皆さん、こんにちは!
久しぶりに銭湯に行ったら、大分疲れを取ることができたIkumaです!
関西地方で大きな人気のある都市といえば「京都」。
日本では昔の首都として知られており、多くの人が観光地として訪れるようになっています。
そしてその京都の中でも、近年最大級の人気を誇る神社なのが「伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)」。
こちらは京都駅から5分ほど南に進んだ伏見区にあり、多くの観光客を引き寄せています。
その原動力となっているのが、伏見稲荷大社の「千本鳥居」を代表とする見所やパワースポットの数々です。
具体的にどのような場所になっているのか、チェックしていきましょう!
- 歴史
- ライトアップ
・伏見稲荷大社:千本鳥居
- 千本鳥居とは?
- フォトジェニックな鳥居
・伏見稲荷大社:楽しみ方
- おもかる石
- 絵馬
- お守り
- おみくじ
- 御朱印
・伏見稲荷大社:おすすめの時期
- 桜
- 紅葉
・伏見稲荷大社:カフェ&食べ歩き
- 稲荷茶寮
- にしむら屋
・伏見稲荷大社:お山巡り
- 熊鷹社
- 御劔社
- 薬力社
・伏見稲荷大社:アクセス
伏見稲荷大社とは
日本全国にある稲荷神社の中でも本社として敬意を払われている「伏見稲荷大社」。
それだけに見どころもたくさんあります。
まずはこちらでその概要を確認してみましょう。
歴史
伏見稲荷大社が建立されたのは奈良時代の711年のこと。
今から1300年以上も前になります。
この伏見稲荷の神様として扱われるのが「稲荷神(いなりかみ)」。
稲を象徴する神様である、日本古来の神として進行を集めました。
神社内の建築物としては、堂々とした造りの「本殿」や規模の大きい門「楼門(ろうもん)」があり。国の重要文化財とされています。
また学問のご利益があるとされる「東丸神社」なども併設されます。
また神社内の各地に置かれているのが、稲荷神の使いとしてされる「キツネ」。
神聖な存在ではありますが、りりしい狐などもいて、目を引かれてしまいます♪
ライトアップ
撮影:Toshizo Saejima様
伏見稲荷大社の拝観時間は24時間いつでも可能です。
自由なタイミングで利用ができますよ♪
特に夜に訪れた際には、伏見稲荷大社全体がライトアップされています。
夜の闇の中に浮かぶ稲荷大社は、お昼と異なる雰囲気となります。
写真映えもするので、自撮りなどしたい方にもおすすめです。
ただし伏見稲荷大社があるのは山。
坂になっている部分も多いので、足下などには気をつけましょう!
伏見稲荷大社:千本鳥居
伏見稲荷大社で一番の見どころとなるのが「千本鳥居」です。
こちらは伏見稲荷大社でも中心的なスポットといえます。
千本鳥居とは?
千本鳥居とは伏見稲荷神社の境内で、鳥居がズラリと並ぶ場所のこと。
真っ赤な鳥居が連なるように並ぶ姿は、とても迫力があります。
これだけ鳥居が連なったことには、もちろん理由があります。
これは鳥居に願い事が「通る」ようにという意味で、神社に鳥居を奉納する習慣ができたため。
江戸時代からこの風習が広がったため、多くの町民などが鳥居を伏見稲荷に奉納するようになりました。
そのため現在、神社全体では1万以上の鳥居があるそうです。
この鳥居の奉納は、現在も続けられています。
そのため鳥居の作られた年を見ていると、結構最近作られたものもありますよ♪
フォトジェニックな鳥居
素敵な鳥居だけに、ここ数年ではフォトジェニックな写真を撮影しに来る人が多いです。
その人気は日本だけでなく、韓国や中国、それにヨーロッパやアメリカなどでも大きいです。
撮影場所として人気なのが、まず入り口部分。
正面から鳥居を撮影すると、写真の奥まで、スーッと延びる鳥居の写真が撮影できます。
また途中の曲がった道で撮影するのもおすすめ。
こうすると鳥居全体がカーブしていく様子が撮れ、鳥居の先になにがあるのか、気になる写真に仕上がります。
その他にも少しかがみながら撮るのも面白いです。
鳥居の迫力が増し、画像の魅力が上がります♪
撮影日として一番いいのは、やはり晴天の日!
太陽の光に赤の鳥居が映し出され、鳥居を映えて写ります!
