みなさんこんにちは、オーストラリア在住歴4年のシホです!
今回は、オーストラリアの世界遺産を19種類すべて紹介します。
オーストラリア旅行で外せない定番の観光地から、日本人にはあまり知られていない穴場スポットまで、世界遺産の魅力をお届けします♪
- 最も有名な世界遺産はこの4つ!
・オーストラリアの世界遺産:ウルル(世界複合遺産)
・オーストラリアの世界遺産:オペラハウス(世界文化遺産)
・オーストラリアの世界遺産:グレート・バリア・リーフ(世界自然遺産)
・オーストラリアの世界遺産:ブルーマウンテンズ(世界自然遺産)
・オーストラリアの世界遺産:クイーンズランドの湿潤熱帯地域(世界自然遺産)
・オーストラリアの世界遺産:フレーザー島(世界自然遺産)
・オーストラリアの世界遺産:ゴンドワナ多雨林群(世界自然遺産)
・オーストラリアの世界遺産:マッコーリー島(世界自然遺産)
・オーストラリアの世界遺産:シャーク湾(世界自然遺産)
・オーストラリアの世界遺産:カカドゥ国立公園(世界複合遺産)
・オーストラリアの世界遺産:ウィランドラ湖群地域(世界複合遺産)
・オーストラリアの世界遺産:タスマニア原生地域(世界複合遺産)
・オーストラリアの世界遺産:ロード・ハウ島群(世界自然遺産)
・オーストラリアの世界遺産:オーストラリア 囚人遺跡群(世界文化遺産)
・オーストラリアの世界遺産:ニンガルー・コースト(世界自然遺産)
・オーストラリアの世界遺産:パーヌルル国立公園(世界自然遺産)
・オーストラリアの世界遺産:オーストラリアの哺乳類化石地域(世界自然遺産)
・オーストラリアの世界遺産:ハード島とマクドナルド諸島(世界自然遺産)
・オーストラリアの世界遺産:王立展示館とカールトン庭園(世界文化遺産)
オーストラリアに世界遺産はいくつある?
オーストラリアには、合計で19の世界遺産があります。
自然遺産が12、文化遺産が3、そしてその両方の価値を有する複合遺産が4つあります。
観光客が多く訪れる世界遺産から、アクセスが難しい穴場的世界遺産、そして観光客立ち入り禁止で見ることすらできない世界遺産まであります。
最も有名な世界遺産はこの4つ!
オーストラリアで最も有名な世界遺産は、この4つです。
どれも観光客向けにアクセスが整っているので、オーストラリア旅行初めての人でも行きやすい観光地です。
①ウルル(エアーズロック)
②オペラハウス
③グレート・バリア・リーフ
④ブルーマウンテンズ
オーストラリアの世界遺産:ウルル(世界複合遺産)
別名「エアーズロック」とも言われている「ウルル」は、世界複合遺産に登録された巨大な一枚岩です。
ウルルは「カタ・ジュタ国立公園」と呼ばれる公園内にあります。
オーストラリアのほぼど真ん中のノーザンテリトリー州に位置します。
以前は登れる岩として人気でしたが、アボリジニの人々への敬意を込めて、2019年10月26日から正式に登山が禁止されました。
ただ、ウルルの迫力は見るだけでも充分楽しめるので、行ってみる価値はあります。
通常は飛行機利用やツアーへの参加でウルルへ行くことができますが、オーストラリアに慣れている人はレンタカーでドライブをするのもおすすめです。
ウルルの近くにはキャラバンパークもあるので、テントで夜空を見ながら1泊するのもいいですよ♪
オーストラリアの世界遺産:オペラハウス(世界文化遺産)
オーストラリア・シドニーにある「オペラハウス」は、世界文化遺産に登録されています。
近代的なデザインの建築で、14年もの長い時間をかけて建てられました。
外観も美しいですが、もちろん中に入ることもできます。
館内には、世界最大規模のパイプオルガンのあるコンサートホールなどがあります。
オペラハウスの中を見学するツアーもあるので、時間と予算に合わせて楽しみましょう。
オーストラリアの世界遺産:グレート・バリア・リーフ(世界自然遺産)
世界自然遺産として登録されている「グレートバリアリーフ」は、オーストラリアの北東部(クイーンズランド州)に広がる世界最大級のサンゴ礁です。
ダイビングやシュノーケリングなどのマリンアクティビティーを楽しめるスポットで、数千種もの魚が生息しています。
環境破壊のため、いつか観光客が立ち入りができなくなってしまうと言われています。
今のところは、まだアクセスは可能でツアーも多く行われています。
オーストラリアの世界遺産:ブルーマウンテンズ(世界自然遺産)
ニューサウスウェールズ州の「ブルーマウンテンズ」は、世界自然遺産に登録された国立公園です。
