こんにちは!1児の母、ぴょんきちです。
1歳の息子は、先日宮古島で海デビューをはたしました。
宮古島のビーチを調べてみると、実は知らないと怖い危険が隠されていたんです。
宮古島には、ちいさな子どもに限らず、大人でも危険なビーチもあります。
島民には常識であっても、観光客にはあまり知られていない宮古島のビーチ事情をお伝えします。
正しい知識を身につけて、安心して宮古島のビーチを楽しみましょう♪
・宮古島のビーチを安全に楽しむ方法
- ①見なれない生物はむやみに手を触れない
- ②危険生物「ハブクラゲ」の生態を知る
- ③離岸流の危険性を知る
- ④ひとりで海に入らない
- ⑤人気(ひとけ)のないビーチでは泳がない
- ⑥ラッシュガードを着用する
・ハブクラゲ防御ネットがあるビーチ
- パイナガマビーチ
- 与那覇前浜ビーチ
宮古島のビーチは危険?
訪れる人を魅了する美しい宮古島の海には、実は2つの危険がひそんでます。
ひとつは、宮古島の海に生息する危険生物です。
その中でもとくに被害が多いのが、「ハブクラゲ」というクラゲによるものです。
ハブクラゲは、本土にはいない非常に恐ろしいクラゲです。
沖縄県全体では、年間で100件ほどの被害届けが出ています。
時には、亡くなる人もいるほど恐ろしい海の生物なんです。
キレイな海で泳いで、ハブクラゲに刺されて病院送り!
なんてことは、避けたいですよね。
そして、もうひとつは水難事故です。
宮古島では年間に数件の水難死亡事故が発生しています。
サンセットがとてもきれいで、有名な「砂山ビーチ」では最も多くの水難事故が発生しています。
ガイドブックに載るような有名なビーチであっても、それが安全とは限りません。
宮古島での思い出が、悲しい思い出とならないためにぜひとも最後まで読んでくださいね。
宮古島のビーチを安全に楽しむ方法
予備知識を持って、安全に宮古島のビーチを堪能しましょう♪
①見なれない生物はむやみに手を触れない
宮古島の海には、ハブクラゲ以外にも危険な生物が生息しています。
見慣れない生物を見つけても、むやみに触ったりしないようにしましょう。
宮古島で代表的な危険生物は、「カツオノエボシ」や「ミノカサゴ」です。
カツオノエボシは、刺されると電気が走ったような強い痛みを感じます。
そのため、「デンキクラゲ」とも呼ばれています。
海外では死亡事例も報告されている怖いクラゲです。
触手を外すときには「海水」を使用します。
酢や、真水、アルコールをかけると未発射の刺胞を刺激するので、絶対しないようにしてください。
一方、ミノカサゴはとても美しく、ゆっくりと動くのが特徴のサカナです。
近づいてもあまり逃げないですが、背びれ、腹びれ、尻びれに毒があります。
刺されるととても痛いので、キレイだからといって触れないようにしましょう。
②危険生物「ハブクラゲ」の生態を知る
ハブクラゲは、かさが半透明のため見えにくく、刺されてはじめて気付く場合が多いです。
6月~9月の夏の時期にかけて多く発生します。
特に波の静かな砂浜や、入り江、人工ビーチなどで被害が多く報告されています。
20~30cmと浅いところでも被害が報告されているので、浅いから大丈夫だと思って気を抜いていると刺されることがあります。
ハブクラゲに刺されると激痛を生じ、「みみずばれのような跡」になるのが特徴です。
触手に毒針を持っており、触手に触れると毒針で刺され、最悪死に至ります。
万が一、刺されてしまったら…
③離岸流の危険性を知る
水難事故の中でも、台風のあとに発生する「離岸流」は、とくに注意が必要です。
離岸流とは、海岸の波打ち際から沖合に向かってできる流れのことをいいます。
局所的に発生し、とても流れが強いのであっという間に沖に流されてしまいます。
万が一、流されてしまった場合は、岸に向かって泳がずに並行に泳いで離岸流から抜け出します。
泳ぎに自信がない場合は、無理に動かずその場で浮いて助けを待ちましょう。
いずれも、パニックになり溺れてしまわないように落ち着くことが大事です。
④ひとりで海に入らない
宮古島に限らず、ひとりで海に入るのには危険がともないます。
まず、ハブクラゲなどの危険生物に刺されてしまった場合には、対処が遅れてしまいます。
刺されたことにより、パニックになって溺れてしまう可能性も少なくはありません。
また、離岸流などで流されてしまった場合、助けを求めることができず発見が遅れる可能性があります。
ひとり旅の場合は、ひとりで泳がずに、シュノーケルツアーなどに参加すると安心ですよ!
