こんにちは!みーこです。
今回は東京都世田谷区に位置する、知る人ぞ知る癒しスポット「等々力渓谷」をご紹介します!
世田谷区というと、セレブな街や閑静な高級住宅街というイメージがあるかと思います。
しかし、東京の人気エリアでもある世田谷のど真ん中には、都会のオアシスと呼ばれる清涼感あふれる大自然があるんですよ。
夏は新緑が生い茂り、川のせせらぎや涼しげな竹林を満喫しながら天然クーラーを感じることができます。
さらに渓谷内にある甘味処では、夏になると美味しいひんやりスイーツが食べられます。
都内からのアクセスも良く、仕事に疲れた週末や誰かとちょっとお出掛けしたい時におすすめです!
そんな四季折々で楽しめる等々力渓谷の見どころをまとめました☆
・等々力渓谷:アクセス方法
・等々力渓谷:駐車場はある?
・等々力渓谷:見どころスポット
- ①自然豊かな遊歩道
- ②等々力渓谷の植生
- ③ゴルフ橋
- ④名所の橋
- ⑤等々力渓谷3号横穴
- ⑥野毛大塚古墳
- ⑦不動の瀧
- ⑧等々力不動尊
- ⑨日本庭園・書院
- ⑩ピクニックエリア
・等々力渓谷:甘味処・雪月花で休憩しよう
・等々力渓谷:渓谷散策した後はおしゃれイタリアンでランチ
・等々力渓谷:四季折々の姿を楽しもう
等々力渓谷:等々力渓谷ってどんなところ?
等々力渓谷は東京都世田谷区にある、谷沢川で構成された約1kmの自然豊かな渓谷です。
渓谷には約30ヵ所以上の湧水があり、湿地にはケヤキやコナラなどの湿生植物が植生する癒しスポットです。
最寄駅である東急大井町線「等々力」駅から徒歩5分ほどとアクセスも良く、都会にいながら大自然を満喫することができますよ。
渓谷に繋がる階段を降りると、都会の喧騒から解放された樹木が現れ、鳥のさえずりや渓流の音なども聞こえてきます。
渓谷内には日本庭園や等々力不動尊、そして休憩所となる甘味処などもあり、休日にはファミリーも多く訪れます。
また、2月~3月は梅、4月は桜、5月は新緑、11月には紅葉が楽しめることから、四季折々の美しい光景が見られる穴場スポットとして人気です。
等々力渓谷:アクセス方法
等々力渓谷へは、電車やバスを使って行くことができます。
最もアクセスが良い電車を使う場合、最寄駅は東急大井町線の「等々力駅」となります。
等々力駅には南口と北口がありますが、等々力渓谷に向かうのなら南口から出ましょう。
線路と交差する通りをやや南方向に歩いて行くと、成城石井と大きなけやきの木が見えてきます。
この辺りでは、地面にも等々力渓谷への案内表示があるので分かりやすいと思います。
けやきの角を右手に曲がると、道に向かって右側に「等々力渓谷公園入口」の看板と階段の入り口が出てきます。
階段を降って行くと自然あふれる1kmほどの遊歩道が現れるので、ここから渓谷内を散策することができます。
等々力渓谷:駐車場はある?
等々力渓谷に車で行く場合は、渓谷内にある等々力不動尊の無料駐車場を利用することができます。
ただし、30台とスペース数が少ないので休日は早めに出発して確保する必要がありそうです。
また、等々力渓谷から徒歩3分以内に多数のコインパーキングがあります。
もしも不動尊の駐車場が満車の場合は、こちらも活用することをおすすめします。
等々力渓谷:見どころスポット
それではさっそく等々力渓谷の見どころスポットをご紹介して行きましょう!
つい都会にいることを忘れてしまいそうな自然豊かなスポットをはじめ、日本庭園や遺跡など歴史にも触れることができますよ。
①自然豊かな遊歩道
渓谷内に入ると、まず目に飛び込んでくるのは清々しい空気と美しい樹木、キラキラと輝く湧水です。
等々力渓谷の湧水は平成15年に東京都の名湧水57選にも選ばれました。
川沿いに沿って歩ける遊歩道はとても涼しげなので、初夏や真夏に訪れるのもおすすめ♪
夏は川のせせらぎや小鳥のさえずりを聞きながら、新緑の中をまったりとお散歩するだけでもかなり癒されると思います!