その他にライトアップしている時に撮影するのも良いでしょう。
昼頃とは、また違った魅力が引き立ちます。
伏見稲荷大社:楽しみ方
その他にも伏見稲荷大社には様々な見所があります。
楽しみ方を、じっくりチェックしてみましょう!
おもかる石
千本鳥居を抜けた先にあるのが、奥社の奉拝所周辺にある「おもかる石」です。
こちらは一対の石灯籠です。
この灯籠の中には、頭の部分に石が乗っています。
願い事を思い浮かべた後、この石の重さを予想して石を持ち上げ、想像していたより軽ければその願いは近日に叶う、重ければ叶いづらいとされています。
石を持つ前にしっかり参拝して、お願い事を思い浮かべてみてください!
絵馬
伏見稲荷神社は絵馬にも魅力があります。
というのも、絵馬がきつねをモチーフにした二等辺三角形をしているのです。
伏見稲荷神社の絵馬は、こちらに絵を描いて奉納する形となります。
絵馬によっては、マンガのキャラクターのような顔を描いていたり、デコレーションがされたりしていて、こちらを見ているだけでも面白いですよ♪
お守り
伏見稲荷大社には、お守りの種類もいろいろあります。
種類が多いだけにご利益の種類もたくさんです。
例えば、一般的なお守りなら家内安全や無病息災などのお守りがあります。
その他にも伏見稲荷大社独自のお守りなのが「達成のかぎ守」。
この鍵は稲などの倉庫を開ける鍵を表しています。
転じて意味合いとしては、「福を蓄え、将来幸運に恵まれる」といったことだそうです。
おみくじ
伏見稲荷神社のおみくじは一風変わっています。
というのも、ここのおみくじは「凶」がないのです。
これは伏見稲荷大社が幸運を運ぶ神社だと言われているため。
それだけに、わざと神社では凶を外したおみくじになっています。
しかし凶以外のおみくじの種類はとっても豊富。
一番良い「大大吉」を中心に、32種類のおみくじを用意しています。
普通の「中吉」や「吉」の他にも、後から良いことが起こる「後吉(のきち)」。
良いこと、悪いことがどちらも起こる「吉凶相央(きっちょう)」などがあり、神社が好きな人にも物珍しいおみくじが引けるでしょう!
御朱印
伏見稲荷大社では御朱印も人気があります。
その種類は3つです。
伏見稲荷大社として御朱印をもらえる場所なのが、本殿の左側にある社務所です。
そしてその奥にある奥社奉拝所でも、異なる御朱印をもらえます。
そして伏見稲荷大社の奥にある、稲荷山の「御膳奉拝所」でも、3種類目の御朱印をもらえます。
それぞれ御朱印がもらえる時間帯が異なるため、しっかり確認しておきましょう。
伏見稲荷大社:おすすめの時期
さらに伏見稲荷大社には、観光をしに行くのにおすすめの時期があります。
それが春と秋の季節です。
桜
春に伏見稲荷大社の観光をおすすめする理由となるのが、「桜」です。
数は少ないものの、本殿の辺りにソメイヨシノが何本か植えられています。
桜と一緒に本殿やきつね像を撮影すれば、普段の伏見稲荷大社より一層見応えのある写真に仕上がるはず。
ライトアップと一緒に夜桜を撮影するのも良いでしょう♪
紅葉
そして伏見稲荷大社に観光する季節で、特に見所が多いのは秋の紅葉シーズン。
表参道などにカエデやイチョウなどの木々が立っており、とても鮮やかな風景になります。
もちろん写真映えもバッチリで、とっても鮮やかになります。
千本鳥居の辺りにも赤い葉が延びるため、一層明るく美しい姿になるでしょう。
伏見稲荷大社:カフェ&食べ歩き
そして伏見稲荷大社では、内部に食べ歩きもできそうなカフェや食事所が複数あります。
こちらで確認してみましょう♪
稲荷茶寮
伏見稲荷大社の新スポットといえば「稲荷茶寮(いなりさりょう)」。
このカフェは2018年にできたばかりのお店です。
お店を経営するのは、京都の伏見区で明治に創業されたお茶屋さん「宗吉」。
宇治の高級抹茶から土地の名前から取られたほうじ茶「伏見」、その他、お茶を使ったスイーツまで用意しています。
この稲荷茶料があるのは境内の休憩所「啼鳥菴(ていちょうあん)」です。
数寄屋造(すきやづくり)という、日本のお茶室風の造りをした建物から、緑豊かな庭園を眺められます。
そしてスイーツメニューも、とっても豊富!
