【北海道】函館のおすすめ観光スポットまとめ！グルメ・絶景・歴史を満喫する初心者向けプラン

こんにちは、本州最北端の青森県在住のliccaです。

函館と言えば、函館山、赤レンガ倉庫、五稜郭などの名所に加えて、ジンギスカンなどのグルメ体験が見どころです。

函館は人口約26万人の中核市であり、ヨーロッパの影響を色濃く受けた街並みや、ロックバンドGLAYの出身地としても有名です。

今回は、初めて函館を訪れる方に「これは見逃せない！」というオススメを6つに厳選して紹介します。

函館の絶景やグルメを堪能してくださいね♪

北海道・函館：①函館山ロープウェイ

函館に到着したらまず体験したいのは、函館山からの眺望です。
函館市内を一望できる絶景は必見！

函館山は夜景スポットとしても知られていますが、昼間の眺望も一見の価値があります。
天気が良ければ津軽半島まで見えます。

夜は100万ドルの夜景とも形容されるほど圧巻の景色ですが、穏やかな函館の街並みを観察したい方は昼間がオススメ。

函館山の山頂へは、「函館山ロープウェイ」に乗って行くことができます。
眼下に広がる函館の景色を見下ろしながら山頂へとのぼっていくワクワク感がたまりません♡

函館山ロープウェイ山麓駅までは、西部地区循環バス元町ベイエリア周遊号が出ています。
片道料金は大人210円、小人110円です。

函館山の夜景についてはこちらをチェック♪
・【北海道】函館と札幌の二大夜景を特集！冬限定ライトアップやイルミネーション情報も！

北海道・函館：②元町の街並み散策

函館山で景色を堪能した後にオススメしたいのは、元町散策。
函館市内を走る市電で行くことができます。

石畳の坂道は雰囲気があり、歩いているだけでも異国情緒が感じられます♪

◆市電

函館市内を散策するのに欠かせないのが、市電です。

函館市民の重要な足であるとともに、観光客の足としても人気が高い公共交通機関です。

安価に函館市内をまわることができ、ほとんどの目的地へは最寄り駅下車で徒歩15分以内にあります。

元町へは、「末広町」か「十字街」が最寄りで、それぞれ主な観光名所は下記の通りです。

・末広町：元町公園、旧イギリス領事館、旧函館区公会堂、元町観光案内所（明治42年完成の洋風建築物）
・十字街：元町教会群、カールレイモン記念館

一日乗車券があるので、観光にはこちらがお得。
・大人600円
・小人300円

◆元町教会群

そのまま八幡坂をのぼっていくと、元町教会群があります。
元町教会群については、「函館観光」の記事でも紹介しています。

・函館ハリストス正教会
・カトリック元町教会
・函館聖ヨハネ教会

この3つの教会がそれぞれ元町教会群の一角をなしていて、どれも1900年前後に起源を持つ歴史ある教会です。

中でも、函館聖ハリストス正教会は1916年の建築以来現存していて、教会建築としても歴史的価値のある建物です。

◆元町珈琲店

元町を散策していると、あちらこちらにカフェを目にします。
コーヒー店、ロシアンカフェ、茶寮などふらりと立ち寄ってみたくなるカフェがあります。

筆者のオススメは、「元町珈琲店」です。
元町教会群のすぐ近くにあります。

濃厚チーズケーキと、深炒り焙煎のコーヒーが人気のカフェです。
木のぬくもりを感じる店内はゆっくりと過ごせるので、散策に疲れたら立ち寄ってみてください♡

北海道・函館：③旧イギリス領事館

北海道函館で、歴史好き＆洋館好きにぜひ訪れてほしいのは、旧イギリス領事館です。

旧ロシア領事館もありますが、建物の老朽化により内部の見学ができないので、見学可能な旧イギリス領事館がおすすめ！

元町教会群からも徒歩圏内で、歩いて6分ほどのところにあります。
古い西洋建築が好きな筆者は、元町教会群を見てからそのまま旧イギリス領事館へと下っていくルートを設定しました。

◆歴史

旧イギリス領事館は、函館が1859年に国際貿易港として開港してから75年間、領事館としての役目を担ってきました。

数回の火災に遭い焼失したため、現在の場所には1913年に再建され、1934年まで領事館として機能していました。

その後、1979年に函館市の有形文化財に指定され、1992年の函館市市制70周年を記念して復元、以来一般開放されています。

旧イギリス領事館は、国際貿易港として発展してきた函館の歴史の重要な証人というわけです。

◆領事館内の見学

一般開放されている部屋では、家具や食器といった展示品から当時のイギリス人の生活を感じ取ることができます。

また、館内では領事を務めたリチャード・ユースデンの功績も紹介しています。

一般開放されているものは、下記の通りです。

・領事執務室
・家族居室
・歴史的建造物の紹介

◆ショップとカフェ

旧イギリス領事館内には、イギリスの雑貨が販売されているショップ「クィーンズメモリー」と、イギリス式アフタヌーンティーが楽しめるカフェがあります。

ショップには、紅茶やティーセット、マグカップ、ゴルフグッズに加え、文具や置物、ピーターラビットグッズまで販売されていました♪

素敵なスーベニアグッズは、見ているだけでもワクワクしますよ！

同じく領事館内にあるカフェは、イギリスから取り寄せたという調度品でアンティーク風な雰囲気。
紅茶や焼き菓子、伝統的なイギリスのアフタヌーンティーセットもあります。

