みなさん、こんにちは。韓国在住のj.koreaです。
ソウル郊外に暮らす筆者は、最近ではもっぱら車移動が多く、電車に乗ることはほとんどなくなってしまいました。
そんな筆者ですが、先日、日本から来た友人らを連れてひさしぶりにソウル駅へ。
実はソウル駅って、色んな魅力があるのだと再発見しました!
そこで今回は、筆者が感じたソウル駅の魅力をご紹介したいと思います。
帰りのフライトの待ち時間や、地方への移動の合間に、見どころたっぷりのソウル駅を堪能してみましょう♪
・ソウル駅:空港からは電車で1本!
- 直通列車の所要時間と料金
- 都心ターミナル
・ソウル駅:市内からの移動には地下鉄が便利
・ソウル駅:電車に乗って地方へ
・ソウル駅:駅構内を楽しむ4つのポイント
- ①駅構内で絶品グルメを満喫
- ②アウトレットとマートでお買い物
- ③ソウル駅から歩いて南大門へ
- ④目の前にあの有名ドラマのロケ地が…!
ソウル駅は韓国の陸の玄関口
「ソウル駅」は、文字通り韓国・ソウルにある駅のことです。
1日に約32万人もの人々が利用する、まさに「韓国の陸の玄関口」です。
ソウル駅は空港鉄道をはじめ、地下鉄や京義・中央線、ソウルと地方を結ぶKTX(高速鉄道)の発着駅として利用されています。
かつては「南大門停車場」と呼ばれていたソウル駅。
南大門停車場は1919年に廃止され、現在はその跡地に記念碑がたてられています。
現在のソウル駅の前に使われていた「旧ソウル駅」の駅舎は、韓国の史跡として無料で観覧することができます。
時間があれば、ぜひ足を運びたい観光スポットの1つ。
ソウル駅:空港からは電車で1本!
空港からソウル駅までは、A'REX(空港鉄道)を使えば、乗換なしの1本で行けます。
とくに仁川空港からは、「直通列車」に乗ればノンストップでソウル駅へ。
最短43分で、空港からソウル駅まで向かうことができます。
直通列車の所要時間と料金
・仁川空港第1ターミナル駅⇔ソウル駅:43分、9,000ウォン(約900円)
・仁川空港第2ターミナル駅⇔ソウル駅:51分、9,000ウォン(約900円)
なお、金浦空港からソウル駅の移動は、「一般列車」のみとなります。
一般列車の利用は、韓国の交通カード「T-money」の利用がおすすめ!
T-moneyを使うと、現金で支払うより交通費が割引になります。
T-moneyカードは、空港内のコンビニや駅の窓口で購入できます。
・【韓国】T-moneyカードの使い方ガイド!かわいいデザインをゲットする方法も!
都心ターミナル
ソウル駅には、「都心ターミナル」が設置されています。
都心ターミナルとは、ソウル都心で事前に飛行機の「搭乗手続き」が行える場所のこと。
都心ターミナルで「事前チェックイン」を済ませておけば、空港での手続きがスムーズになり、時間を有効に使えます!
なお、ソウル駅での「事前チェックイン」には、空港鉄道の「直通列車の利用」が原則となっているので、ご注意を。
また、金浦空港は事前チェックインの対象外です。
ソウル駅の都心ターミナルで、事前チェックインが行える航空会社は次の通りです。
※国際線の利用に限る
ソウル駅:市内からの移動には地下鉄が便利
ソウル市内からソウル駅へ向かうには、地下鉄の利用が便利です。
ソウル駅を通る路線は、地下鉄1号線と4号線の2本。
地下鉄1・4号線を使えば、観光客に人気の「東大門」や「明洞(ミョンドン)」にも1本でアクセスできます。
ソウル駅:電車に乗って地方へ
ソウル駅では、KTX(高速鉄道)をはじめ、特急列車や急行列車など、地方へ向かうほとんどの列車が発着しています。
筆者も一度、「釜山(プサン)」へ向かう際にKTXを利用しましたが、ホームには各方面へ向かう多くの利用客でにぎわっていました。
ちなみにソウルから釜山までは、KTXで最短2時間半。
日帰り旅行も可能なので、ぜひ韓国の地方観光をたのしんでみてはいかがでしょうか?