4000kmにも及ぶ大きな敷地内にユーカリの森や奇岩、滝、洞窟が広がっている美しい公園です。
シドニーからのアクセスも良く、セントラル駅から電車もしくはツアーバスに乗り2時間ほどで行くことができます。
自然が好きな人はぜひ訪れてみてください♪
オーストラリアの世界遺産:クイーンズランドの湿潤熱帯地域(世界自然遺産)
「クイーンズランド州湿潤熱帯地域」は、今から1億3000万年前に形成されたと言われる広大な熱帯雨林です。
いくつかのオプショナルツアーが催行されていますが、一番簡単に熱帯雨林を見に行くには、ケアンズからキュランダツアーに参加するのがおすすめです。
キュランダへ行く道中のキュランダ列車から美しい熱帯雨林を見ることができます。
もっとゆっくり楽しみたい人は、森に泊まる宿泊ツアーなどに参加するのがおすすめです。
オーストラリアの世界遺産:フレーザー島(世界自然遺産)
世界最大の砂の島と呼ばれている「フレーザー島」は、1992年に世界自然遺産登録されました。
全長約120㎞、横幅約15㎞と巨大な砂の島で、どこまでも続く真っ白な砂がまさに絶景です。
ゴールドコーストから行くことができる人気観光地として人気で、マリンアクティビティーはもちろん、ディンゴやクジラを見られるスポットとしても有名です。
フレーザー島へのツアーの相場は日帰りで180AUD(約13,000円)、1泊2日で300AUD(約20,600円)くらいで楽しむことができます。
オーストラリアの世界遺産:ゴンドワナ多雨林群(世界自然遺産)
「ゴンドワナ多雨林群」は、ニューサウスウェールズ州からクイーンズランド州にかけて広がっている多雨林群です。
恐竜が食べていたかもしれないと言われる古い植物や、樹齢数千年の大木など、見所がたくさんあるスポットです。
アクセスはゴールドコーストの中心部から車もしくはツアーバスで1時間ほどです。
多雨林内は広大で全部で34の自然保護区に分かれています。
どのスポットも美しいですが、筆者のおすすめはゴンドワナ多雨林内にあるスプリングブルック国立公園です。
光り輝く土ボタルの大群を見ることができ、まるでプラネタリウムにいるかのようでとてもきれいですよ♪
オーストラリアの世界遺産:マッコーリー島(世界自然遺産)
マッコーリー島は、タスマニア島の南東約1400㎞の場所にある島で、実は本土のオーストラリアよりもニュージーランドに近く位置するオーストラリアの世界自然遺産です。
全長約34㎞、幅最大5㎞という大きさの島です。
暴風にさらされているため植物がほとんど育ちませんが、一方で、多くのペンギンが暮らす自然動物の繁殖地です。
マッコーリー島は、貴重な自然動物を守るため、残念ながら一般客の立ち入りは禁止されています。
オーストラリアの世界遺産:シャーク湾(世界自然遺産)
「シャーク湾」は、西オーストラリアのパースから830㎞ほど北へ行ったところにある世界自然遺産です。
パースから飛行機で2時間、もしくは車で約10時間ほどで行くことができます。
複数ある保護区の中の「シェル・ビーチ保護公園」にあるシェルビーチが人気で、その名の通り、白い小さな貝殻で埋め尽くされたビーチです。
地球上で2か所しかないと言われている世界でもとても貴重なビーチです。
オーストラリアの世界遺産:カカドゥ国立公園(世界複合遺産)
「カカドゥ国立公園」は、オーストラリア北部のダーウィンの東方にある世界遺産で、オーストラリアで一番最初に登録された世界遺産として有名です。
アボリジニの人々の芸術、地元の野生動物や植物、そして美しい景色を楽しむことができるスポットで、その総面積は約2万ヘクタールと広大です。
さまざまなツアーがありますが、おすすめはイエローウォーターボートでカカドゥ国立公園内を巡ることができるクルーズツアーです。
美しい湿地帯の中で、さまざまな種類の鳥や、のんびりと泳ぐワニを見ることができます。
オーストラリアの世界遺産:ウィランドラ湖群地域(世界複合遺産)
「ウィランドラ湖群地域」は、ニューサウスウェールズ州の南西の砂漠地帯に広がる湖跡地で、万里の長城にも例えられることがあるアボリジニの聖地です。
今ではアボリジニの人々の生活を伺える場所で、地域の一部は観光客の入場が許可されています。
アボリジニの人々の生活以外にも、巨大有袋類や植物の化石なども見つかっています。
オーストラリアの世界遺産:タスマニア原生地域(世界複合遺産)
タスマニア原生地域は、まさに大自然の宝庫で、ユーカリ、シダやブナ、ボタングラスなどの植物、そして多くの自然動物が生活しています。