ただし、等々力渓谷は都会でありながら湿地が多いので遊歩道が少しぬかるんでいるところも。
そのため履きなれた靴や汚れてもいい靴で行くことをおすすめします。
②等々力渓谷の植生
都心とは思えないほど大自然に囲まれた渓谷内には、たくさんの植物が育っています。
潜在自然植生と言われるムクノキやシラカシ、ケヤキ、イヌカシやコナラなどを見ることができますよ。
森の匂いとマイナスイオンをたっぷり吸いこんで日頃のストレスを発散しましょう!
③ゴルフ橋
等々力渓谷の見どころの1つと言えば、真っ赤に塗られたゴルフ橋です!
現在、渓谷周辺は住宅地になっていますが、昔このエリアには広大なゴルフ場があったことからこの名前が付いたそうですよ。
ひときわ目立つゴルフ橋は、四季折々で異なる顔が楽しめます。
春夏は深緑、秋冬は紅葉の中に映えるので、どの季節に来ても美しい光景を見ることができます。
そのためカメラマンやインスタグラマーのフォトスポットとしても人気なんですよ。
④名所の橋
遊歩道を歩いてしばらくすると見えてくるのが渓谷橋です。
渓谷橋を渡り対岸へ進むと、今度は樹木の間から細い橋や石渡りなど名所の橋が次々と現れます。
1番のおすすめは川をまたぐように設置された細い渡り橋です。
橋の中心に立つと、まるで川の中に入り込んでいるような光景が楽しめるので写真映えもバッチリですよ。
⑤等々力渓谷3号横穴
様々な橋を越えて行くと登場するのが、等々力渓谷3号横穴です。
等々力渓谷3号横穴とは古墳時代から奈良時代にかけて作られた横穴で、人骨やイヤリング、土器、豪華な埋葬品などが発掘された場所でもあります。
そのため、横穴はこの近辺を治めていた有力者のお墓ではないかと伝えられています。
しかも横穴の調査をしてみると、なんと火を焚いた跡まであったそうですよ。
横穴の小窓からは、奥行約13mある内部が覗けるようになっていて、奥は徳利(とっくり)を半分に割ったような形状になっているそうです。
⑥野毛大塚古墳
等々力渓谷を下って行くと、野毛大塚古墳と呼ばれる古墳が見えてきます。
この古墳は5世紀初頭に作られた全長が104mの帆立貝式前方後円墳と呼ばれるもの。
上空から見ると帆立貝のような形状をしていることから名づけられたそうですよ。
古墳の周りには茶色の土師器なども飾られています。
古墳からは立派な武具などの埋葬品が発掘され、南武蔵地域の大首長の墓だと伝えられています。
歴史好きの方も楽しめそうですね!
⑦不動の瀧
渓谷内で最も風情を感じられる利剣の橋を渡ると、不動の滝と等々力不動尊が現れます。
まず、橋を渡って左手に見えてくるのが等々力渓谷の見どころスポットの1つ不動の瀧です。
不動明王が祀られていると言われるこの滝は、昔から滝行の場として知られる歴史的な場所でもあります。
ちなみに、この不動の瀧の音が鳴り響き「轟いた」ことから「等々力」という地名になったそうですよ。
⑧等々力不動尊
続いて不動の瀧の横にある長い階段を上るとその先には、江戸時代末期に建築された等々力不動尊の本堂が見えてきます。
本堂は高い位置にあるので、夏でも涼しい風が通り気持ちの良い場所です。
等々力不動尊(正式名称は滝轟山明王院)といい、昔から縁結びや学業成就のご利益があると言い伝えられています。
元旦には多くの参拝客が訪れ、受験シーズンには合格祈願を願って訪れる学生さんや親子連れが増えるそうですよ。
また、不動尊のお賽銭箱の前にある本坪鈴は通常の鈴とは少し違っていて、ドラのような丸っこいかわいい形をしているのが特徴です。
そして等々力不動尊に来たらぜひ足を運びたいのは、境内にある「見晴し舞台」。
見晴らし台からは等々力渓谷を一望することができ、春には満開の桜が、秋には美しい紅葉が楽しめます。
さらに境内の中にはちょっとした売店もあり、ソフトクリームやコーヒーなどを味わいながら休憩することもできますよ。
等々力渓谷に来たら、パワースポットでもある等々力不動尊へ参拝してみてはいかがでしょうか♪
⑨日本庭園・書院
利剣の橋を渡り、川沿いに歩いて行くと高級料亭のようなかぶき門が登場します。
中に入ると、京都を思わせるびっしり生い茂った竹林の日本庭園が現れます。
さらに奥に進むと広々とした畳の書院が現れ、ここでは日本庭園を眺めながら休憩することができますよ。
また書院の中には等々力渓谷の写真や歴史なども展示されています。
ここでは無料のお茶が飲めたり記念スタンプを押すことができるので、渓谷散歩で疲れたら立ち寄ってみるのもおすすめです。
⑩ピクニックエリア
書院を抜けた先には広々とした芝生公園があるので、ピクニックにもおすすめです。
天気の良い日はレジャーシートとお弁当を持ってやってくるファミリーやカップルも多いんですよ。
お子さんが十分走りまわれる広大なスペースなので、お母さんたちも安心して遊ばせることができると思います。
等々力渓谷:甘味処・雪月花で休憩しよう
渓谷散策で歩き疲れたら、何か甘い物が食べたくなりますよね!
