こんにちは!Cihayaです。
シンガポールのランドマークといわれる憧れのホテルといえば「マリーナベイサンズ」です。
そんな現代風の高級ホテルが、「少しずつ傾いている」「倒壊するのでは?」と噂されています。
今回は、マリーナベイサンズの“傾き疑惑”について調査してみました!
- ◆設計はカナダの建築家「モシェ・サフディ」氏
・マリーナベイサンズが傾いているのは本当
- ◆ピサの斜塔の10倍!傾きは52度
・マリーナベイサンズ倒壊の噂は嘘?本当?
- ◆無理な構造の原因は風水を取り入れたから
- ◆設計が困難なため、日本企業は建設を拒否
- ◆建築した韓国の双竜(サンヨン)建設が倒産
・マリーナベイサンズホテルは取り壊しされる!?
マリナーベイサンズホテルとは
シンガポールの湾の目の前に建つ、有名なカジノリゾートホテル「マリーナベイサンズホテル」。
高さ200メートル近くある、50階建ての高級ホテルです。
地上57階には、宿泊者専用のインフィニティプールがあり、2010年の開業以来世界中の人が利用しています。
また、世界最大級のカジノ、ショッピング、有名シェフ監修のレストランなど超大型施設も併設しています。
MRT(地下鉄)のベイフロント駅も直結しており、シンガポール・チャンギ国際空港からタクシーで約20分とアクセスも良好ですよ。
マリーナベイサンズを形成する3つの建築物の上には、細長い船の形をした建物がまたがっています。
とてもインパクトが強いマリーナベイサンズホテルの設計・建築について見ていきましょう。
◆設計はカナダの建築家「モシェ・サフディ」氏
マリーナベイサンズホテルの設計を担当したのは、カナダ出身の建築家モシェ・サフディ氏です。
モシェ・サフディ氏は、モントリオール万博の際、メイン施設の集合住宅「アピタ67」の設計に携わりました。
世界から注目される、現代建築を得意とする建築家です。
マリーナベイサンズホテルと同じ時期に建てられたアートサイエンスミュージアムも、モシェ・サフディ氏の美しい作品のひとつです。
アートサイエンスミュージアムは蓮の花をモチーフとし、華麗さや清らかさを感じられる芸術作品だといわれています。
シンガポールを訪れた際には、ぜひモシェ・サフディ氏設計の
・マリーナベイサンズホテル
・アートサイエンスミュージアム
この両方を見ていただきたいなと思います。
マリーナベイサンズが傾いているのは本当
とてもユニークな形をしているマリーナベイサンズホテルには、実は何年も前から倒壊の噂があったんです。
しかし、現在にいたるまでマリーナベイサンズは倒壊していません。
ここで結論を述べておくと、
「実は、マリーナベイサンズは最初から傾いている」
というのが答えになります。
◆ピサの斜塔の10倍!傾きは52度
1番右側に建つタワーは、最高52度の傾斜があるそうです。
マリーナベイサンズホテルの傾斜角は、イタリアのピサの斜塔よりも10倍近くも傾いています!
ちなみに、イタリアのピサの斜塔の傾斜角は5.5度です。
誰が見ても傾いて見えるのですから、倒壊のうわさがあるのも理解できますね……。
マリーナベイサンズ倒壊の噂は嘘?本当?
さて、マリーナベイサンズ自体は、本当に傾いているとここまで説明してきました。
一方、「だんだんと傾き始めている」といった話は立証できていません。
これは、おそらく根も葉もない噂でしょう。
ただ、倒壊するという噂が嘘なのかというと、実はそうとも言い切れない事情があるんです◎
そこで、マリーナベイサンズが倒壊のうわさを立てられた経緯を解説していきます!
◆無理な構造の原因は風水を取り入れたから
「入」という字は、風水ではとても運が良いとされている文字です。
シンガポールを訪れる船がマリーナベイサンズホテルを門として見立ててやって来ると言う意味合いもあり、マリーナベイサンズホテルの形は「入」の字をモチーフにしています。
風水を一生懸命取り入れたたばかりに、困難な構造になったと言われています。
◆設計が困難なため、日本企業は建設を拒否
日本の建築会社を含め、世界有数の建築会社がマリーナベイサンズホテルの建設に名乗りをあげていました。
しかし、最終的な完成図を見て「安全上の保障ができない」とした理由で、日本の清水建設やその他の建築会社は入札を拒否したのです。
普通に考えると、安全面を重視して撤退していった会社の判断は賢明だと感じます。
しかし、シンガポールは震度1の地震さえなく、台風やハリケーンの心配もないということで、韓国の建築会社が競争相手のいないままマリーナベイサンズホテルを完成させました。
いくつもの国の大手建築会社が安全性を懸念した事実もまた、マリーナベイサンズホテル倒壊の噂につながっています。
◆建築した韓国の双竜(サンヨン)建設が倒産
マリーナベイサンズホテルの建築を完工した韓国のサンヨン建設は倒産しています。
正直、こんなにも大きな世界を代表するリゾートホテルを建設した会社がつぶれてしまったと言う事実は、かなりの疑心暗鬼につながりますよね……。
マリーナベイサンズホテルの建築の際には、こんなにも困難に見えるホテルをなんと工期前倒しで完工しています。
その時に、サンヨン建設の前会長は「サンヨン建設の独創的なアイディアで難しい工事を終わらせた」とコメントしました。
この独創的なアイディアを、「単なる手抜き工事なのでは!?」と感じた人も少なくなかったそう。
多くの人がそう感じた理由は、手抜き工事が横行する韓国建築会社の実態にあります。
なんの前触れもなく橋が真ん中から崩落するなど、韓国国内では手抜き工事による事故が多発しているからなのです。
マリーナベイサンズホテルは取り壊しされる!?
これまでに建設設計に関することや完工した建設会社のお話をしましたが、マリーナベイサンズホテルには取り壊しの噂も…。
その噂もまた、「韓国では10年サイクルで建築物に不具合が出る」というジンクスから生まれたものだと考えられています。
2010年に開業したマリーナベイサンズホテルは、2020年に調度その節目を迎えます。
そのことからも、「マリーナベイサンズホテルが取り壊しになるのでは?」と心配されているようですよ。
もちろん、あくまでもまったくの噂なので、今後すぐにマリーナベイサンズが取り壊しになることはないでしょう(笑)。
まとめ
マリーナベイサンズホテルは、素人目に見るとなかなkか設計に無理があるように見えます。
インフィニティープールの部分もたった数本の柱で支えられていて、心配しだしたらキリがありませんね(笑)。
しかし、インフィニティプールから落ちた人もいませんし、何の問題も無く営業をしているのも事実です。
どんな噂があろうと、マリーナベイサンズホテルが素晴らしいホテルであることに変わりはありません。
マリーナベイサンズホテルにまつわる、ひとつの噂話として読んで頂けたのなら幸いです♪
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