みなさん、こんにちは。韓国在住のj.koreaです。
みなさんはもう、韓国映画『パラサイト 半地下の家族』をご覧になりましたか?
『パラサイト 半地下の家族』は、2019年に韓国で公開され、観客動員数1,000万人を突破した大ヒット映画です。
劇中に出てきた「ジャパグリ」と呼ばれる料理や、印象深いセリフの数々が話題に。
また、最近では映画に登場したゆかりの場所を巡るツアーも登場するなど、パラサイト熱はとどまるところを知りません。
今回は、韓国で話題となっている映画『パラサイト 半地下の家族』のロケ地をご紹介します!
・パラサイト半地下の家族のロケ地:テジスーパー
・パラサイト半地下の家族のロケ地:城北洞(ソンブットン)
・パラサイト半地下の家族のロケ地:紫霞門(チャハムン)トンネル
・パラサイト半地下の家族のロケ地:ORGA(オルガ)芳夷店
・パラサイト半地下の家族のロケ地:スカイピザ
・パラサイト半地下の家族のロケ地:旧・運転手食堂
韓国映画『パラサイト 半地下の家族』とは?
2019年5月に韓国で公開された『パラサイト 半地下の家族』は、ポン・ジュノ監督の最新作として話題になった映画です。
原題は『기생충(キセンチュン)』、韓国語で「寄生虫」という意味です。
富裕層の家族に寄生する貧困層の家族をテーマに、コミカルかつサスペンスな要素も含む内容となっています。
主演を務めたのは、演技派俳優として知られるソン・ガンホ!
他にも、イ・ソンギュンやチェ・ウシク、パク・ソジュンなど豪華メンバーが名を連ねています。
パラサイト半地下の家族は、2020年2月に開催された「第92回アカデミー賞」で、監督賞・脚本賞・国際長編映画賞・作品賞の4部門を受賞したことでも話題に!
また、劇中に登場する「ジャパグリ(チャパグリ)」と呼ばれる、韓国のB級グルメも注目を集めています。
・【韓国】チャパグリの作り方!映画パラサイトに登場したレシピは、1人前からでもOK♪
本記事では、現地の韓国人をはじめ、映画ファンの間で大反響となっている、『パラサイト 半地下の家族』のロケ地をご紹介します!
パラサイト半地下の家族のロケ地:テジスーパー
まずは、劇中で何度か登場した、個人商店をご紹介。
映画で「ウリスーパー」という名前で登場した商店は、阿峴洞(アヒョンドン)にある「テジスーパー」というお店がロケ地になりました。
ウリスーパーは、貧困家族の長男が友人から家庭教師のバイトを持ち掛けられるシーンで登場した、スーパーです。
映画の公開後、あのスーパーを一目見ようと、足を運ぶファンが連日絶えないといいます。
スーパーの周辺には、映画に登場した階段などもあるのであわせてチェック!
また、実際に「半地下」の家がたくさん並んでいるエリアなので、そちらも見てみてください。
ちなみに、主人公一家が暮らす半地下の家は、撮影所のセットが使用されました。
パラサイト半地下の家族のロケ地:城北洞(ソンブットン)
主人公一家が寄生することとなる、富裕層家族が暮らす豪邸があるのは、ソウルの城北洞(ソンブットン)エリアです。
豪邸での実際のシーンは、全てセット内で撮影が行われましたが、豪邸へ向かう途中の坂道がこちらの城北洞で撮影されました。
玄関前で歌われた、「ジェシカソング」も有名ですよね。
閑静な高級住宅街である城北洞エリアは、周辺に数多くのCCTVが設置されています。そのためむやみに家の付近をうろついたり、長時間その場に入り浸ると、不審者扱いされてしまうかもしれないので注意しましょう!
パラサイト半地下の家族のロケ地:紫霞門(チャハムン)トンネル
豪邸を飛び出した主人公一家が、豪雨の中階段を下りていくシーンが撮影されたのは、付岩洞(プアムドン)にある「紫霞門(チャハムン)トンネル」です。
階段を下へ下へと流れる濁流が印象的だったあのシーン。
高台の高級住宅に住む家族と、トイレよりも下にある我が家へと帰る一家の「格差」が、長い階段によって強調されているようにも見えました。
地下鉄3号線の景福宮駅から、歩いて35分ほどの距離に位置するトンネル。
訪問の際は、駅からタクシーもしくはバスを利用するのがオススメです!
また、近くには付岩洞の「カフェ通り」も隣接しているので、周辺のカフェにもぜひ足を運んでみましょう!
パラサイト半地下の家族のロケ地:ORGA(オルガ)芳夷店
劇中で、富裕層の奥様が運転手を連れて買い物するシーンで登場したのは、オーガニック食品を取り扱うスーパー「ORGA(オルガ)」の芳夷(パンイ)店。
スーパーオルガは他にも、狎鴎亭(アックジョン)やロッテ百貨店などにも店舗をかまえています。
一般的なスーパーに比べて値段も高めなオルガは、韓国のマダムや健康志向の女性に人気のお店です。
オルガには輸入食品の他にも、韓国ならではの調味料や伝統茶などの取り扱いもあります。
ロケ地巡りのついでに、韓国土産を探してみるのもいいかもしれません!
パラサイト半地下の家族のロケ地:スカイピザ
主人公たちがピザの箱をたたむアルバイトをしていたピザ屋は、水産市場で有名な鷺梁津(ノリャンジン)にある、「スカイピザ」というお店。
映画の中では、「ピザ時代(シデ)」という名前で登場しています!
昔ながらの雰囲気満点な個人経営のピザ屋・スカイピザは、座席数2席ほどのこじんまりとしたお店です。
テイクアウトが基本で、映画の公開後は多くのファンでにぎわう人気スポットに。
店内には、ポン・ジュノ監督の写真や映画で登場したピザ時代の箱が積まれており、映画の雰囲気をそのままに感じることができます。
最寄り駅の「鷺梁津(ノリャンジン)」には、有名なノリャンジン水産市場もあるので、ぜひ合わせてチェックしましょう!
パラサイト半地下の家族のロケ地:旧・運転手食堂
劇中で、主人公一家が食事するシーンで登場した食堂は、「旧・運転手食堂」です。
撮影当時は、映画の設定と同じくタクシー運転手や周辺の工事関係者向けの食堂として営業していましたが、現在は閉店。
食堂があった場所には、現在「オルクニ王冷麺」と「往十里コプチャン」という2店舗が営業しています。
映画に登場したメニューは食べられなくなったものの、店内の雰囲気や趣はそのまま受け継がれています。
韓国には、映画に登場したような運転手食堂はごく一般的で、格安でボリューミーな食事ができるのが特徴です。
まとめ
今回は、話題の韓国映画『パラサイト半地下の家族』に登場するロケ地をご紹介しました。
最近では、日本人旅行客向けのロケ地巡りツアーも登場しています!
観光の際は、周辺住民やお店の人に配慮して、マナーを守った観光を心掛けるようにしましょう!
==画像提供==
@xiaochi896様
@stbanana様
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