こんにちは!シンガポール在住の旅行好きUmiです。
今回は、シンガポールの定番の朝食、カヤトーストについて紹介します。
カヤトーストは街中いたるところで食べられますが、おすすめのチェーン店とそれぞれのカヤトーストの特徴を紹介します♪
カヤトーストの食べ比べをしてみてはいかが?
・カヤトーストの楽しみ方
・カヤトースト専門店チェーン&おすすめのカヤトースト店
- ①Ya Kun Kaya Toast(ヤクンカヤトースト)
- ②Killiney Kopitiam(キリニーコピティアム)
- ③Toast Box(トーストボックス)
- ④Heavenly Wang(ヘブンリーワン)
- ⑤YY Ka Fei Dian 喜園珈琲店(YYカフェディアン)
カヤトーストとは?
カヤトーストとは、パンにカヤジャムを塗ったもので、シンガポールの定番の朝食です!
カヤジャムはココナッツミルク、砂糖、卵、そしてパンダンリーフを煮詰めた、緑色のペースト状のスプレッドです。
パンダンリーフが入っていないタイプもあり、そちらは茶色。
薄切りの食パンをこんがり焼き、カヤジャムを塗ってバターを挟んだものが、昔ながらのカヤトーストですが、ふわふわの食パンを使ったタイプのものや、フレンチカヤトーストなどを出す店もあります。
カヤトーストは朝食の定番なだけあり、カヤトーストチェーン店のほか、フードコートやホーカーセンターに必ずありますよ。
フードコートやホーカーセンターでは、コーヒー・紅茶を売っている店でカヤトーストを提供しています。
カヤトーストの楽しみ方
シンガポール定番の朝食としてカヤトーストを食べる場合は、カヤトーストセットがおすすめ!
カヤトーストの他に、半熟卵とコーヒーまたは紅茶がセットになっています。
半熟卵は、日本の感覚の半熟よりももっと生に近く、ドロドロしています。
その半熟卵にカヤトーストを浸して食べるのが通の食べ方♪
サクサクとしたトーストに卵のまろやかさが加わり、また違った味わいを楽しめますよ。
また、コーヒーと紅茶はコンデンスミルク、エバミルク、砂糖の有り無しで呼び方が変わります。
コーヒー・紅茶の種類を表す単語については、以下の記事で紹介していますのでご参考に!
・シンガポールの英語シングリッシュとは?シングリッシュの特徴や代表的な単語・フレーズまで徹底解説!
カヤトースト専門店チェーン&おすすめのカヤトースト店
シンガポールにはカヤトースト専門のチェーン店がいくつかあります。
おすすめのチェーン店と各店のカヤトーストの特徴をまとめました!
また、チェーン店以外のおすすめのカヤトースト店を紹介します♪
①Ya Kun Kaya Toast(ヤクンカヤトースト)
シンガポールのカヤトースト店で一番有名なのが、ヤクンカヤトースト。
1944年創業の老舗チェーンで、シンガポール国内に75店舗あります。
2020年現在、海外11か国に出店していて、日本にも近々進出するようです。
ヤクンカヤトーストは、定番のカヤトーストの他に、フレンチカヤトースト、チーズフレンチカヤトースト、そしてトーストしていないスチームカヤブレッド、と種類が豊富です。
カヤトーストは、伝統的な薄切りタイプで、こんがりとトーストされたパンの、さくさくとした食感を楽しめます。
バターがたっぷり入っていて、カヤジャムの甘さとバターの塩気がバランスよくマッチしています♪
ヤクンカヤトーストでは、カヤジャムやカヤクッキーも販売されているので、お土産にもおすすめです!
店舗は、大抵のショッピングモールに入っているので見つけやすいですよ。
また、空港内ターミナル1とターミナル2の店舗は24時間営業です。
深夜・早朝に発着する便の場合でも立ち寄れるので便利ですよ。
②Killiney Kopitiam(キリニーコピティアム)
キリニーコピティアムは1919年創業の老舗のチェーン店で、シンガポール国内に34店舗の他、マレーシア、オーストラリア、香港など海外7か国に出店しています。
トーストメニューはカヤトーストとフレンチカヤトーストの2種類。
使用しているパンは食パン8枚切りカットサイズの厚みです。
ヤクンカヤトーストに比べると、やや厚め。
カヤジャムはほどよい甘味です。
キリニーコピティアムでは、カヤトーストの他に、麺料理や炒め物の食事系メニューが充実しています。
ホッケンミーやラクサなどシンガポール名物料理もあるので、ランチを兼ねるのも良いかもしれませんね。
③Toast Box(トーストボックス)
トーストボックは2005年に創業の比較的新しいチェーン店ですが、シンガポール内に70店舗の他、海外7か国に出店しています。
厚切りのパンを使ったトーストが名物で、カヤトーストの他にピーナッツバタートースト、ハムチーズトーストなども人気です。
カヤトーストに使われるカヤジャムは、砂糖の代わりにハチミツが使われていて、自然な甘さが引き立っています。
パンダンリーフも入っていますが、量が少なめなのか、茶色いキャラメルのような色が特徴的。
トーストボックスのカヤジャムは店頭で買うことができますよ♪
トーストボックスでは、シンガポールでカヤトーストと並ぶ、定番朝食メニューのナシレマも食べることができます。
ナシレマはココナッツミルクで炊いたご飯に、から揚げなどのおかずにピリ辛なサンバルソースをかけたもので、小魚やキュウリが添えられています。
シンガポールの2大定番朝食のカヤトーストとナシレマを、一度に楽しむことができますよ♪
そのほか、ラクサやマレー系の麺料理も充実しています。
ドリンクメニューは定番のコーヒーや紅茶の他に、ソーダ系のドリンクも充実していて、店内は終日幅広い客層でにぎわっています。
④Heavenly Wang(ヘブンリーワン)
ヘブンリーワンはシンガポールに22店舗と、上記で紹介したチェーン店に比べると比較的小規模のチェーン店です。
昔ながらの薄切りのトーストに、たっぷりのカヤジャムと分厚くスライスされたバターが特徴的。
甘めのカヤジャムが、サクサクのトーストにマッチしています。
ヘブンリーワンの、カヤトースト以外でのおすすめは、マレー系の麺料理のMee Siam(ミーシアム)。
ドライビーフンを炒めたもので、朝食にもよく食べられています。
ラクサやチキンカレーも人気です♪
チャンギ空港のターミナル1、ターミナル3、ターミナル4に店舗があるので出入国前に立ち寄ることもできますね。
⑤YY Ka Fei Dian 喜園珈琲店(YYカフェディアン)
YYカフェディアンはカヤトーストチェーン店ではありませんが、地元民の間で絶大な人気を誇るカヤトーストの名店のひとつです。
YYカフェディアンのカヤトーストは、厚切りのパンが使われているのが特徴。
甘めのカヤジャムに、少量のバターが塗られています。
見た目は大きくてボリュームがあるように見えますが、とにかくふわふわで、ぺろりと食べられます!
ラッフルズホテルの裏にあり、観光客もアクセスしやすいロケーションですよ。
まとめ
以上、シンガポールの定番の朝食、カヤトーストについて紹介しました。
パンの厚さ、カヤジャムの甘さ、そしてとカヤジャムとバターの比率など、店によって違いますよ。
変わり種のフレンチカヤトーストなども美味しいですが、定番のカヤトーストはぜひ試してもらいたいもの。
自分の好みのカヤトーストを探してみてください♪
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