こんにちは!Cihayaです。
私が初めて韓国を訪れたのは15年ほど前で、当時韓国のトイレを使用して子どもながらにカルチャーショックを受けたことを憶えています(笑)。
15年経った今では、トイレの環境も大分変わってきており、快適に使用できるトイレも増えてきたように感じます。
しかし、日本で当たり前に使用しているウォッシュレットやきれいなトイレは、韓国を含む海外では当たり前ではありません。
旅先でトイレ事情にショックを受けないためにも、今回は韓国のトイレ事情を徹底解説します!
- トイレットペーパーは流さない
- 最近の韓国のトイレは変わってきている!?
- トイレを探したい!
・韓国のトイレ:どうしてトイレットペーパーを流さないのか?
- 下水管が細くトイレットペーパーが流れない
- トイレットペーパーの性質
・韓国のトイレ:韓国でトイレを使用するならココ!
- ホテル
- デパート
- 空港
- 駅
韓国のトイレについて
韓国を訪れたことがある人はわかるかもしれませんが、日本とのトイレの違いに驚いた人は少なくないはずです。
ここでは、韓国のトイレ事情についてお話していきたいと思います。
トイレットペーパーは流さない
韓国では当たり前ですが、トイレットペーパーは流さないというのが常識です。
えっ……!?と思った方も多いと思いますが、使用したトイレットペーパーは流してはいけないのが韓国のトイレ事情になります。
トイレットペーパーを流してしまうと、トイレが詰まってしまうので必ず設置されているゴミ箱に捨てるように気をつけましょう。
場所によってはゴミ箱がトイレットペーパーであふれかえっている場面もあり、気持ちの良いものではありません。
韓国のトイレ事情を前もって知っておくことで、心の準備が出来ますね(笑)
最近の韓国のトイレは変わってきている!?
韓国の一般的なトイレではトイレットペーパーは流せないというルールをお伝えしましたが、近年では韓国のトイレ事情にも少しずつ変化が出てきました。
全体的にみるとまだまだですが、トイレットペーパーを流せるトイレは増えつつあります。
韓国のトイレ事情は随分と良くなってきていると感じます。
トイレの個室に入った際にゴミ箱が設置されていなければ、日本のトイレと同じように使用できると思って大丈夫です。
トイレットペーパーが、流せるか流せないかの目安になるのはゴミ箱ですので、注意してチェックして下さい。
また、トイレットペーパーが水に流せるトイレでも、しっかりと水を流さなければ、トイレが詰まる可能性が高くなるので気をつけてくださいね。
トイレを探したい!
トイレの表記は日本と同じような感じです。
男性トイレの場合は青色、女性トイレは赤色で表示されます。
また、韓国でトイレは「ファジャンシリ」と言います。
「ファジャンシリ オディエヨ?」で「トイレはどこにあります?」という意味なので覚えておくと便利です♪
韓国のトイレ:どうしてトイレットペーパーを流さないのか?
筆者は韓国のトイレ事情を忘れ、トイレットペーパーをつい癖で流してしまいかけたことも何度もありました(笑)。
日本人からすると何故トイレットペーパーが流せないのか不思議ですよね。
その理由を説明します。
私ひとり位、トイレットペーパーを流してもいいだろう……と思ってしまいそうですが、韓国には韓国のルールや習慣がありますので、尊重し守るようにしましょう!
下水管が細くトイレットペーパーが流れない
実はトイレットペーパーが流せない理由は諸説あるようです。
韓国では当たり前のトイレ事情なので、生まれてからずっと疑問に感じる人が少なく、当人たちは特に何も思っていないのが現状のようです。
しかし、1番の理由と言われているのが、下水管がトイレットペーパーを流せないほど細くて詰まってしまうということです。
そもそも紙自体が貴重でトイレットペーパーが無かった1950年~1960年代は、包装紙やリサイクル紙、葉っぱなどが使用されていました。
ですので、今も流さずにそのままゴミ箱に捨てる習慣が続いているのでしょう。
トイレットペーパーの性質
韓国のトイレットペーパーは簡単に水には溶けない性質があります。
その理由は、韓国ではトイレットペーパーをティッシュペーパーの代わりとして使用するのが一般的だからです。
普段鼻をかむことに使うトイレットペーパーが水に弱いと困るということです(笑)。
韓国のトイレ:韓国でトイレを使用するならココ!
韓国のトイレ事情は理解しても、やっぱり使用するならなるべくキレイで清潔なトイレがいいですよね。
そこで、おすすめのトイレ利用場所をまとめてみましたので参考にしてみて下さい。
ホテル
ホテルのトイレは、とてもキレイで清潔です。
トイレットペーパーを流せなかった経験もありませんし、不快な思いをしたこともありません。
また、ランクの高いホテルや日系のホテルになるとウォシュレット機能が付いたトイレもあります。
(一般的な韓国のトイレではウォシュレット機能がついたトイレを見ることはありません)
デパート
大型デパートのトイレは比較的、清潔に保たれています。
デパートにもよりますが、トイレットペーパーが流せるところが多く安心して利用できるはずです。
女子トイレは少し並ぶこともありますが、小さなお店や外に設置されているトイレなどを利用するよりもおすすめです!
空港
空港のトイレでは、トイレットペーパーが流せるところばかりですので、日本と同じ感覚でトイレを使うことが可能です。
特に仁川国際空港は、利用客も多いためトイレの数もたくさんあります。
空港を出る際には、ソウル市内までも1時間程かかるので、空港でトイレを済ましておくことをおすすめします。
駅
韓国の鉄道駅のトイレもおすすめです。
特に大きな駅には、清潔なトイレがたくさんあります。
2015年には、ソウルの地下鉄構内のトイレイメージ改善を図り、トイレのゴミ箱撤去が進められました。
そして2年後の2017年、ソウル地下鉄1号~8号線のゴミ箱の全面撤去が決定し、トイレットペーパーを流せるようになりました。
こう考えると、韓国トイレ事情が変化してきたのはごく最近のことなんですよね。
注意したい事は、すべての駅のトイレがソウル地下鉄構内のトイレのようになっているわけではないということです。
トイレの外観を見ると、トイレ内部の清潔感が予測できますので、よく見たうえで使用するか判断することをおすすめします!
とは言っても、急を要する場合は利用せざるを得ませんので、清潔なトイレと出会えたらラッキー位の心構えでいるといいかもしれません(笑)
まとめ
普段から日本のトイレに慣れている私たちからすると、韓国含め異国のトイレは汚く感じてしまう人もいるかもしれません。
日本はトイレにおいても先進国であり、トイレを使用する人のマナーやトイレの清潔さは世界の中でもトップクラスだと言えます。
筆者の外国人の友人も日本のトイレを見て感動し、写真に収めていたことがあります。
それ位、日本のトイレの基準と比べると、ビックリすることになってしまうでしょう。
海外でトイレを利用する際には、上記のことを踏まえた上で暖かい目で海外のトイレを使用してもらえたらと思います。
mirumiの記事に いいね!しよう お出かけの最新情報をお届けします |