みなさん、こんにちは。韓国在住のj.koreaです。
いまSNSを中心に、話題を呼んでいる韓国グルメ「チャパグリ(ジャージャーラーメン)」。
みなさんはもう、試してみましたか?
先日、映画『パラサイト半地下の家族』を視聴した筆者は、さっそくマートで材料を購入し、話題のチャパグリを作ってみました!
この記事では、チャパグリをおいしく作る方法をご紹介します。
チャパグリとは?
チャパグリは、韓国の食品会社「農心(ノンシム)」から発売されている、2種類のインスタントラーメンを合わせて作る、韓国のB級グルメです。
ネット上でその作り方が公開されると、瞬く間に話題となり、韓国では定番のアレンジレシピとして知られるようになりました。
チャパグリは、「ジャパグリ」や「ジャージャーラーメン」と呼ばれることもあります。
韓国語の発音が日本語の「ジャ」とも「チャ」とも聞こえることから、日本では「ジャパグリ」もしくは「チャパグリ」と表記されます。
2020年度アカデミー賞・作品賞を受賞した、ポン・ジュノ監督の映画『パラサイト半地下の家族』にも登場し、再び注目を集めています!
チャパグリに使うラーメンは、次の2種類です。
・ジャパゲティ
・ノグリ
どちらも韓国のマートやコンビニで簡単に手に入る、メジャーな韓国ラーメンです。
日本でも、韓国食材を扱うお店やドン・キホーテ、ネットショップなどで購入できます!
ジャパゲティ
韓国の定番中華料理「ジャジャン麺」と、スパゲティをモチーフにして誕生したジャパゲティ。
モチモチの麺と、香ばしい黒いソースが特徴です。
汁気はなく、日本の焼きそばのようなインスタント麺。
辛味は一切ないので、辛いのが苦手な人でも食べやすいです。
袋麺とカップ麺タイプがありますが、チャパグリを作る際には「袋麺」を使用します。
ノグリ
海鮮の風味が効いたピリ辛スープと、もちもちの太麺が特徴のインスタントラーメン。
ノグリは、韓国語で「タヌキ」という意味。
その名の通り、かわいらしいタヌキのイラストが目印です!
こちらも、チャパグリを作る際には、「袋麺」を使用。
辛さ控えめのオレンジのパッケージや、激辛仕様の黒いパッケージもあります。
チャパグリってどんな味?
韓国の定番インスタント麺、「ジャパゲティ」と「ノグリ」をミックスさせた「チャパグリ」。
ジャパゲティのこってりとしたソースと、ノグリのピリ辛具合がマッチして、なんとも言えないおいしさに♡
「辛いのは苦手だけど、韓国ラーメンが食べたい」という人にはピッタリの味です♪
また、「モチモチ麺が好き」、「サッパリよりこってり派」の人も好きな味です。
他にも、ジャパゲティだけで食べてイマイチかも…と思った人にも、ぜひ試して欲しいレシピです!
ではさっそく、チャパグリの作り方を見ていきましょう♪
チャパグリのレシピ(オリジナル編)
まずは、韓国で一般的に知られている「チャパグリ」のオリジナルレシピをご紹介します。
チャパグリの基本レシピは、農心(ノンシム)のHPでも公開されています。
手順①
大きめのお鍋に、たっぷりのお湯を沸かします。
お湯が沸騰したら、麺とかやくを入れます。
ノグリには、かやくの他に昆布も入っているので、それも一緒に投入。
麺はそのままだとくっついてダマになってしまうので、何度か湯がいてあげましょう。
麺を入れて4分半が経過したら、ゆで汁を100ccほど残して、湯切りします。
手順②
ゆで汁を残した鍋に、ジャパゲティの粉末スープとノグリの粉末スープ(半分)、そしてジャパゲティに付属のオリーブオイルを入れ、再び火にかけます。
ノグリの粉末スープは、お好みに合わせて量を調節してください。
辛いのが苦手な人は、3分の1程度がオススメ。
手順③
スープが麺全体にまんべんなく絡むように混ぜながら、炒めていきます。
水分がある程度なくなったら、調理完了!
