【京都】京都人の日常を味わおう！ おばんざいが楽しめるお店、料理教室をご紹介

こんにちは。生まれも育ちも京都府のつじもです。

京都へ遊びに来たなら、ぜひ味わってみたいのが「おばんざい」ですよね？
おばんざいとは、京都人が普段の食事で食べているお惣菜のことです。

実は、京都人はおばんざいという言葉をあまり使いません。たいてい、単におかず、や、お惣菜と呼びます。

おばんざい、という特別な言葉を使わないのは、おばんざいが特別な日のごちそうではなく、いつも食べているごく当たり前の家庭料理だからかもしれません。

季節の野菜を多く使い、気取らないけれど心のこもった京都のおばんざいは、いまではいろいろなお店で食べられます。

今回は、京都でおばんざいが食べられるお店と、おばんざいの作り方を学べる料理教室をご紹介します！

京都のおばんざい：四条通エリア（錦市場・佛光寺・メインストリート周辺）

京都で一番の繫華街といえば、ここ四条通エリアです。
錦市場や佛光寺、京都のメインストリート周辺のおばんざいを紹介します！

【ディナー】お数家いしかわ

初めて訪れる人はまず見逃してしまう細い路地の奥に、お数家いしかわはあります。

大きな提灯が下がる高い屋根におおわれたこの路地は、インパクト大！
まるで秘密基地へ向かうみたいに、勇気を出してくぐり抜けましょう♪

店内も町家の雰囲気が残り、カウンターに並ぶおばんざいの大鉢が食欲を誘います。
素材はできるだけ京都産を使用しているそう♪

100種類以上のメニューのなかから、その日のおばんざいが味わえます。

【ディナー】太郎屋

太郎屋は、女将さんと娘さんの2人で切り盛りする、アットホームなお店です。
2階席もあってグループにもおすすめです♪

メニューにはお惣菜とあり、お家で当たり前に作っていたものを出しているとのこと。
その内容は「青菜とお揚げさんのたいたん」など、まさしく京都のおばんざいの定番！

太郎屋がある路地には、ほかにも気になるお店がたくさんあるので、はしごするのも楽しいかも。

【料理教室】すま家 京おばんざい教室

1935年開業の京料理店「すまや」の料理をベースにした料理教室です。
レベルに合わせた3コースのほか、プライベートレッスンもあります！

旅行者には体験コースがおすすめ♪

かしわの柚子胡椒焼きなど一汁三菜の京都らしいおばんざいが学べます。

京都のおばんざい：御池通エリア（六角堂・本能寺・京都国際マンガミュージアム周辺）

御池通エリアは、京都御所に近い上品なエリアです。
六角堂、本能寺、京都国際マンガミュージアム周辺で食べられるおばんざいを紹介します。

【ランチ・ディナー】まつは

まるで田舎に帰ったように緩やかな時間が流れるまつはの店内は、京町家をそのまま使用した風情ある空間です。

見た目も端正な女性に人気の「一汁三菜」（800円）は、器にもこだわりを感じます♪

予約で満席のことが多い小さなお店なので、確実に行きたい方はぜひ予約を！
私も2回振られています…。

【朝食・ディナー】旬菜いまり

旬菜いまりは、おばんざいで人気の居酒屋です。
おばんざいだけでなく、旬菜いまりでは朝食も見逃せません。

「土鍋ご飯の和定食 京の朝ごはん（1,500円）」は、おばんざい2種や西京焼きが食べられる、ボリュームたっぷりのセットです。

定食に付く土鍋ご飯にも要注目。
お米は食味ランキングで最上級の特Aクラスをとったこともある、京丹後産なんです。

注文ごとに炊くので、炊き上がりまで30分ほどかかります。
待つ価値は充分ありますよ！

【ランチ・ディナー】定食屋soto

定食屋sotoは、隠れ家的な雰囲気のおばんざい店です。
ステンドグラスの扉を開けて、地下へ進みます。

リーズナブルで飽きのこない素朴な定食が、お昼から夜遅くまで味わえますよ♪

このお兄さんたちが、こんな家庭的な食事を提供しているなんて！
そんなギャップもおもしろい、地元民お気に入りのお店です。

小鉢2皿のおばんざいと日替わりのメインが楽しめる「日替わり定食（700円）」は、小ビールとセットでたったの1,000円ポッキリ。

京都人が大好きな「サバの味噌煮定食」は、ごはんが進む甘めの味付けです。