⑤人気(ひとけ)のないビーチでは泳がない
人気のないきれいなビーチは、プライベートビーチのようで、つい泳いでしまいたくなります。
しかし、安全を考えるなら、できるだけ避けましょう。
ホテルのビーチや、にぎわっているビーチでは監視員がいます。
ハブクラゲなどの危険生物が見かけられた場合、遊泳禁止処置などの対応もしています。
また、万が一事故にあった場合は、処置がスムーズなので比較的安心です。
同じく、離岸流などに流されてしまった場合、素人では助けることが難しいです。
監視員がいるビーチで泳ぎましょう。
⑥ラッシュガードを着用する
日差しが強い宮古島では、紫外線から肌を守ることが必要です。
水着の上からラッシュガードを着用し、海に入りましょう。
安全のためには、長袖のラッシュガードやレギンスなど、できるだけ肌を露出しないものが望ましいです。
ラッシュガードは紫外線だけでなく、海の危険生物から身を守ってくれます。
もし、ラッシュガードが準備できなかった場合は、長袖のTシャツを着るだけでもだいぶ違いますよ☆
ハブクラゲ防御ネットがあるビーチ
ラッシュガードで露出を減らしても、100%危険生物から身を守れるとは言えません。
宮古島には、「ハブクラゲ防御ネット」が張られたビーチが2ヶ所あります。
特にお子さんと行く場合は、安全のためこの2つのビーチを利用しましょう。
パイナガマビーチ
市街地エリアにあるパイナガマビーチは、静かでこじんまりとしていて島民の憩いの場でもあります。
魚はあまりいないので、シュノーケリングには向いていませんが、海は市街地とは思えない美しさです。
パイナガマビーチでは、夏場の遊泳可能期間、ハブクラゲ進入防止ネットが張られます。
ネットの内側で泳いでいる限りは、基本的に安全です。
万が一ハブクラゲに刺された時のために、「食酢」が置かれているのでより安心です。
また、パイナガマビーチには日陰になる「あずまや」がたくさんあります。
そのため、読者やお昼ごはんを食べる人も見かけます。
市街地からほど近い場所で、のんびりと過ごすにはぴったりのビーチですよ♪
また、西側に位置しているので、サンセットビーチとしても人気のスポットです。
思い立った時にふらっと寄れる憩いのビーチです。
与那覇前浜ビーチ
与那覇前浜ビーチは、東洋一の美しさといわれるほど、宮古島でも1、2を争う美しさです。
約7kmにも渡って、美しい白い砂浜が続いています。
真っ青な空に、ビー玉のように透き通る海、真っ白な砂浜と最高のロケーションです。
ハブクラゲ防御ネットが設置されているのは、宮古島東急ホテル前の遊泳エリアのみです。
海で泳ぐ際には、注意してくださいね。
子連れ旅行では、この東急ホテルに宿泊する人が多く人気のホテルです。
ビーチに近いだけではなく、宿泊者にはうきわなど無料で利用できる特典もありますよ♪
ハブクラゲネットが設置されたビーチなら、子連れでも安心して遊べますね。
与那覇前浜ビーチは遠浅で、波が穏やかなので小さなお子さんでも遊びやすいです。
ただし、サンゴ礁がないのでシュノーケリングには向いていません。
また、近年は中国から宮古島への豪華客船の乗り入れにより、多くの中国人が訪れるようになりました。
あるTV番組によると、その来日人数は1度に約5000人!
毎週水曜日になると、小さな宮古島にどっと押し寄せてきます。
タイミングが重なってしまうと、与那覇前浜ビーチは中国からの観光客でいっぱいになってしまいます。
観光バスは与那覇前浜港側に停車するので、そんな時は反対の東急ホテル側で過ごしましょう。
まとめ
以上、宮古島のビーチで安全に楽しむ方法を6つご紹介しました!
宮古島のビーチは、息を飲むほどの美しさなので海に入らずとも、目で楽しむことができます。
ビーチにゆっくりと腰かけて、ただただ海を眺めるという楽しみ方もありますよ♪
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