北海道・函館：④ホテルラジェントプラザ函館北斗のランチバイキング

北海道函館でおすすめのグルメは、「ホテルラジェントプラザ函館北斗」のランチバイキングです。

函館市隣の北斗市にあるホテルですが、現在の北海道新幹線の終点が新函館北斗駅のため、実質、本州から新幹線直通の北海道の玄関口となっています。

ホテルラジェントプラザ函館北斗は新函館北斗駅開業に伴い2017年3月にオープンしたホテルです。
ホテル宿泊者でなくともバイキングの利用が可能です。

和洋中様々な食べ物がそろい、中でもチョコレートファウンテンは子どもに大人気で、ファミリー層の利用が目立っていました！

バイキングには、和洋中の食事に加え、豊富なデザートとドリンクバーがあります。

ホテルラジェントプラザ函館北斗のランチバイキングはとても人気で、順番待ちの行列ができるほど。
オープンより30分～1時間ほど早めに到着すると、待たずに入ることができます。

函館までは、新函館北斗で特急に乗り換える必要があるため、ランチバイキングを楽しんでから函館へ移動するのがオススメ♪
特急の本数は限られているので、予め特急の時刻を調べて先に切符を購入すると安心ですよ。

北海道・函館：⑤函館朝市

函館を初めて訪れた方にぜひとも体験してほしいのが、函館朝市です。
約3ヘクタールの土地に、約250店舗が並ぶという巨大な朝市です！

カニや魚といった鮮魚類から、北海道銘菓などのお土産まで手に入ります。
函館は新鮮な海産物が豊富にとれることから、函館朝市では海鮮丼が人気メニューのひとつです。

早朝から営業しているので、早起きして散歩がてら見てまわるだけでも楽しいですよ♪

朝市の詳細な見どころについては、こちらの記事をご覧ください。
・【完全版】函館朝市の楽しみ方ガイド！海鮮丼やいか釣りがおすすめ！営業時間やアクセス情報も

◆海鮮丼

函館朝市には、たくさんの鮮魚店や海鮮丼のお店が立ち並んでいます。

鮮魚店が直接営んでいる、鮮魚を販売している傍らに食事スペースが設けられているお店もあります。
また、定食屋さんのように海鮮丼店として店をかまえているところもあります。

朝市というと、全国的に有名な日本最大級の「八戸朝市」をイメージする方も多く、食べ歩きを楽しむものと考えている方もいるでしょうが、函館朝市はまた違った楽しみ方ができる朝市です。

海鮮丼の店が多いことから、朝からガッツリと食事をとりたいという場合にオススメです。
お昼を過ぎても営業しているので、昼食として海鮮丼を食べにくるのもアリですね♪

北海道・函館：⑥トラピスチヌ修道院

日本初の女子修道院として明治31年にできたのが、ここ函館のトラピスチヌ修道院です。

当時は、フランスから派遣された8人の修道女が設立に携わりました。
修道女の方々が厳格な規律の下に自給自足の生活をしているため、静かに見学しなければなりません。

聖像のある前庭の見学は可能ですが、司祭館等の内部は聖域につき見学はできません。
庭園も「静粛に」見学をしてほしい旨や、場所によっては撮影禁止の旨の注意書きが出ていますから、ルールを守って見学しましょう。

◆聖ミカエル像

門をくぐってすぐに出迎えてくれるのが、聖ミカエル像。

トラピスチヌ修道院にはいくつか聖像があります。
修道院の空気はとても澄んでいるように感じられ、それらを見ているだけでも心が洗われるような気分になります。

◆聖母マリア像

かすかに微笑んでいるような表情の聖母マリア像。
両手を広げ、誰をも受け入れる寛大な心を表しているように感じられます。

◆聖母テレジア像

こちらは、聖テレジア像といいます。
わずか24歳でこの世を去ったとされる19世紀後半に生きた修道女です。

◆ルルドの洞窟

フランスのカトリック教の巡礼地を表現したとされるルルドの洞窟。
上に立っているのは、聖母マリア像です。

◆売店

トラピスチヌ修道院の売店では、修道女の方々が作ったマダレナという焼き菓子やクッキーが販売されています。

トラピスチヌ修道院でしか手に入らないもので、お味も大変美味しく人気商品なので、ぜひ購入してみてください。
お土産にもオススメです♪

まとめ

今回は、北海道函館の6つの見どころについて詳しく紹介しました。

超豪華バイキングから聖域トラピスチヌ修道院まで、函館にはお腹も心も満たしてくれる奥深い場所が様々あります。
ぜひ、函館で素敵な1日を過ごしてくださいね♪