こんにちは!みーこです。
今回は、北鎌倉であじさい寺として名高い明月院をご紹介します♪
明月院と言えば、境内にブルーのあじさいが咲き乱れる鎌倉随一のあじさい寺として親しまれています。
また、秋には紅葉が楽しめる寺院としても有名で、四季折々の景色を楽しむことができるんですよ。
明月院を訪れたら外せない見どころポイントを解説しながら、アクセス方法もまとめてお届けいたします!
・明月院:あじさい・花しょうぶ・紅葉が楽しめる寺院
- 【初夏】明月院のあじさい
- 【初夏】本堂後庭園の花しょうぶ
- 【秋】紅葉の明月院
・明月院:見どころ・名所スポット
- 枯山水(かれさんすい)庭園
- 方丈の丸窓
- 明月院やぐら
- 開山堂(かいさんどう)
- 宝篋印塔
・明月院:休憩は茶室「月笑軒(げっしょうけん)」へ
・明月院:アクセス
明月院とは?
明月院(めいげついん)は北鎌倉の緑豊かな場所に佇む1160年創建の寺院で、境内全域が国指定の史跡となっています。
境内には、鎌倉で最大級のやぐらをはじめ、枯山水の庭園、北条時頼の墓である宝篋印塔(ほうきょういんとう)など歴史的な建造物があるお寺です。
明月院は長谷寺・成就院と並ぶほどあじさいの名所としても有名で、別名「あじさい寺」とも呼ばれているんですよ。
境内には、梅、桜、カエデ、花しょうぶなどの植物も植えられており、あじさい以外にも四季を通して季節の移り変わりを楽しむことができます。
明月院:あじさい・花しょうぶ・紅葉が楽しめる寺院
明月院の境内には見どころがたくさんありますが、季節で変わる自然の風景は最も感動的です!
中でも、あじさい、花しょうぶ、紅葉シーズンは外せませんよ♪
【初夏】明月院のあじさい
初夏の鎌倉と言えば、あじさいが有名ですよね。
鎌倉内にはあじさい寺として有名なお寺はいくつかありますが、明月院もそのひとつです。
明月院では初夏になると、境内一面に咲き誇る美しいあじさいが楽しめます。
境内には約2500株のあじさいが植えられていて、そのほとんどはヒメアジサイと呼ばれる淡いブルーが特徴的な品種。
この美しい青色のあじさいは「明月院ブルー」とも呼ばれており、女性を中心に人気を集めています。
特に山門へ続く参道の脇に咲くあじさいはSNS映えすることでも有名で、見頃を迎える6月頃には毎年観光客で賑わいます。
少しでも混雑しない時間帯にあじさい観賞したいという方は、平日の早朝に訪れることをおすすめします。
開門してすぐの時間帯はそこまで人もいないので、ゆっくりあじさいを楽しむことができますよ。
【初夏】本堂後庭園の花しょうぶ
明月院の境内には本堂後庭園という美しい日本庭園が広がります。
本堂後庭園には約3千本の花しょうぶが咲き誇り、毎年多くの観光客が訪れます。
普段一般公開されていない本堂後庭園ですが、花しょうぶの時期と紅葉の時期だけ解放され、幻想的な風景を楽しむことができるんです♪
花しょうぶの見頃は5月下旬~6月上旬まで。
あじさいの時期ほどではありませんが、休日の庭園はかなり混雑するので注意が必要です。
ゆっくり鑑賞したいという方は平日の午前中に足を運ぶことをおすすめします!
【秋】紅葉の明月院
明月院はあじさい寺として有名ですが、秋になると境内では美しい紅葉も楽しめます。
先ほど紹介した本堂後庭園は、花しょうぶの時期と紅葉の時期だけ一般公開されるので、紅葉を迎えた木々の幻想的な風景が望めますよ。
紅葉時期の庭園開放は、紅葉が見ごろを迎える11月下旬頃。
この時期は庭園一帯を赤や黄色の美しい紅葉が咲き誇ります。
もちろん庭園から眺める紅葉は素晴らしいのですが、おすすめは明月院の本堂である方丈(ほうじょう)内の「悟りの窓」という円窓から見る紅葉です。
この円窓はよく観光雑誌やメディアにも取り上げられているので一度は目にしたことがあるかと思います。
円窓から望む紅葉は格別の美しさ!
