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    【ハワイ】有害物質を含む日焼け止めは使用禁止!使える日焼け止めは?ハワイ旅行での日焼け対策まとめ

    • monpy

      monpy

    常夏の島ハワイへ旅行に行くとき、日焼け止めは必需品です。しかし、ハワイでは2018年、有害成分を含む日焼け止めの販売を禁止する法律ができました。その影響で、有害物質を含む一部の日焼け止めはハワイのビーチで使用できなくなりました。今回は、ハワイでも使用できる日焼け止めや、ハワイでの日焼け対策について解説します。禁止されている日焼け止めの条件など、旅行前に必要な情報をわかりやすくまとめました。

    【ハワイ】有害物質を含む日焼け止めは使用禁止!使える日焼け止めは?ハワイ旅行での日焼け対策まとめ

    こんにちは!旅行大好きアラサー主婦のmonpyです。

    ハワイに行ったら、ショッピングや海水浴など、楽しみがいっぱいです。
    でも、ハワイの紫外線量は、なんと日本の約2倍もあるということをご存知でしょうか?

    日本にいるとき以上に、忘れずに日焼け対策をすることが大事です!

    しかし、2018年ハワイで日焼け止めを禁止する法案が可決しました。
    このニュースは、当時日本でも大きな話題になりました。

    今回は、
    ・ハワイで使用できる日焼け止め
    ・ハワイ旅行で知っておくべき日焼け対策
    ・ハワイで日焼け止めが禁止になった理由

    についてご紹介します。

    2021年、ハワイで日焼け止めが使用禁止に!

    ワイキキビーチからの景色
    ワイキキビーチからの景色

    2018年5月にハワイ州議会にて、一部の有害成分を含む日焼け止めの販売を禁止する法案が可決されました。
    日本でもニュースになっていたので、ご存知の方も多いかもしれません。

    この法律は、自然環境を保護するために制定されました。
    日焼け止めに含まれる有害成分が海に流れ出て、サンゴの白化などに影響している可能性があるのです。

    この法律は2021年1月1日から施行され、ハワイで有害成分を含む日焼け止めの販売や流通が禁止されます。

    環境問題

    ハワイでは、近年サンゴ礁の白化が進んでおり、深刻な問題となっています。

    サンゴ礁の白化とは、海水温度の上昇や海洋汚染によって、サンゴが死滅していくプロセスに起きる現象のこと。
    多くの観光客がビーチを楽しんでいるハワイでは、海洋汚染などの問題も重要な課題となっていました。

    有害な日焼け止めが禁止になることで、多くの人が環境汚染への意識改革をするきっかけにもなるのではないでしょうか。

    ハワイで日焼け止めは使えないの?使えるものもある!

    ビーチでのんびり
    ビーチでのんびり

    さて、次に気になるのは、ハワイでは日焼け止めが一切使えなくなるのか?ということ。

    結論から言うと、日焼け止めの使用や持ち込みは可能です。
    指定の有害物質を含まない日焼け止めに関しては、販売も可能です。

    法律は、あくまでも有害成分を含む日焼け止めの「販売」や「流通」を制限するためのもの。

    日焼け止めの使用制限は設けられません。
    また、日本からの持ち込みが禁止されることもなく、観光客が使用することまでは規制しないようです。

    しかし、美しいハワイの自然を守るためにも、有害な成分が含まれる日焼け止めの使用は避けたいですね!
    観光させてもらう側の私たちとしては、有害成分を含む日焼け止めは使用せず、最低限のルールを守って海を楽しみたいものです。

    ハワイの日焼け止めで禁止されている“有害な成分”とは?

