こんにちは♪
台湾リピーターのシホです。
台湾には多くの買い物スポットがありますが、日本人が創設した百貨店があることをご存知でしょうか?
今回は、林百貨店について解説します♪
買い物スポットとしてはもちろん、カフェなども充実していますよ!
- 入場制限
・林百貨店:行き方
- ①バスを利用
- ②タクシーを利用
・林百貨店:歴史
・林百貨店:フロアガイド
- 1階
- 2階
- 3階
- 4階
- 5階
- 6階
・林百貨店:夜に行くのもおすすめ!
林百貨店(はやしひゃっかてん)とは
林百貨店は、台湾の台南市にあります。
建物はレトロモダンな雰囲気で、ひときわ目立つ存在です。
台南駅から徒歩20分ほどの場所にあり、午前中の11時から午後の10時まで営業しています。
建物は6階建てで、それぞれのフロアが異なる特徴を持ちます。
林百貨店の最大の魅力は、その品揃えの良さと、創設当時のレトロな雰囲気を楽しめる点です。
例えばエレベーターに乗ると丸井時計版を半分にしたような階数表示板があったり、昔のエレベーターのように階に到着するたびに「チン」と音がします。
ただ買い物をするだけでなく、まるで昔の台湾に来たかのような時間を過ごすことができます♪
入場制限
林百貨店は、人の多い日には入場制限を設けています。
全く入場できないなんてことはありませんが、人の多い週末などは入り口でしばらく待つことになる可能性はあります。
店内に人が多すぎることがないので、快適に買い物ができるのは嬉しいですよね。
林百貨店:行き方
林百貨店は台南駅から徒歩20分で到着できます。
ここでは時間があまり無い方や、子供連れで長距離歩くのが大変な方向けに、徒歩以外の行き方を紹介します。
①バスを利用
台南駅から徒歩2分ほどのところに、「台南火車站」という名前のバス停があります。
台南火車站からバスに乗車し、「林百貨」というバス停で下車すると、そこから徒歩1分で林百貨店へ到着です。
台南駅からトータル10分ほどで着くので、徒歩で行く方法と比べると約半分の時間で行くことができます。
②タクシーを利用
林百貨店は台南駅から徒歩で20分ほどの距離なので、タクシーなら約5分で到着できます。
料金は70元から80元(約1,100〜1,250円)です。
時間があまりないときはこのタクシーが一番良いオプションです。
林百貨店:歴史
台湾の林百貨店は、1930年代に日本山口県出身の実業家、林方一氏が創設しました。
当時は近代文明の幕開けの時期で、インフラ設備が整うと同時に、ファッションや音楽などの文化芸能が発展し始めたころでした。
林方一氏は1912年に台湾へ渡り、様々な会社へ投資をして利益を上げ、ビジネスが軌道に乗ったところで台南に林百貨店をオープンすることにしました。
しかし、林方一氏はオープン直前に病気で亡くなりました。
その後お店はオープンしたものの、太平洋戦争で林百貨店は米軍の空爆を受けてしまい、廃業することになりました。
しばらくは空き家として存在した建物が、2010年から修復作業がはじまり2013年に林百貨店として再オープンしました。
今でも建物に空爆跡が少し残っています。
林百貨店:フロアガイド
林百貨店のフロアガイドを紹介します。
お目当のものに目星をつけてから来店すると、効率よく買い物できます♪
1階
林百貨店の1階は、お土産に最適なお菓子や地元名物が集まっているフロアです。
台湾各地のご当地グルメが集まっているので、お土産を探すのに最適です。
パイナップルケーキや茶葉などはもちろん、ドライフルーツなども種類が豊富です。
注目は、林百貨店オリジナルのパイナップルケーキ。
他のお店では購入することができないレアなお土産です。
他にも、林百貨店オリジナルのお菓子や食べ物がたくさん置かれています。
フロアの端には台湾茶の有名店「奉茶」も入っていて、お茶を片手に休憩することができます。
かわいいデザインの茶器なども販売されているので、お土産におすすめです♪
2階
林百貨店の2階は、台湾の人気デザイナーが手掛けたグッズや雑貨がそろっています。
林百貨店のオリジナルグッズなど、ここでしか手に入らない商品も置かれているので注目です。
台湾らしいビビットな色を取り入れた洋服やアクセサリーなどは、日本でなかなか見つけることができません。
どれもセンスが良く、プレゼントの購入などにも最適なフロアですよ!
3階
林百貨店の3階は、洋服やアクセサリー、コスメなどが売られているフロアです。
流行りのブランドのショップから、老舗レース屋さんまで様々なお店が並んでいます。
客層も子供連れの家族から若い地元の人まで幅広いです。
財布やカバンなどの小物はお土産に喜ばれるのでぜひチェックしてみてください。
4階
林百貨店の4階は、カフェや書店が入っている休憩フロアです。
書店は中国語の本がメインですが、風景本などもおいているので見ていて楽しくなります。
4階で特におすすめなのは「林咖啡」で、本格的なコーヒーやケーキなどのスイーツを提供しています。
広々とした空間でリラックスしながらコーヒーを楽しむことができます。
他にも「風潮音楽」というレコード会社で店内オリジナルのBGMを楽しむこともできます。
展示スペースでは定期的に変わる作品展示を見ることができ、月に1度著名人の講演会なども行われています。
5階
5階はレストランエリアです。
洋食レストランや、台湾高雄を拠点に店舗を展開している居酒屋などが入っています。
①茂記黑豆花
「茂記黑豆花」は台湾で有名な豆花のお店です。
豆花は豆乳を凝固させた豆腐のような食感の、台湾で人気のスイーツです。
人気メニューは「珍珠黑豆花」と呼ばれる黒豆花にタピオカがトッピングされたもので、豆花のつるっとした食感とタピオカのモチモチ感の相性が抜群です。
何を試すか迷ったときはぜひ珍珠黑豆花に挑戦してみてくださいね♪
②大手焼
「大手焼」は日本の昭和時代を思い出すレトロな内装が特徴的なお店です。
最大の魅力はおでんを食べられること♪
日本食が恋しいときにはぜひ行ってみてください。
はんぺんや大根、こんにゃくなど日本のおでんそのものです。
6階
林百貨店の6階は、屋上になっていて、台南の街の景色を一望することができます。
天気の良い日はぜひショッピングの後に屋上でのんびりとしてみてください。
また、屋上の壁には当時の米軍の空襲を受けた後も見られます。
そして屋上の奥に進むと「末広社」と呼ばれる神社があり、祭られている神様はもちろん商売繁盛の神様です。
これもなんだか百貨店らしいですよね。
林百貨店:夜に行くのもおすすめ!
林百貨店は夜になるときれいにライトアップされます。
建物全体が黄金色に照らされ、ひときわ存在感を放ちます。
インスタ映えも抜群の建物なので、ぜひ夜の林百貨店も見に行ってみて下さいね♪
まとめ
いかがでしたか?
台南の林百貨店について紹介しました。
ぜひ台南を訪れるときは立ち寄ってみて下さい♪
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