こちらは明月院の人気撮影スポットでもあるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
明月院:見どころ・名所スポット
広々とした明月院の境内にはいくつもの見どころポイントがあります。
明月院は主に参道を登る前のエリアと参道の先の本堂エリアに分かれており、歴史や文化を感じられるスポットが点在しています。
その中でもぜひ立ち寄って欲しいおすすめスポットをいくつかご紹介しますね♪
枯山水(かれさんすい)庭園
枯山水(かれさんすい)庭園は、方丈と本堂後庭園の間にある美しい日本庭園です。
枯山水は石と砂で山水の風景を表す庭園のことで、小さな庭園では白砂とツツジの植え木などを見ることができます。
ツツジの開花時期である毎年5月上旬は、白砂の庭園に満開の花が咲き誇るのでまた違った風景を楽しめます。
方丈の丸窓
方丈の本堂内には「悟りの窓」と呼ばれる円窓があり、こちらは明月院で一番の人気スポットです。
円窓の向こうには本堂後庭園が広がっていて、美しい庭園や四季折々で姿を変える風情ある景色を望めます。
特に新緑の春、紅葉の秋にみせる風景はうっとり見とれてしまうほど。
こちらは明月院の中でも人気の写真撮影スポットとなっているので、ぜひカメラを持って足を運んでみてくださいね!
明月院やぐら
明月院やぐらは、間口7m・奥行き6m・高さ3mの鎌倉で最大のやぐらとして知られています。
やぐらとはお墓のことで、鎌倉時代の洞穴墳墓です。
明月院のやぐらは平安時代末期の平治の乱で戦死した豪族の弔いのために作られたもの。
中央には明月院に深い関わりを持つ上杉憲方の供養塔と呼ばれる宝篋印塔(ほうきょういんとう)も建てられています。
開山堂(かいさんどう)
やぐらのすぐ隣には開山堂(かいさんどう)と呼ばれる素朴な建物があります。
林で囲まれている開山堂はまさに昔話に登場しそうな姿ですが、実は歴史ある建物なんですよ。
わらぶき屋根のお堂の中には明月院を開山した僧、密室守厳(みっしつしゅげん)の木像が祀られています。
歴史が得意でないという方にとってはただの茅葺屋根に見えてしまいますが、明月院の歴史に興味のある方はより楽しめるスポットだと思います。
宝篋印塔
明月院には鎌倉幕府の五代執権、北条時頼(ほうじょう ときより)のお墓と伝えられる宝篋印塔(ほうきょういんとう)があります。
北条時頼はわずか37歳という若さで死去し、もともと禅興寺に祀られていましたが、廃寺になったのち明月院に移されました。
明月院:休憩は茶室「月笑軒(げっしょうけん)」へ
明月院の境内には、唯一の甘味処である「月笑軒(げっしょうけん)」があります。
境内散策で足が疲れたらこちらでゆっくりティータイムはいかがでしょうか♪
月笑軒では、和菓子や抹茶のほか、クッキー、ソフトドリンク、甘酒、コーヒー、フルーツジュースなどがそろっています。
赤傘が開く風情あふれる茶処では、自然を感じながら優雅なひとときを楽しむことができますよ。
こちらの茶屋はあじさいや紅葉のピーク時期にはとても混雑します。
ゆっくり過ごしたいという方は、午前中や朝イチで訪れると割と空いているのでおすすめですよ。
明月院:アクセス
明月院のアクセス方法をご紹介します。
明月院に行くには、最寄駅であるJR横須賀線「北鎌倉駅」から歩いて行きましょう。
駅から続く細い川沿いの道を、10分ほど真っ直ぐ進んで行くと明月院へとたどり着くことができます。
駅からはこの1本道しかないので迷うことなく到着できると思います。
道中は川が流れる落ち着いた遊歩道や、雰囲気あふれる葉祥明美術館なども通過するので、途中立ち寄ってみるのもおすすめですよ♪
明月院には駐車場が一切ないため、電車利用やタクシーで遊びに行くことをおすすめします。
まとめ
今回はあじさい寺として有名な明月院の見どころをたっぷりご紹介しました。
境内をゆっくり散策したいという方は、あえてあじさいや紅葉の季節を外して訪れるのもおすすめです。
四季折々の姿を楽しみたいという方は、開園と同時に訪れるか平日を狙うことで混雑を避けられますよ。
境内には石仏やかわいいウサギの石像なども置かれているので、隅々までじっくり拝観してみてくださいね♪
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