    ハワイの美しい海
    ハワイの美しい海

    続いて、実際にハワイで禁止された日焼け止めの成分についてみてみましょう。

    有害成分として販売が禁止されているのは、
    ・オキシベンゾン
    ・オクチノキサート(メトキシケイ皮酸エチルヘキシル)

    という成分が入った日焼け止めです。

    日焼け止めは、紫外線を取り込まないための成分で肌を保護することで日焼けを防ぎます。
    一般的に日焼け止めの効果が得られる成分は、2種類に分けられます。

    ①紫外線吸収剤(ケミカル)

    紫外線を「吸収」し、化学的に熱エネルギーに変えることで肌を守ります。

    ②紫外線散乱剤(ノンケミカル)

    酸化亜鉛や酸化チタンなどによって、物理的に紫外線を「反射・散乱」させることで肌を守ります。

    禁止された2つの成分は、①紫外線吸収剤(ケミカル)に分類され、紫外線を吸収して肌を守る紫外線吸収剤です。

    このタイプの日焼け止めは、肌への刺激が強いので使用を避けているという方もいるかもしれませんね。
    これら成分は、サンゴ礁の白化には影響があると発表されましたが、現時点で人間への安全性に関しては問題がないとされています。

    日常的に使用する分には問題がないので、一般的に販売されている日焼け止めの多くに含まれていて、見分けるのが大変です。

    ハワイで使用する日焼け止めは、
    ・パッケージの成分表記に「オキシベンゾン」と「オクチノキサート(メトキシケイ皮酸エチルヘキシル)」がないもの
    ・「紫外線吸収剤不使用」「ノンケミカル」という表記のあるもの

    を選ぶようにしましょう。

    ハワイでの日焼け対策

    観光客とワイキキビーチ
    観光客とワイキキビーチ

    では、実際ハワイに行くときには、どのような日焼け対策をするべきでしょうか?
    紫外線の強いハワイでできる日焼け対策をまとめました。

    ①成分を確認した日焼け止めを使用する

    日焼け止めを使用するなら、成分をよく確認してから使用しましょう。
    最近は、ノンケミカルタイプの日焼け止めや、オーガニックの天然素材を使用した日焼け止めもたくさん売っています。

    この機会に、肌にも自然にも優しい自分に合った日焼け止めを見つけるのもいいかもしれません!

    ②水着の上にラッシュガードを着る

    有害成分を含まない日焼け止めを塗ったとしても、長時間ビーチにいるとどうしても日焼けしてしまいます。
    海で遊ぶ時には、水着の上からラッシュガードを着て日焼け対策をしましょう。

    首元や腕などしっかりカバーしてくれるものがいいですね。

    ③目から入る紫外線を防ぐ

    見落としがちですが、目からも紫外線の影響を受けて日焼けするんです!
    目から取り込んだ紫外線は、肌の日焼けにもつながります。

    ハワイに行ったら、おしゃれのためにサングラスをするというよりも、紫外線カットのためにサングラスを着用しましょう。
    さらに、UVカットのコンタクトレンズに変えれば、日焼け対策はばっちりです!

    ハワイ旅行で気をつけたい環境への対策

    ダイヤモンドヘッドとワイキキの海
    ダイヤモンドヘッドとワイキキの海

    ハワイでは有害成分を含む日焼け止めの販売を禁止する以外にも、ビニール袋の有料化など環境を守るための積極的な取り組みが行われています。

    このような取り組みは、環境問題について世界中の人に認知してもらうきっかけづくりとしての役割も担っています。
    ハワイに行ったときにだけ気を付けるのではなく、世界中の人が一人一人意識を変えて、環境にやさしい生き方を選択できるようになるといいですね!

    まずは、自分にできる身の回りの小さなことから、関心を持って取り組んでいくことが大事ではないでしょうか♪

    まとめ

    ハワイの美しい夕焼け
    ハワイの美しい夕焼け

    以上、ハワイの日焼け止めについて解説しました!

    ハワイで日焼け対策は欠かせませんが、同時に環境問題にも配慮した対策が必要です。

    日焼け止め禁止の法律は、悪気はなくても有害なものと知らずに使い続けることで、大きな自然破壊につながることがあるということに気づくきっかけにもなりました。
    旅行となると気分が浮かれがちではありますが、自然の与えてくれる恩恵に感謝しながら、自分たちにできることを恩返ししていかないといけません。

    筆者もこれを機会に、日焼け止めの成分や環境問題について、もっと関心を持って取り組んでいきたいです!

    【ハワイ】有害物質を含む日焼け止めは使用禁止!使える日焼け止めは?ハワイ旅行での日焼け対策まとめ mirumiの記事に
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