飛行機では味わえない、ローカルな雰囲気もまた魅力的ですよ♪
チケットの購入は、駅構内の券売所、または公式サイトや旅行サイトから購入できます。旅行サイトでは日本語で手続きができるので、韓国語ができなくても安心です。
ソウル駅:駅構内を楽しむ4つのポイント
空港からのアクセスもばっちりで、都心と地方都市とを結ぶ韓国の「陸の玄関口」となっているソウル駅。
ただし、ソウル駅の魅力はそれだけではないんです!
ここでは、ソウル駅をたのしむ3つのポイントをご紹介します。
①駅構内で絶品グルメを満喫
韓国といえば、やっぱり「グルメ」。ソウル駅には、
そんな韓国グルメをたのしめる飲食店やフードコートが充実しています♪
とくに3階のフードコートでは、冷麺やビビンパなどの定番韓国グルメのメニューが豊富にそろっており、どれを頼もうかと迷ってしまうほど。
窓際からは、「旧ソウル駅」の駅舎を眺めることもできます。
フードコートの他にも、本格的な韓国料理が味わえるお店や、日本食のレストランもあります。
「マクドナルド」や「ロッテリア」といったファーストフード店も充実しているので、軽くお腹を満たしたい時にもピッタリ。
②アウトレットとマートでお買い物
ソウル駅のすぐとなりには、「ロッテアウトレット」と「ロッテマート」があります。
駅直結なので、天候を気にせず楽しめるのもポイントです。
「ロッテアウトレット」には、カジュアルからフォーマルまで、さまざまなファッションアイテムが揃っています。
また、女性に人気の韓国コスメのショップもあります。
韓国の大手マート「ロッテマート」では、キムチや海苔などの定番韓国食品から、韓国ラーメンやお菓子といったお土産にピッタリな商品がたくさん!
一部のレジでは、お会計時にパスポートを提示すれば、その場で「TAX FREE(免税)」が受けられます。
また、ロッテマートには、宅配カウンターが設けられており、購入した商品をその場で日本に送れちゃうんです!
ついつい買い物し過ぎちゃっても、安心ですね♪
③ソウル駅から歩いて南大門へ
ソウル駅の近くには、活気あふれる韓国の市場「南大門市場」があります。
ソウル駅から南大門市場までは、徒歩10分ほどで歩いて行けちゃいます。
駅を出て左側に進むと、正面に大きな門が見えます。
この門が「崇禮門(승례문)」で、通称「南大門」と呼ばれる門です。
南大門のとなりに大きく広がるのが、南大門市場。
活気あふれる市場の雰囲気は、これぞ韓国!といった印象を受けます。
地下鉄もいいけど、たまには外の空気を吸って、韓国の街並みを楽しむのもアリですよ。
④目の前にあの有名ドラマのロケ地が…!
ソウル駅の目の前には、韓国の大ヒットドラマ『未生~ミセン~』のロケ地として使用された、「ソウルスクエア」というオフィスビルがあります。
ソウルスクエアは、イム・シワン演じる主人公のグレが勤める、会社のモデルとなったビルです。
四角いオレンジ色のビルは、ドラマを見た人ならだれもが「アーッ」となるたたずまい。
ビルの中にはショップやカフェなども入っており、こちらは一般の方でも利用できるようです。
ドラマ『未生~ミセン~』は日本でも人気で、日本版にリメイクもされた作品なので、ぜひソウル駅を訪れた際にはチェックしてみてくださいね♪
まとめ
韓国の都心にある「ソウル駅」の魅力をご紹介しました。
ただの駅とはちょっと違った、ソウル駅ならではの楽しみ方が少しでも伝わればうれしいです。
みなさんも、ソウル駅で楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか♪
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