你好!台湾在住のしゃおみーです。
今回は、筆者も大好きな台湾のおやつ「地瓜球」を紹介します。
地瓜球(さつまいもボール)は、実は手作りすることもできてしまうほどお手軽なおやつなんです♪
本記事では、「地瓜球ってなに?」という疑問から、「台湾旅行で地瓜球を食べるならここ!」というお店までまるっと紹介します!
地瓜球(さつまいもボール)ってなに?
「地瓜球(ディーグアチョウ)」は、台湾の夜市の定番おやつです。
さつまいもの優しい甘さ広がる、地元民に親しまれているローカルスイーツです♪
もちもちの食感がくせになりますよ!
台湾のさつまいも「地瓜(ディーグア)」のでんぷん粉と、さつまいも、砂糖を使って作ります。
丸くまとめたさつまいもボールを、油で揚げると出来上がります。
見た目はベビーカステラのような感じで、丸いフォルムがかわいらしいです!
さつまいもボールと耳にすると、揚げまんじゅうのような、ボリュームたっぷりのものを想像するかもしれません
ですが、実は地瓜球の中身は空洞なんです!
中身が空洞なので重すぎず、サクサク感ともちもちが同時に味わえるのが地瓜球の魅力です。
台湾のさつまいも「地瓜」は、日本のさつまいもとはまた違った甘さが特徴です。
コンビニでも焼き芋として売っているので、見つけたら食べてみてください♪
地瓜球:作り方
どうして地瓜球は中身が空洞なのに、こんなにもちもち食感なのか知っていますか?
それは地瓜球を作る時の作り方に秘密があるんです!
揚げる温度
地瓜球は、さつまいもとでんぷん粉を混ぜた生地を丸め、ボール状にしたものを揚げて作ります。
揚げる温度の調整は地瓜球の食感に関わるので、実はとっても大事なんです。
はじめは140度ほどの低温から生地を揚げはじめ、最後には170度ほどでこんがりきつね色になるまで揚げるのがポイントだそうです!
揚げるときのひと手間
地瓜球のもちもち食感の一番の秘密はここにあります!
地瓜球は大きな中華鍋で揚げていくのですが、さつまいもボールを中華鍋に入れてから潰してしまうんです。
お玉で鍋の底に押し付け、潰しながら作っていきます。
お玉でさつまいもボールをつぶすことで、さつまいもボールが空気を含んでいきます。
その作業を繰り返していくと、元々直径1㎝ほどだったさつまいもボールが直径5㎝ほどにまで膨らみ、大きな地瓜球が完成します!
地瓜球:種類
地瓜球の屋台に行くと、紫色の地瓜球を売っているのを見かけます。
実は、使っているさつまいもの種類によって色が全然違うんです。
味の違いというよりも、見た目の華やかさを理由にいろんな品種を使っているお店も多いようです。
主に地瓜球に使われている台湾さつまいもはこの3種類です。
・黄金地瓜→明るい黄色
・紫心地瓜→紫色
・竹山地瓜→オレンジ色
最近筆者は、「3色地瓜球」というもお店を見かけました。
1粒の中に3色入っているもので、とてもかわいかったです!
また、台湾はタロイモを使ったスイーツがたくさんあるのですが、地瓜球のタロイモバージョンもあるんですよ♪
ただ、さつまいもを使って作る方が簡単かつ馴染みが深いので、もしタロイモバージョンの地瓜球に出会えたらラッキーです♪
ちなみに、タロイモバージョンは「芋頭球(ユートウチョウ)」といいます。
また、夜市では変わり種の地瓜球も見かけることがあります。
地瓜球の中身が空洞なので、そこにカスタードクリームを入れた地瓜球を売っている、「爆漿地瓜球(バオジャン ディーグアチョウ)」というチェーン店もあります。
地瓜球もほんのり甘いですが、中に入っているカスタードは濃厚でとっても甘いので、甘党さんにはオススメな一品!
また、お店によりますが、梅やチョコレートなどのフレーバーパウダーを準備してくれているところもあるので、いろんなフレーバーを試してみるのも楽しいかもしれません!
地瓜球:オススメのお店
地瓜球は、台湾の朝ごはん屋さんや夜市の屋台など、様々なところで見かけます。
地域別で美味しい屋台、有名な屋台をご紹介します!
【台北】士林夜市「小皇地瓜球」
台北の夜市では一番有名な士林夜市にある屋台です。
アクセスもしやすい夜市なので、さつまいもボールもチェックしたいですね!
【台北】通化夜市「傳奇地瓜球」
通化夜市には、とっても有名な地瓜球の屋台が1つあります。
「傳奇地瓜球」は、毎日多くの人がさつまいもボールを買い求めて行列を作っています。
この夜市にしかない屋台で、店長が手作りした地瓜球はすごくもちもちしていると評判!
先ほどご紹介したタロイモの「芋頭球」も作っていて、中にはこだわりのタロイモ餡が詰まっているんですよ!
【台中】一中街「第一名地瓜球」
台中・北區にある、おしゃれな洋服屋さんがたくさん並ぶ街、一中街。
その中にある「第一名地瓜球」は、楕円形のかわいいフォルムが特徴です。
いつも行列ができているので、先に飲み物などを買ってから列に並ぶことをオススメします。
また、この屋台は番号札を手に取ってから、その番号順に商品を渡されるシステムなので、忘れずに番号札をとってくださいね♪
【台中】逢甲夜市「温家地瓜球」
台中最大の観光夜市、逢甲夜市の中にある「温家地瓜球」。
逢甲大学の前に広がっている夜市で、この屋台は大学のすぐ横にあります。
美味しいものがたくさんある逢甲夜市の中でも、特に有名な屋台です!
地瓜球ももちろんとっても美味しいですが、「蜜地瓜(ミーディーグア)」という大学芋のような、さつま芋を甘い蜜で絡めたものもとっても美味しいです!
【台南】北門路「台灣番薯丸」
台南駅から徒歩約10分ほどの場所に位置する「台灣番薯丸」。
台灣番薯丸の地瓜球は、粉末タイプのフレーバーを選べるのが特徴です。
また、キャラメルやチョコがかかった写真映えする地瓜球も販売しています!
地瓜球:値段と注文の仕方
お店によりますが、多くの地瓜球の屋台はサイズで分けて売っています。
・大份(ダーフェン):Lサイズ、約50元(約185円)
・小份(シャオフェン)=Mサイズ、約30元(約110円)
小份でも十分な量、大きさも食べやすいサイズなので、筆者は小份をいつも買っています。
夜市の地瓜球の屋台は行列ができているところも多いです。
また、揚げたてを提供するため注文してから作り始めることも。
少し時間はかかりますが、地瓜球を作っていく過程はとっても面白いので、観察してみてください♪
注文する際は、中国語でこのように言ってみましょう!
「我要1個小份(大份)」:ウォーヤオ イーガ シャオフェン(ダーフェン)
=小份(大份)を1つください
まとめ
今回は、台湾のおやつ「地瓜球」をご紹介しました!
優しい甘さがとっても美味しいので、ぜひ食べてみてくださいね♪
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