を運んだ時に「かわいいな」「楽しいな」と思ったポイントをご紹介します。
◆フォトスポット
中央ゲートから右方向に進むと、かわいらしいフォトスポットが見えてきます。
緑でいっぱいの庭園や、パンダが座るベンチも♡
まずはかわいい写真で気分を盛り上げて、動物たちが待つエリアに向かいましょう!
◆のりものコーナー
のりものコーナーには、メリーゴーランドや機関車が並んでいます。
機関車の「テキサス号」と、動物たちが回る「メリーゴーランド」はどちらも200円とリーズナブル。
兄弟連れには嬉しい価格設定です!
◆琉球列島舎アークおきまる
のりものコーナーで十分楽しんだら、「アークおきまる」を目指します。
マップにも「急な坂道」と書いてあるだけあって、この坂道が本当に急…!!
ベビーカーや車椅子の方は、のりものコーナーを直進して「在来家畜コーナー」からの坂道を利用したほうが楽です。
クイズに答えながら坂を登ると、「琉球列島舎 アークおきまる」に到着します。
ここでは「南西諸島弧」に住む生き物たちと出会うことができますよ♪
このように、沖縄に住む鳥や両生類などを観察することができます。
◆「サル」の看板にも注目!
アークおきまるを抜けると、さるなどの霊長目が住むエリアに入ります。
おりの中を飛び回るさるたちは愛くるしく、マンドリルの顔はものすごくインパクトがありました!
また、沖縄こどもの国を歩きながら注目して欲しいのが、園内にある「看板」なんです!
動物に関するこまやかな紹介のほか、ていねいな手書きの文字やユーモアある表現に、ふふっと笑ってしまうこと間違いなしです♡
◆「かば」と我慢比べ?!
沖縄の動物たちが暮らす「在来家畜コーナー」を通りすぎると、カバの池が見えてきました!
と思ったら、夏の暑い日だったためか、カバは奥のほうでじっと動きません。
左下にピョコッと見えるのがカバの背中です。
しばらく眺めても微動だにせず、「せっかく来たのに、動いているカバが見えず残念だな〜」と次のおりへ向かおうとしたところ…
息継ぎのタイミングに、大きな鼻息とともに顔を出してくれました!
たまたま隣にいた親子は、カバと「息を止める長さ比べ」をしていました♪
楽しみ方は無限にあるものですね!
近くのおりにはリクガメがいました。
珍しいカメの鳴き声を聞くことができましたよ♪
◆かわいい&かっこいい「チーター」
動物園の肉食獣たちは、いつも眠そうで、おりの奥の方でゴロゴロしているだけ…というイメージを持っていたのですが、今日の動物たちは動く動く。
まず目に飛び込んでくるのが、時速80キロ以上のスピードで走る猛獣、チーターです。
リラックスしてぐでんと寝転ぶ姿は、猫っぽくてかわいいですね♡
毛並みもツヤツヤとして、まるでぬいぐるみのよう!
おりに近づくと、こちらを向いてくれました。
鋭い眼光と、たくましい足で歩き回る姿は迫力に満ちています。
◆動物園のアイドル「ぞう」と「キリン」
シカ、チンパンジー、アリクイなどのおりを過ぎると、いよいよ動物園のアイドルが並ぶエリアに。
キリンのおりでは、「ワビスケくん」、「キボウちゃん」、「夢ちゃん」の3頭がお出迎えしてくれます。
柵のヘリに置かれた葉っぱをむしゃむしゃ食べる姿がキュート!
3頭とも、体長4メートルを超えており、1日で約15キロもの葉っぱを食べて生活しているそう。
15キロというと、スーパーで売っているお米の3袋ぶん。
体が大きいと、消費するエネルギーも大きくなるのですね!
キリンの隣のおりには、「琉華ちゃん」という女の子のぞうがいます。
およそ10年前に沖縄にやってきた、インド生まれのぞうです。
ぞうはなんと70歳くらいまで生きるそうで、ぞうの琉華ちゃんはまだ19歳とのこと。※2019年時点
まだまだピチピチの女子です♡
◆生きたハブが見られる「爬虫類館」
ぞうのおりの向かいには、「爬虫類館」があります。
「リュウキュウハブ」や「ヒメハブ」といったハブの仲間や、「アオダイショウ」、「ニシキヘビ」などを見ることができます。
沖縄の動物といえば、ハブをイメージする方も多いかもしれませんね♪
ここまでを見終えたら、爬虫類館のとなりにある緑色のらせん階段から、ライオンの待つ「ライオンフィールド」に向かいます!
◆ライオンフィールドで百獣の王「ライオン」に出会う
エレベーターまたはらせん階段から移動すると、4頭のライオンが待つ「ライオンフィールド」に到着します。
ライオンも、チーターと同じように、金網のすぐそばまで寄ってきてくれました。
予想していた以上に元気に動き回るため、「動いていてラッキー!」というより、むしろ少し怖く感じました。
ライオンフィールドは雰囲気がおしゃれ♪
近くにはおみやげなどを扱う「TREASURE」というショップがあります。
◆魚のエサやり体験
沖縄こどもの国では、魚に餌をあげることもできます。
このような体験系のアクティビティは、子供も大喜びします♪
水辺に行くと、レトロな自動販売機と橋が目に入ります。
この自動販売機で売られているのが「鯉のえさ」です。
コイの餌は1箱100円で、箱の中には餌がコロコロ詰まっています。
実は、このえさの販売機は、昔から変わらず設置されているものなんです。
筆者は「子供のころ、両親とえさまきしたなあ」と懐かしく思い出をふり返りました♪
やってくるコイの勢いに興奮して、気前よくえさをばらまくと、小さな箱はすぐに空になってしまいます。
追加のえさをねだる子供と、それをクールに却下する親。
小さい頃には「大人になったら、えさを10箱くらい買って、たくさん撒くんだ…」と思った記憶があるのですが、大人になった今、歩きながらパラパラ撒く分には、ひと箱で十分でした。(笑)
池の上にかかる橋はすっかり新しくなっていたものの、周りでは小さい兄弟が大はしゃぎでえさやりをしていて、ここは昔から変わらず楽しい場所なのだなと感慨深くなります。
◆池アクティビティも必見!