ていねいに下処理されているので、臭みがなく、魚が苦手な人でもおいしくいただけます。

京都のおばんざい：東山エリア（建仁寺・高台寺・清水寺周辺）

京都の東山エリアは、情緒たっぷりのエリアです。
建仁寺・高台寺・清水寺などを観光とセットで楽しめるおばんざいを紹介します！

【ランチ・ディナー】AWOMB 祇園八坂

3店舗展開しているAWOMBのなかでも、祇園八坂店はロケーション抜群！
古い町並みが残る、静かな石塀小路にあります。

看板がないので、見逃さないよう注意してくださいね。

祇園八坂店で提供しているのは、「手合え寿し」です。
8つの小皿に乗ったおばんざいを酢めしに乗せ、自分好みのちらし寿司にして食べます。

週末はいつも予約でいっぱいなので、2週間くらい前までに予約してください。
祇園八坂店は、ほかの2店舗より少しだけ予約が取りやすい気がします。

【ランチ・ディナー】京料理・花かがみ

清水にある和食店は、ちょっと敷居が高い…。
そんな人にもうれしいお店が「京料理・花かがみ」です。

1人でも入りやすい、貴重な本格京料理店です。

ランチタイムにいただける「京のおばんざい定食（1,420円）」は、おばんざい3種とメイン料理のセットです。

メインとして焼き肴や、胡麻豆腐などが味わえる、お得な内容です。

【料理教室】京山城屋

京山城屋は、八坂にある乾物のお店です。
七味作り体験のほか、乾物料理教室を開催しています！

乾物を使ったおばんざいを作るコースは、基本メニューとアレンジメニューの2つを用意しています。
3日前までに、ＨＰから申し込みましょう。

お料理のレパートリーがきっと広がります！

京都のおばんざい：京都駅エリア（東寺・東本願寺・梅小路公園周辺）

京都駅エリアは、京都の玄関口として知られています。
ショッピングにも便利なエリアで食べられるおばんざいを紹介します。

【朝食・ランチ・ディナー】竈炊き立てごはん土井京都八条口店

「竈炊き立てごはん土井京都八条口店」は、しば漬けでおなじみの老舗が手がけるお食事処です。

朝昼晩いつでも炊きたてのご飯と、おばんざいやお漬物のビュッフェが楽しめます。

市内に4店舗展開していますが、京都八条口店は、新幹線八条口の改札口近くとあってアクセス抜群！
到着したばかりでも、お帰り前でも、すぐに寄れますよ。

【料理教室】京の食文化ミュージアム・あじわい館

京都市中央卸売市場にあるあじわい館では、月1回のペースでおばんざい料理教室が開催されています。

講師は「あなたのすみれsmile」の伊藤麻里さん。
季節の野菜を取り入れたほっこりおいしい献立を作る中で、和食の基本が学べます。

京都のおばんざい：岡崎エリア（平安神宮・無鄰菴・南禅寺周辺）

京都の岡崎エリアにも、注目のおばんざいがあります。
平安神宮などを観光した後に立ち寄ってみてはいかがでしょう？

【ランチ・ディナー】卯sagiの一歩

卯sagiの一歩は、平安神宮そばの古民家おばんざいカフェです。
店主がうさぎ年生まれなので、この名前がつけられました。

人気の「おばんざいセット（1,400円）」はおばんざい5種盛りにご飯、お漬物、お味噌汁、デザートまでついています。

閉店時間は17時ですが、「おばんざいセット」が売り切れしだい終了なので気をつけて。

京都のおばんざい：伏見エリア（伏見稲荷大社周辺）

外国人にも人気の、京都の伏見エリア。
朱塗りの鳥居がシンボルの伏見稲荷大社周辺で食べられるおばんざいを紹介します。

【料理教室】あなたのすみれsmile

管理栄養士の伊藤麻里さんが主宰する料理教室です。
伊藤さんは、京都の情報をあつかう情報誌『leaf』でレシピの連載をしています。

京都ならではの野菜や無農薬栽培の野菜を中心に、体にやさしい献立を、最大4人という少人数で教わることができます。

開講日は不定期なので、事前に問い合わせてくださいね。

まとめ

今回は、京都のおばんざいをエリアごとに紹介しました。

京都旅行の食事は、やっぱりおばんざいがいい！

多くの人が訪れる観光地の近くにも、おばんざいが食べられるお店や、おばんざいの作り方が習える教室があるので、ぜひお試しください♪

早めの予約をおすすめします！