【台湾】90日間以内の旅行にビザは不要！入国審査や入国カードの記入方法を紹介！

みなさんこんにちは、海外旅行大好きいまけんです。

今回は、台湾のビザ事情について解説します。

日本から台湾に旅行するとき、原則ビザは必要ありません。
ビザなしで入国できる条件と、出入国の手順をまとめました。

また、ビザが必要になるケースと申請方法も紹介します。

台湾旅行にはビザ不要！

台湾桃園国際空港

観光が目的の台湾旅行では、原則ビザは不要です。
滞在できる期間は90日以内で、入国後の延長はできません。

ビザなしで台湾に入国できる条件は、下記の通りです。

・日本国籍保有者であること
・パスポートの残存期間が滞在期間以上あること
・90日以内の観光／商用／親戚訪問が目的であること

台湾へ出国する予約済みの航空券を持っていればOK！

しかし、90日以上の滞在や留学などはビザが必要になります。

台湾の検疫（持ち込み制限）

禁止されている肉製品

日本から台湾への渡航の際にビザは不要ですが、検疫のルールは他の旅行者と同様にあります。
台湾では、以下の品物の持ち込みが禁止されています。

もし持ち込んだ場合は、当該農産物を没収されるほかに、約10,000円～54,000円が罰金として科せられます。
もし、不明なことがあれば、植物防疫所へ行くことをおすすめします。

台湾の入国カード

入国審査

台湾に入国する際は、パスポートと入国カードを用意する必要があります。

入国カードとは、台湾旅行の詳細情報を記した書類です。
氏名や国籍、泊まる予定のホテルの住所、乗ってきた飛行機の便などを記入し、サインして提出します。

これを書かないと入国させてもらえないので、忘れないで書くようにしましょう。
入国カードとパスポートの2つを一緒に入国審査官に提出します。

入国カードを入手する

機内

台湾の入国カードはどこで貰えばいいのでしょうか？
入国カードを受け取る方法は2つあります。

◆飛行機の機内で受け取る

国際線に乗った場合は、必ず機内で客室乗務員が入国カードを配布します。
配られるタイミングは、フライトの時間帯や航空会社によって異なりますが、離陸前に配られる場合や、離陸後に飲み物などのサービスが始まる前に配られます。

もし機内で受け取るのを忘れたときでも、乗務員に伝えれば受け取ることができます。

◆入国審査前の机で受け取る

もし機内で入国カードを貰い忘れた場合でも、空港到着後の入国審査の前で受け取ることができます。

場所は、入国審査のフロアのテーブルに置いてあります。
とてもわかりやすいところにあるので、すぐにわかると思います。

入国カードの書き方

入国カード

続いて、台湾の入国カードの書き方を紹介します。

もし、書き方がわからなくなった場合は、客室乗務員の方に聞けば詳しく教えてくれます。
また、入国カードを書く際に使用する筆記用具は、あらかじめ用意しておくことをおすすめします。

※⑧職業の記入例

・会社員：OFFICE WORKER
・自営業：PROPRIETOR
・公務員：GOVERNMENT OFFICIAL
・主婦：HOUSEWIFE
・学生：STUDENT
・無職：NIL

【追記】2020年2月に入国した際は、➉に電話番号を書くように指示されました。
これはコロナウイルス蔓延の為、いつでも連絡できるようにとのこと。

台湾の入国審査

イミグレーション

台湾の空港到着後は、入国審査（immigration）の掲示板の指示に沿って移動すると、たくさんの人が並んでいる入国審査のカウンターに到着します。
時間帯によっては長時間待ちますので、飛行機からなるべく早く降りて並ぶのがおすすめします！

「non-citizen持非中華民國護照旅客」と書かれたところに並ぶ

入国審査カウンターの上にある電光掲示板「持非中華民國護照旅客」と書かれている列に並びます。
これは、台湾のパスポートを持っていない人のことを指し、日本人はこの列に並びます。

カウンターの黄色い線の手前で待つ

自分の順番に回ってきたら、足元の黄色い線の内側で待機します。
入国審査官の許可が出てからカウンターに進みましょう。
まれに、勝手に進むと注意されることがあります。

入国審査をするときは、「パスポート」と「入国カード」の2つを入国審査官へ提出してください。
また、マスクや帽子をあらかじめ外し、顔がはっきりと見えるようにしましょう！

顔認証と指紋認証

パスポートと入国カードを入国審査官へ提出した後は、顔認証と指紋認証があります。

顔認証は、入国審査官がカメラを向けますので、カメラを見ていれば大丈夫です！
指紋認証は、画面に記載された通りの動作をすれば問題ありません。

日本語を話せる入国審査官がいる場合は、片言の日本語で「両手・指」「顔・見る」と指示されます。
これらの問題なければ、パスポートを返却してもらって入国審査終了となります。

台湾の健康調査シート（新型コロナウイルス対策）

健康調査シート

2020年2月10日から、新型コロナウイルスの影響で、入国カードの他に健康調査シートを提出することになっています。
こちらの健康調査シートは、飛行機を降りた後に台湾の地上係員より受け取ることができます。

渡航制限については外務省の公式HPで確認してください。

健康調査シートの書き方

①名前
②性別
③パスポート番号
④飛行機の便名
⑤台湾滞在時の連絡先　※どちらかで可
・携帯電話
・固定電話
⑥過去14日間で、当てはまるものはありますか？
1.発熱、関、息切れの症状はありますか？（ある「是」／ない「否」）
2.下記の地域への渡航歴はありますか？
□中国大陸：省（　）
□香港　□マカオ　□該当なし
⑦入国後14日間、公共の場へ出入りする場合は、必ずマスクを着用してください。
こちらの健康調査シートを正確に記入しないこと、拒否、妨害がある場合は、1万～15万台湾ドル（約35,000円～52万円）の罰金が科せられます。
⑧署名と入国日

健康カード記入後は指定の場所で提出してください。
その際には、体温チェック、消毒があります。

こちらで問題なければ入国審査へ進むことができます。

日本のパスポートは最強！

パスポート

外国へ行く際には、基本的にパスポートとビザが必要になります。
しかし、パスポートによってはビザを取得する必要がないものもあります。

日本のパスポートは、それだけで信用が担保され入国できる国の数がとても多いんです！

世界各国のパスポートについて、旅行の自由度を発表しているヘンリー＆パートナーズのパスポート・インデックスという指標があります。
こちらが2020年のランキングになります。

1位：日本（191）
2位：シンガポール (190)
3位：ドイツ、韓国（189）
4位：フィンランド、イタリア（188）
5位：デンマーク、ルクセンブルグ、スペイン（187）

日本のパスポート保持者がビザなしで渡航できる国の数は、2020年時点で191か国にも及びます。

別の言い方にすると、日本のパスポートを持っていれば、191か国はビザが無くても入国できるということです。
これを機に多くの国へ旅行に行ってみてくださいね♪

【おまけ】なぜ日本のパスポートは最強？

なぜ、日本パスポートが最強なのか気になった方もいるかと思います。
それは、日本が国として安定しており、かつ他の国とも問題を起こさず、経済的に豊かな国だからです。

世界に国々に比べると、日本は非常に恵まれた環境の国だということを、このパスポートランキングは物語っています。

まとめ

観光ビザ

今回は、台湾のビザや入国カード、入国審査について解説しました。
旅行用のビザは不要なので、入国カードをしっかり記入して滞在を楽しみましょう！