皆さん、こんにちは!
最近、エアコンをかけるべきか、かけないべきか、よく迷っているIkumaです。
かつて日本の都として栄えた街「京都」。
今では海外からの旅行客を中心に、多くの人が訪れる観光地となっています。
特に人気なのが、古くからのお寺や神社を巡ること。
金箔で貼られた姿が印象的な「金閣寺(きんかくじ)」や、鳥居の積み重なったことで知られる「伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)」などは、連日人だかりができます。
しかし、京都の上京区の方に少しマイナーながら、人気を集める神社があります。
それが「晴明神社(せいめいじんじゃ)」です!
- 五芒星
- ご神木
・京都の晴明神社で厄除けを:見どころ
- 一の鳥居
- 旧・一條戻橋
- 厄除桃
- 晴明井
・京都の晴明神社で厄除けを:歴史
・京都の晴明神社で厄除けを:晴明祭
・京都の晴明神社で厄除けを:アクセス
京都の晴明神社で厄除けを:概要
晴明神社は、陰陽師として有名な安倍晴明(あべのせいめい)を祀った神社です。
安倍晴明といえば、過去に羽生結弦がフィギュアの品目として演じたことでも有名ですね!
陰陽師を祀っているだけに、神社としては「厄除け」「厄払い」といったご利益があります。
最近、良くないことが続いている人におすすめです。
拝観時間は、朝の9時から夜の17時30分です。
入れる時間は一般的な神社と同じような形ですね。
また晴明神社では、一年間どの季節でも拝観時間が変わりません。
さらに京都市の中心街からさほど遠くもないので、どんな季節に行っても訪れやすい場所になります。
五芒星
そして晴明神社のトレードマークともいえるのが「五芒星(ごぼうせい)」です。
五芒星は陰陽道において、魔除けの効果があるとされています。
特に安倍晴明は、五芒星を自分の紋として用いました。
そのため、この晴明神社でも鳥居の部分など、多くの箇所で使われています。
ちなみに日本の家紋としてよく使われる桔梗(キキョウ)の花ですが、こちらの家紋の種類に「晴明桔梗」というものがあります。
これは桔梗の紋を、五芒星をモチーフして少し変形させたもの。
それが安倍晴明の名前を取って呼ばれる所からも、安倍晴明と五芒星の関係性が伺えますね。
紋の所まで来たら、お祈りしておきましょう。
ご神木
そして晴明神社の本殿近くには、神社の「ご神木」があります。
こちらは樹齢300年以上の楠(くすのき)となります。
大切なご神木ではありますが、直接触ることも可能です。
太くて力強いご神木を触れば、気持ちも上向くと思いますよ♪
京都の晴明神社で厄除けを:見どころ
続いて紹介するのが「晴明神社」内の見所です。
お払いなどと関連した物も多く、他の神社で見ることもできます。
一の鳥居
まず晴明神社の入り口にあるのが、この「一の鳥居」。
この鳥居の中央には、金色で塗られた晴明桔梗が置かれています。
通常の神社であれば、鳥居には神社名や祀っている神様の名前が入ります。
それだけに、神社の紋が描かれたこの鳥居は全国的にみても珍しいそうです。
旧・一條戻橋
京都の堀川に、平安時代からかかっている「一條戻橋(いちじょうもどりばし)」。
この一條戻橋を境内に再現したのが「旧・一條戻橋」です。
旧・一條戻橋では、平安時代の武将「渡辺綱(わたなべのつな)」が、橋で出会った鬼の腕を切り落とした、という話が伝えられています。
この鬼の腕を安倍晴明に見せた所、「鬼が取り返しに来るので、7日の間家を閉じて誰も家に入れないようにしろ」と忠告したそうです。
また一條戻橋の「戻る」という名前を嫌い、未だに葬式の列や嫁入り前の人は、橋を渡らないという習わしがあります。
ご結婚などを控えている方は、橋を渡らないように注意しましょう♪
厄除桃
晴明神社のご神木の近くにある「厄除桃」。
こちらは桃の形をした像です。
実は桃というのは、陰陽道で「魔除け」「厄除け」の効用があるとされています。
それだけにこの桃の像は、晴明神社でも厚く敬われているのです。
特に桃に触れると、自分の身についた災厄を撫で付けられるといわれています。
ぜひ晴明神社まで来たら、桃を撫でさせてもらいましょう!
晴明井
そして「五芒星」の形の描かれた「晴明井」。
この晴明井は、安倍晴明の念力によって沸いたとされる井戸です。
この井戸から沸く水は、今でも飲めます。
また安倍晴明が見つけただけに、厄を払って、病気を治してくれるとも伝えられています。
晴明神社の中だけでなく、京都内でも屈指のパワースポットとされています。
ぜひ神社に訪れた時には、お水を口にしてみてください♪
京都の晴明神社で厄除けを:歴史
そんな晴明神社が作られたのは、1007年のこと。
1005年に安倍晴明が亡くなった際、当時の帝である「一条天皇」が、その功績をたたえる目的で建築を命じました。
つまり晴明神社は1000年以上の歴史があるのです。
当時の晴明神社は、今以上に広大な敷地面積を誇ったそうです。
しかし、室町時代に入ると、京都で応仁の乱(おうにんのらん)が発生。
晴明神社も大きな被害を受けます。
戦国時代にも戦乱に巻き込まれる憂き目にあい、神社の規模は縮小。
貴重な資料や宝物なども失われてしまいました。
それでも安倍晴明を慕う人達によって、神社の整備・改修が行われます。
1950年には堀川通に面した境内が拡張され、神社も大きくなりました。
京都の晴明神社で厄除けを:晴明祭
そんな晴明神社で毎年9月に行われるのが「晴明祭」です。
秋分の日とその前日から、2日間かけて行われます
まず秋分の日の前日に行われるのが「宵宮祭」。
古くからのやり方に合わせ「湯立紳楽」が滞納されます。
その後、お清めされた熱いお湯が振舞われます。
無病息災を願う人におすすめです。
そして秋分日になると例祭が行われます。
こちらは晴明神社の中で、最も重要な祭事です。
午後1時からは神輿が周辺の地区を練り歩く「紳幸祭」が開始します。
そしてそれら神輿が18時に本社に戻ってきて、お祭りは終了となります。
9月ごろに京都に訪れる人は、ぜひ晴明祭にも参加してみて下さい!
京都の晴明神社で厄除けを:アクセス
そんな京都でも有数のパワースポットといえる「晴明神社」。
京都御所の少し西の辺りにあり、アクセス方法にもいくつか種類があります。
まず京都市営地下鉄を使う方法。
この場合は烏丸線のある「今出川」駅で下車します。
そこからは徒歩で10分ほど歩きます。
京都御所とは反対の方向に進む、と覚えておけば、大体の方向が掴めると思います。
徒歩で歩くのが大変な場合、バスを利用するのがおすすめです。
最寄りのバス停は「一條戻橋・晴明神社前」となります。
京都駅からアクセスする場合、市営バス9番を使う形になります。
所要時間は大体30分ほどです。
また四条からアクセスする場合、市営バス12番を使うと良いでしょう。
その場合の所要時間は20分ほどです。
バス停からはすぐ目の前に神社があるので、迷う心配などはないでしょう!
まとめ
以上、京都にある晴明神社のまとめ情報でした!
由緒正しく、古くから伝わる神社ですので、京都に行く時には一度遊びに行ってみて下さい♪
また神社の占いも良く当たると評判だそうです。
占い好きの人にもおすすめですよ♪
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