お皿に盛りつけて、お好みでキュウリなどをトッピングして出来上がりです♪
調理のポイント
チャパグリを作るときのポイントは、湯切りの際にお湯を全部捨てないこと!
水気がないと、粉末スープを入れて炒めるときに、すぐ焦げ付いてしまいます。
また、辛さや味の濃さは「ノグリ」の粉末スープの量で調整します。
あらかじめチャパグリの粉末スープと、お好きな量に調整したノグリの粉末スープを混ぜておくと、味が均一になりますよ♪
チャパグリのレシピ(アレンジ編)
2種類のインスタントラーメンをミックスさせた「チャパグリ」は、アレンジ方法も無限大!?
ここでは、チャパグリのおすすめアレンジレシピをご紹介します!
映画『パラサイト半地下の家族』の高級チャパグリ
まずは、日本でチャパグリブームを巻き起こすきっかけとなった、映画『パラサイト半地下の家族』に登場したレシピをご紹介。
映画で登場したチャパグリは、韓国の高級牛肉「韓牛(ハヌ)」をトッピングした、なんともラグジュアリーなアレンジレシピです!
韓牛とは、日本でいう「松坂牛」や「神戸牛」のような、国産牛肉のこと。
映画ではそんな高級牛肉を惜しみなく使った、豪華なチャパグリが登場し話題となりました!
高級住宅に住む家族は、たとえ急遽用意してもらうインスタント麺でも、子供にはいいものを食べさせようとしたんですね。
映画のように、厚切りの牛肉をトッピングする場合は、あらかじめ牛肉をフライパンで焼いて火を通しておきましょう。
あとは、完成したチャパグリに後乗せしてもよし、粉末スープと一緒に炒めてもよし。
ちなみに筆者は庶民のため、もちろんステーキ肉などもったいなくて買えないので、冷凍の牛バラ肉を使って作ってみました。
薄切りの牛バラ肉を、麺を茹でるときに一緒に茹でて、そのまま粉末スープを絡めてみましたが、とっても美味しかったです!
もしステーキ肉はちょっと…という人は、安売りのバラ肉でアレンジしてみましょう。
卵をトッピングしてまろやかに
辛いのが苦手な人や、ジャパゲティのこってりした味が気になる人は、卵をトッピングするのもアリです。
筆者は、半熟の目玉焼きをトッピングしてみました!
卵の黄身と濃いめのソースが、絶妙にマッチします。
卵を入れると、まろやかな味わいになるので、辛いのが苦手な人にもオススメです。
お湯を捨てない調理法!?
先ほどオリジナルレシピで、調理のコツはお湯を残すこと!とご紹介したのですが、そもそも湯切りしない調理法もあるんです。
湯切りの際にお湯をちょっと残すって、意外と難しい…。
そんなときは、初めから少量のお湯で麺を茹でて、水気がなくなるまでスープと一緒に煮詰める方法がオススメ!
こうすることで、麺に水分が浸透して、もっちもちになるんです。
筆者はいつもこの方法でジャパゲティを作っています♪
1人前のレシピはコレ
最後に、1人でもチャパグリを食べてみたい!という人のために、1人前で作るレシピをご紹介。
1人前でチャパグリを作る場合は、半分の材料で作ります。
麺はどちらも太麺なので、どちらか1つを使えばOKです。
余った麺とスープ等は、ジップロックなどに入れて冷蔵庫で保管すれば、もう1回作ることができます。
まとめ
韓国はもちろん、日本やアジア各国で話題の「チャパグリ」についてご紹介しました。
コクのあるジャパゲティと、海鮮風味の効いたピリ辛のノグリが絶妙にマッチした「チャパグリ」。
ぜひみなさんも、絶品チャパグリを堪能してみてくださいね♪
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