例えば「濃い抹茶ぜんざい」は、抹茶の苦さとぜんざいの甘さが上品に合わさっています。
そのほかにも注目したい商品が「稲荷パフェ」。
こちらは抹茶アイスなどを乗せた、特製パフェです。
パフェの上には鳥居や稲の形をお菓子も乗っており、伏見稲荷神社を象徴するようなデザートになります。
値段も1,300円と、ボリュームの割には安めなので、食べてみてください♪
にしむら屋
にしむら屋は伏見稲荷大社の中腹にある四ツ辻にあるお店です。
元々は江戸時代に伏見などの治安が悪化していた際、安心して参拝できるように、警備の詰め所を兼ねた休憩所として作られたそうです。
にしむら屋では、お茶や軽食を食べられます。
暑い夏に来た時は、麦芽糖の自然な甘みとショウガを利かせた「冷やしあめ」がおすすめです。
その他、きつねの好物とも言われる「いなり寿司」や、あっさりした味わいが特徴的な「しっぽくうどん」などもおすすめ。
おやつ代わりに、軽く食事するのも良いでしょう。
ちなみに、このにしむら亭は、仮面ライダーなどにも出演している「西村和彦」さんのご実家でもあります。
ファンの方は、観光ついでに訪れてみるのも良いでしょう!
伏見稲荷大社:お山巡り
もっと伏見稲荷大社のご利益を得たい人におすすめなのが「お山巡り」です。
伏見稲荷大社の背後には、標高232メートルの「稲荷山」があります。
ここには伏見稲荷大社の分社が置かれています。
一周ぐるりと回ると、大体2時間ほどの行程になり、一層ご利益を得られると思いますよ♪
熊鷹社
熊鷹社(くまたかしゃ)は稲荷山の中腹にある、伏見稲荷大社の末社です。
近くには谺ヶ池(こだまのいけ)と呼ばれる池もあり、風光明媚な場所となっています。
こちらの神社には、願い事を思い浮かべながら手を2回打つと、音の帰ってきた早さによって、その願いが叶う日がわかるとされます。
その他にも、行方不明の人を探す際、池に向かって手を打ち、そのこだまが帰ってきた方向に行くと、何か手がかりが掴める、という言い伝えも残っています。
御劔社
稲荷山の上の方にあるのが「御劔社(みつるぎしゃ)」です。
神社の後ろには、しめ縄の括られた岩があり「劔石」と呼ばれます。
直接手で触れれば、強力なパワーを得られるという話。
その他、母から乳を飲む狛犬の像も、可愛らしくて見過ごせません♪
薬力社
社殿とその隣の大きな木が印象的な「薬力社(やくりきしゃ)」。
名前の通り健康のご利益がるとされ、病気の回復などを祈願に、多くの人が訪れます。
社殿の横の辺りには「薬力の滝」という場所があります。
一見ちょっと不気味な場所ですが、ここで流れている水は、稲荷山からわき出した神聖な水。
飲んでみれば、稲荷山のパワーを取り入れられるかも♪
ちなみに薬力社の正面には、こちらの水を使って茹でた「薬力健康たまご」という商品が売られています。
伏見稲荷大社:アクセス
最後に紹介するのは伏見稲荷大社のアクセス方法です。
京都の中心街からは少し離れているので、アクセス方法をしっかり確認しておきましょう。
伏見稲荷大社の最寄り駅となるのが、JR奈良線「稲荷」駅。
こちらで下車した場合、すぐ目の前が伏見稲荷大社となります。
京都駅から行く場合は、この駅で下車するのがおすすめですね。
所要時間は5分くらいと、大変短いです。
また京都の河原町周辺から行く場合には「伏見稲荷」駅からのアクセスがおすすめです。
伏見稲荷駅は、伏見稲荷大社から5分ほど徒歩で離れた場所にある駅です。
京阪本線と繋がっているので、鴨川近くの祇園四条駅から行けば、直通で伏見稲荷大社まで行けます。
道もさほど曲がったりせず、わかりやすいですよ!
まとめ
京都の神社の中でも、有数の知名度を持つ伏見稲荷大社。
風光明媚で写真映えするだけでなく、非常に見どころの多い神社なので、ぜひ楽しんで観光してください♪
==画像提供==
@spiritual.toshizo(Toshizo Saejima)様
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