大きなステージの前に広がる原っぱを横切ると、「モーターボート10分100円」「釣り堀200円」の看板を発見しました。
沖縄こどもの国は動物園ですが、ボートや釣りなどのアクティビティも楽しめちゃうんですね♪
「釣り堀、時間無制限200円」
…こんなに安くていいんですか?(笑)
釣り堀の遊び方は、
①受付
②魚のえさ(食パン)、竹の釣ざお、バケツをもらう
③食パンをちぎってこねこねして、釣りえさを作る
④こねたえさを釣り針にかけたら、水中へ投入!
これで、うまくいけば魚がかかります。
釣れるのは、ティラピアやコイといった、全国の池や川によくいる魚たちです。
カラフルさや派手さはありませんが、間近で生きた魚を観察し、手でさわれる滅多にない機会です!
筆者も下手くそながら、隣の釣り人を見よう見まねで挑戦し続けた結果、2匹のティラピアを釣り上げることに成功しました!!
「釣った魚は持ち帰れません」とのことだったので、魚の入ったバケツは係のお兄さんに返却。
時間制限がないのと、仕掛けが単純という点で、釣りの初心者でも十分に満喫することができます♪
みなさんもぜひ、沖縄こどもの国へ行ったらチャレンジしてみてください!
◆順次オープン!工事中のエリア
2019年7月の訪問時には、ところどころ工事中のエリアが目につきました。
これからのリニューアル工事により、昔から変わらない風景に、よりセンスアップした施設が加わるのだとか。
進化中の沖縄こどもの国を見られるのは今だけなので、工事中、工事後と足を運ぶのも楽しそうです。
特に、工事後の目玉になりそうなのは、新しいサル山です。
完成イメージ図を見ると、つり橋があり、小川がせせらぎ、人間と猿の距離が近いような?!
まるでアスレチックのような新しいさる山、筆者も今から完成がとても楽しみです♡
沖縄こどもの国:家族連れの注意点
ここからは沖縄こどもの国で1日を快適に過ごせるポイントをお伝えします。
「ベビーカーや、車椅子で行っても困らない?」
「小腹が空いたらどうしよう?」
「休憩場所や授乳室はある?」
といった疑問にお答えしたいと思います。
沖縄こどもの国では、アップダウンの大きい土地にある動物園のため、ところによっては階段や急な坂などが存在します。
でも、安心してください!
ベビーカーや車椅子でも、全ての展示エリアをスムーズに巡ることができるよう、順路にはスロープやエレベーターが完備されています。
お食事や休憩は、
・メインゲートすぐのウェルカムテントパーラー
・ふれあい広場そばのパーラー
・東ゲートそばの屋上広場
などがおすすめです。
また、メイン駐車場のチルドレンセンターには、ランチバイキングを提供しているレストランがあります。
授乳室は、
・メイン駐車場にあるキッズセンター
・園内のワンダーミュージアム
・アークおきなわへ向かう途中の緩やかな坂の途中
・ライオンの丘近くの「動物センターZOOスクール」
に設置されています。
園内各所にあるマップには、エレベーターの場所、授乳室やお手洗いの場所が明記されているので、園内を回りはじめる前に確認しておくといいですね。
また、ところどころにこのような案内表示があるため、移動の際の心強い目印になります。
◆熱中症にご注意を
屋外型のエリアが多い沖縄こどもの国では、暑い日には、スプリンクラーのような装置から霧が吹き出し、冷房の役割を果たしています。
とはいえ南国の沖縄、夏場の気温は30度近くまで上がることから、熱中症対策は必須です。
順路には日陰がほとんどないため、きちんと帽子をかぶったり、こまめな休憩や水分補給を行うなどの対策をしっかり行いましょう。
園内各所に、自動販売機や屋根付きのベンチがあるため、「疲れたな」と思う前に、早めのひと休みをおすすめします。
◆年間パスポートもおすすめ
沖縄こどもの国では、1年を通して子供を対象としたワークショップや夏祭り、夜間のナイトZOOやライトアップなどのイベントも開催されています。
沖縄こどもの国のアクセスは、那覇市内から車で約40分と、決して遠くはありません。
頻繁に訪れる予定のある方は、2,000円の年間パスポートの購入をおすすめします。
まとめ
子供はもちろん、大人のお出かけ先にもおすすめの「沖縄こどもの国」をご紹介しました。
お子さんと楽しむのに加えて、
「ここ、お父さんも小さい頃、家族旅行で来たんだよ」
「お父さんとここでデートしたことがあってね」
といった、たくさんの思い出が積み重ねられていくと素敵ですね。
みなさんが「沖縄こどもの国」で素敵な思い出を作れますように!
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