等々力渓谷の中には休憩にぴったりな「雪月花」という甘味処もあるので、こちらで足を休ませてみてはいかがでしょうか。
かわいらしいウサギのマークが目じるしの雪月花では、お団子や葛餅、煎茶のメニューなど甘い和菓子が揃っています。
また、夏はかき氷やあんみつ、ところてん、そして冬にはおしるこなど季節のメニューも充実しています。
真夏に食べたいかき氷は、だいたい9月中旬まで食べられるそうですよ。
のどが乾いたら懐かしのラムネも販売されているので、昔ながらの味わいも楽しめます。
お店の中は窓が大きく開放感があり、広々としたお座敷で休憩することができます。
また、店内からは川のせせらぎや池を泳ぐ鮮やかな鯉なども観賞できるので、ちょっとした旅気分を味わえますよ。
落ち着いた雰囲気のお店なので、まったり過ごしたい時にぜひ立ち寄ってみてくださいね。
等々力渓谷:渓谷散策した後はおしゃれイタリアンでランチ
渓谷散歩を終えた後は、お腹が空くので美味しいものが食べたくなりますよね。
等々力渓谷の中には甘味処もありますが、基本的にお団子や煎茶などのスイーツメニューが中心なのでお腹を満たすことはできません。
そんな時は、渓谷の真上にあるイタリアンレストラン「OTTO(オット)」でお食事はいかがでしょうか。
オットは遊歩道から階段を上がった環八通り沿いにあるのでアクセスもバツグン!
こちらのレストランでは、等々力渓谷の美しい景色も眺めることもできますよ。
オットの人気メニューはカジュアルなランチセット。
メインはパスタかピザから選ぶことができます。
特に焼き立てアツアツのピザはふっくらジューシーで贅沢な味わい!
スイーツやカフェの種類も豊富なので、ランチはもちろんティータイムにもおすすめですよ♡
等々力渓谷:四季折々の姿を楽しもう
等々力渓谷の1番の楽しみ方は、やはり渓谷内の大自然を満喫することでしょう。
ビルや交通量が多い都会では、なかなか自然が楽しめるスポットがありません。
しかし等々力渓谷はそんな大都会にありながら、季節によって様々な風景を楽しむことができます。
ちょっとした遊歩道もあるので、地元の人たちには軽いハイキングコースとしても利用されているんですよ。
季節によって咲く植物も変わるので、お散歩しながら小さな発見も楽しめます。
また、書院や美しい竹林、川の小橋などもあるので、ちょっとした京都気分も味わえちゃいます。
仕事の都合でなかなか遠出や旅行に行けない方は、ぜひ休日に遊びに行ってみてはいかがでしょうか♪
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は美しい自然と日本庭園などが楽しめる東京・世田谷区の等々力渓谷をご紹介しました。
都内からもアクセスが良い等々力渓谷は、休日ふらっと立ち寄ることができますよ。
ちょっと疲れがたまった時に、ファミリーはもちろん、友達やカップルで訪れてみてはいかがでしょうか☆
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