タスマニア原生地域内には5つの国立公園と10個の保護区があり、自然を堪能できるエリアから、アボリジニの人々の生活の跡が残っている洞窟など魅力的なスポットがたくさんあります。
自然と歴史の両方が残っていることから、1982年に世界複合遺産として価値が認められました。
オーストラリアの世界遺産:ロード・ハウ島群(世界自然遺産)
「ロード・ハウ島群」とは、シドニーから飛行機で2時間ほどの場所に浮かぶロード・ハウ島とその周りの島のことです。
ロード・ハウ島はわずか長さ11㎞、幅2.8㎞と小さな島で、高層ビルなどは一切なく自然豊かな島です。
訪問者を1日400人と制限していて、非常にのんびりとした雰囲気です。
アクセス方法はシドニーかポート・マッコーリーから飛行機で行くことができます。
フライトの本数は限られているのでしっかりと計画しましょう♪
オーストラリアの世界遺産:オーストラリア 囚人遺跡群(世界文化遺産)
「オーストラリアの囚人遺跡群」は、18世紀から19世紀にかけて大英帝国によって建てられた刑場遺跡です。
登録遺跡はオーストラリア国土に計11か所点在します。
イギリス本国からオーストラリアに送られた16万人を超える囚人や、オーストラリアのアボリジニの人々がこれらの収容所に強制移住させられました。
これらの歴史から、オーストラリアの囚人遺跡群は、オーストラリアの白豪主義の遺産として、2010年に世界文化遺産に登録されました。
オーストラリアの世界遺産:ニンガルー・コースト(世界自然遺産)
「ニンガルー・コースト」は、西オーストラリア州の海洋域を含む約60万ヘクタールにもおよぶエリアのことです。
その中でも特に有名なのが、ニンガルー・コーストに含まれるケープレンジ国立公園です。
赤い大地に白砂のビーチ、サンゴ礁の海と様々な景観を楽しむことができます。
冬のニンガルー・コーストの海にはイルカ、ジュゴン、ザトウクジラなどが定期的に移動してくる場所でもあり、ダイビングスポットもたくさん点在しています。
オーストラリアの世界遺産:パーヌルル国立公園(世界自然遺産)
「パーヌルル国立公園」は、西オーストラリア州の北部、キンバリー地区にある国立公園です。
24万ヘクタールもの広さを誇る公園で、公園内にはアボリジニの人々が暮らしていた後や、ハチの巣と呼ばれている岩山が連なった景観を楽しむことができます。
まさに自然の力を感じることができる世界自然遺産ですが、アクセスが少し難しく、パースからブルームへ行き、ブルームからカナナラへ行き、そこから車で5時間の場所にあります。
道も少し険しいので、ツアーに参加するのがおすすめです。
オーストラリアの世界遺産:オーストラリアの哺乳類化石地域(世界自然遺産)
「オーストラリアの哺乳類化石地域」は、世界自然遺産に登録された地域で、クイーンズランド州と南オーストラリア州にある地区に分けられています。
現在、クイーンズランド州の方の哺乳類化石地域は立ち入りが禁止されていますが、南オーストラリア州の方はバスもしくは車で観察に行くことができます。
観光客向けの洞窟ツアーなども用意されているのでおすすめです。
哺乳類の進化を学ぶことができる非常に貴重なエリアです。
オーストラリアの世界遺産:ハード島とマクドナルド諸島(世界自然遺産)
ハード島とマクドナルド諸島は、西オーストラリア州首都パースの南西4100km、南極大陸の北1700kmに位置するインド洋にあります。
科学調査や資料収集に利用される無人島の世界遺産で、残念ながら一般の人の立ち入りは禁止されています。
オーストラリアの世界遺産:王立展示館とカールトン庭園(世界文化遺産)
王立展示館は、もともとメルボルン博覧会で使用されるために建てられた建物で、万博の展示館が残されています。
オーストラリアで初めてのヨーロッパ風の建物とも言われていて、今ではイベントや展示会に利用されています。
カールトン庭園は、26ヘクタールほどある広大な庭園で、1年中花が咲き誇る美しい場所です。
王立展示館とカールトン庭園ではツアーも行われているので、ぜひメルボルン観光の際は訪れてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
オーストラリアの世界遺産19個すべて紹介しました。
ぜひオーストラリア旅行の際に少しずつ制覇して行ってくださいね♪
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