こんにちは!
渡韓のしすぎで勝手に韓国に懐かしさを感じてしまうほど、韓国オタクなRinです。
今回は、ソウルの時差について紹介したいと思います。
最初に申し上げると、韓国と日本の時差はありません!
この記事では、
・時差がないのに体内時計がズレる理由は?
・過去には日本と韓国の間に時差があった?!
などを解説していきます!
日本と韓国に時差はない!
まず、日本と韓国には時差がありません。
フライト時間を2時間とすると、日本を出発して2時間後の時刻に韓国に到着します。
日本が夜の10時なら、韓国も同時刻の夜10時。
日付も変わらなければ、昼夜逆転もしません。
日本と韓国は、基準にしている時刻が全く同じです!
過去には日本と韓国に時差があった
日本と時差のない国は、数少ないことをご存知でしょうか?
韓国も、その数少ない国の1つに当てはまります。
しかし、過去にさかのぼってみると、日本と韓国の間に時差があった時代もあります。
約30分(正確には32分)という短い時間ではありますが、時差がありました。
当時の日本は韓国より30分時計が進んでいたのです。
標準時子午線
すこし地理の話になりますが、標準時子午線といって、その国や地域における標準時刻を定めるための線があります。
日本は標準時子午線が東経135度であるのに対し、韓国は標準時子午線が東経127.5度です。
実際に今でも子午線が変わることはなく、約30分の時差があるはずなのですが、隣国日本と同じ時刻に合わせるためという理由で同じ時刻になりました。
時差があったりなかったり…
時差を合わせはじめたのは1904年。
徐々に日本の時刻に合わせはじめ、1912年には完全に日本と韓国は同時刻に変わりました。
同時刻に変わったはずが、実はこのあと再び時差が発生しました。
第二次世界大戦で日本が敗北した後、1954年に当時の韓国の初代大統領であった李承晩(イ・スンマン)大統領が「韓国標準時」を採用し、日本と約30分の時差が生まれたのです。
しかし、7年後の1961年、後に大統領になる朴正煕(パク・チョンヒ)少将が5・16軍事クーデーターを起こし前政権は崩壊。
朴正煕が政権を握ることとなり、朴正煕軍事政権が成立しました。
このクーデターの背景には、在日米軍と在韓米軍の間に時差があると、軍事上の話に問題が生じたという理由があったそうです。
それ以来、時差が変わったことはないですが、時代の移り変わりでまた時差が生まれることがあるかもしれませんね。
今の時点では、日本と韓国の時差はないのでご安心を♪
北朝鮮との時差
ちなみに余談ではありますが、北朝鮮も日本や韓国との時差を作ったり無くしたりを繰り返してきました。
1910年に日韓合併時に日本と同時刻にしましたが、2015年8月に日本や韓国より30分、時刻を遅らせました。
真の独立国家である証明を表したかったからだと言われています。
しかし、2018年5月に韓国と時刻を合わせたため、再び日本との時差もなくなりました。
かなり直近の話なので、北朝鮮に関してはまた二転三転する可能性が高いかもしれません。
日本と韓国に時差はないのに体内時計がズレる!
日本と韓国には時差がないはずなのに、旅行中に体内時計が大きくズレる人もいます。
その理由はなぜなのでしょうか?
実際に韓国で暮らしてみてわかったことなのですが、日本に比べて韓国の方が日の入時刻が遅いんです。
とくに夏は、なかなか暗くならずに驚きました(笑)。
まだ夕方の5時くらいかな?と思っていたのに、すでに夜の8時だったこともありました。
日本に帰って過ごすと、夜が短く感じることもあるかもしれませんね♪
ちなみに筆者は、夏以外でも韓国は暗くなる時間が遅いなと感じました。
実際に、2019年11月1日の「日の出」「日の入」の時刻をソウルと東京で比べてみました。
比べてみると、やはり東京のほうが、日の入りの時刻が約1時間早いですね。
ただ、その分日の出の時刻はソウルの方が約1時間遅いです。
韓国は日本より西に位置しているので、基準が同じ時刻であっても、地理的に日が沈む時間がずれます。
ちなみに、韓国の冬は特に日の出が遅いので、なかなか明るくなりません。
1月なんかは朝の8時くらいになってやっと朝を感じることができるくらい遅いです。
もし朝に散歩などする方は、韓国の朝はほとんどマイナスの気温といってもいいくらい、本当に寒いので暖かい格好で出てくださいね。
まとめ
今回は、ソウルの時差について紹介しました。
時差がない分、時差ボケなどの心配もないので、韓国旅行に行かれるかたは最後まで思う存分楽しんでください♡
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