皆さん、こんにちは!
アマゾンで買った家電が壊れて、始めて返品制度を使ったIkumaです!
日本で最も古い都市と言われ思い出す「京都」。
東本願寺や金閣寺、八坂神社など多くの寺社仏閣が揃っています。
その中でも有名なお寺が、京都府宇治市にある平等院。
10円玉硬貨にも描かれており、非常に知名度も高いお寺です。
今回は京都の平等院について、情報をまとめました♪
平等院とはどんな場所なのか、京都に行く予定のある人はチェックしておきましょう。
京都・平等院:歴史
京都の平等院が建立されたのは1052年。
関白を勤めていた藤原頼通によって、作られました。
当時は末法思想が広まっており、極楽往生を願う人が多くいました。
そのため、平等院の開山には、力が入っています。
1336年になると、戦乱によって建物が焼失する憂き目に合います。
また、1698年に宇治大火に見舞われるなど、荒廃が進みます。
しかし、修復を行われ、再建されています。
特に明治以降になると、文化財を残そうとする動きが高まり、大規模な修繕作業が始まりました。
そして、1994年には「古都京都の文化財」としてユネスコの世界遺産にも登録。
現在も優美で荘厳な様子を留めています。
京都・平等院:拝観時間・拝観料
平等院は、拝観時間と料金を細かく設定しています。
平等院の庭園を拝観できる時間は、朝の8時30分から17時30分までとなります。
また、入場のできる時間は17時15分なので、気を付けましょう。
そして平等院の本尊が祀られている平等院鳳凰堂は、拝観を希望する人をグループごとにまとめ、順次案内される方式になっています。
拝観は、9時30分から16時10分の間で、20分ごとに出発します。
また、平等院の保有している展示品を置いた「平等院ミュージアム鳳翔館」は、拝観時間が9時から17時になります。
このように平等院での各種の建物を回れる時間は、細かく異なるので、注意しましょう。
拝観料は庭園と平等院ミュージアム鳳翔館を回る場合、大人1人で600円になります。
さらに鳳凰堂の内部を拝観する場合、1名300円を納める必要があります。
京都・平等院:建築物
続いて紹介するのは京都・平等院の建築物です。
開山当初から現存している物だと、1000年近く残っている場合もあり、その歴史の古さを実感できます。
鳳凰堂
藤原頼通によって1053年に建立された鳳凰堂。
10円玉にも描かれている著名な建物であり、平等院の本尊である阿弥陀を安置しています。
鳳凰堂という名称は、正面からお堂を見た際に、その姿が翼を広げた鳥のように見えたこと。
そして建物の上部に1羽の鳳凰が据えていることから、江戸時代に「鳳凰堂」と呼ばれるようになりました。
また、最大の特徴ともいえるのが、池の真ん中に作られている点です。
そのため、池越しに鳳凰堂の姿を見ると、お堂が水面に反射して、とても美しい姿になります。
内部には金色の阿弥陀如来がある他、その背後には極楽浄土図も描かれています。
その他にも多くの宗教図が描かれているなど、荘厳な雰囲気が漂います。
ただし、室内修繕のため、2019年11月15日(金)までは内部拝観ができません。
また、所要人数に達した場合、内部見学ができない場合もあります。
9時から整理券の配布を行っているので、内部拝観を希望する人は、到着したら受付してもらいましょう。
特に冬に行く予定のある人は、修繕し終えた状態の鳳凰堂を一番に見られますよ♪
観音堂
重要文化財に指定されているお堂「観音堂」。
鎌倉時代前期、創建当時の本堂に作られた建築物です。
鳳凰堂に比べると、落ち着いて質素な雰囲気です。
しかし奈良時代からの格式高い様式をしており、非常に歴史的な価値が高い建築物です。
平等院に行った際には、ぜひ訪れてみてくださいね!
養林庵書院
養林庵書院は江戸前期に建てられた建物。
桃山城の遺構とされており、床や襖などに、狩野山雪の物と思われる、図が描かれています。
庭園の方も趣のある佇まいです。
和を感じる建物になっていますよ♪
京都・平等院:展示品
平等院では、平安時代から保管してきた貴重な品々を保管しています。
鳳凰堂にある阿弥陀如来坐像や、観音堂に置かれた十一面観音立像などですね。
どちらも1000年近く昔に作られた貴重な物。
ぜひ注目してみてください♪
また、仏像以外は、鳳翔館にて保管される文化財も多いです。
鳳凰堂の天蓋
阿弥陀如来坐像の頭上には、金色の天蓋が垂らされています。
素材には金銀の他にも、琥珀や孔雀石といった、貴重な鉱石が使われているそう。
ぜひ阿弥陀如来と合わせて見て、その荘厳さを感じ取ってみてください♪
鳳凰
現在、鳳凰堂の南北両端に飾られている1対の鳳凰像。
こちら、実は2代目なのです
初代の鳳凰像は、大気汚染などで錆が発生していたため、現在は取り外されて、鳳翔館で保管されています。
鳳凰堂に立つ姿を見られないのは残念ですが、その分間近で精巧な作りを実感してください!
梵鐘
国宝に認定されている梵鐘も貴重な品。
かつて鳳凰堂南側近くにある、鐘楼に懸けられていました。
こちらも大気汚染などの影響を貫が取り外された物です。
平安時代を代表する梵鐘であり、京都府左京区の「神護寺の鐘」や滋賀県三井寺の鐘などと合わせ「天下の3名鐘」と言われています。
京都・平等院:庭園
そして平等院の庭園は、平安時代から鎌倉時代にかけて作られた「浄土式庭園」という形式を取っています。
特に鳳凰堂やそれを取り囲む阿字池、さらには敷地外にある宇治川や対岸の山々は、一体となって形成されています。
この庭園では、当時の貴族たちが希求した極楽浄土の光景を再現しているとのこと。
国の史跡と名勝に指定されています。
特に平成になってからは発掘調査などが行われ、建立当初の形に戻されたりしています。
例えば平成2年の調査では、州浜にこぶし大の石が敷き詰められて、水際は緩やかな曲線になっていたそう。
その後、平安時代と同じ州浜に復元され、当時の雰囲気を形にしていますよ!
京都・平等院:アクセス
最後に京都・平等院へのアクセス方法をご紹介します。
主に電車か車を使う方法がおすすめです。
電車の場合には、平等院から徒歩10分程の位置にある宇治駅を利用する方が良いでしょう。
京都駅からはJR奈良線を利用し、約20分で到着できます。
また、京都の四条などにいる場合、京阪本線を利用するのが良いでしょう。
祇園四条駅や清水五条駅などで乗車し、中書島で下車、その後京阪宇治線を使えば15分程で宇治駅に到着します。
そして、車でアクセスする場合、宇治西ICか宇治東ICが高速道路の最寄り出口になります。
名神高速を使って京滋バイパスに乗り換えるとスムーズに行けますよ!
まとめ
以上、平等院の情報まとめでした♪
京都を訪れた時には、ぜひ足を運んでみてくださいね!
mirumiの記事に いいね!しよう お出かけの最新情報をお届けします |