こんにちは!友達と行った旅行で台湾にハマったHitomi.です。
今回は、西門の有名店「阿宗麺線」についてご紹介します。
台湾で人気のB級グルメ麺線は、鰹だしが効いていて日本人の舌にもぴったり合います♪
阿宗麺線は安くおいしい麺線が食べられるお店なので、台北旅行に行かれる方は要チェックです!
・台北で麺線と言ったら「阿宗麺線」
・阿宗麺線:メニュー
・阿宗麺線:注文方法
- ①小椀か大椀かサイズを伝える
- ②パクチーの有無を伝える
・阿宗麺線:トッピング
・阿宗麺線:忠孝店は座って食べられる!
台湾で人気のB級グルメ「麺線」とは?
台湾の人気のB級グルメ麺線(ミェンシェン)とは、日本でいうそうめんのようなものです。
台湾独自の細い麺を、鰹だしの効いたとろみのあるスープで煮込んであります。
豚の大腸(ホルモン)が入った「大腸麺線」と、牡蠣の入った「牡蠣麺線」の2種類があります。
トッピングは香菜(パクチー)や九層塔(台湾のバジル)が定番です。
台湾にはたくさんの麺線のお店がありますが、地域やお店によって味・具材・トッピングは異なります。
スープの味は、台北から台南に南下するにつれて甘みが強くなる傾向があります♪
また、台湾の麺線の細麺は、日本のそうめんに似ていますが少し違いがあります。
日本のそうめんは断面が丸いですが、台湾の細麺は断面が長方形でとても細い平麺です。
麺の色も、日本のそうめんは白いけれど台湾の麺線は茶色いです。
材料は小麦粉なのでそうめんと同じですが、製法が違います。
麺線の麺は伸ばした後に一度蒸してから乾燥させるため、鍋で長時間煮込んでも日本の麺と違い伸びずに食感が残ります♪
スープは鰹だしがベースで少し甘みがあるので、日本人にも馴染みのある味で食べやすいですよ!
そのため、台湾に行く際には必ず麺線を食べるという方が多いです♪
台北で麺線と言ったら「阿宗麺線」
台北の原宿・渋谷と呼ばれる西門町にある「阿宗麺線」は麺線の有名店です!
いつも店舗の前には人が多く並び、西門町では阿宗麺線のカップを持っている人をよく見かけます。
阿宗麺線(アーゾンミェンシェン)は、1975年に店舗を持たない手押し車の屋台として始まりました。
開業当初は、台湾では麺線=牡蠣麺線(蚵仔麺線)だったため阿宗麺線の屋台も蚵仔麺線と呼ばれていました。
しかし、ある日酔っ払いに「ここの麺線は蚵仔が入っていないのになぜ蚵仔麺線と呼ぶんだ」と言われてしまいそれをきっかけに店名を「阿宗麺線」にして他の店舗との区別化をしました。
それから大腸を入れた「大腸麺線」を作るようになり、そのおいしさが口コミで広がり人気店へと成長していきました。
現在は、2代目がお店を継いで阿宗麺線の味を守っています。
今でも阿宗麺線は地元の方はもちろん、観光客にも大人気です♪
阿宗麺線では、しっかりと味のついた臭みが一切ないおいしい豚の大腸入り麺線を食べることができますが、他のお店にはない一手間がポイント!
一般的に屋台の麺線はコスト削減のため、豚の大腸を茹でたらそのまま麺線に入れますが、阿宗麺線では独特の漢方調味料を入れて大腸を煮込んでいるのです。
そうすることで、とても柔らかく、しっかりと味のしみた大腸入りの麺線ができるのです♪
阿宗麺線:メニュー
阿宗麺線のメニューは麺線だけです。
小椀55元(約200円)・大椀70元(約250円)と、とってもリーズナブル!
約200円でおいしい麺線がいただけるとは、さすが台湾です。
とろみのあるスープなので小椀でもけっこうお腹がいっぱいになります。
色々なグルメを食べ歩きする方は、小椀がおすすめです♪
お腹が空いているのでがっつり食べたいという方は大椀にしてみましょう!
お店にカップの見本が置いてあるので、サイズを見て選んでみてくださいね。
メニューに阿宗辣椒醬140元(約500円)というものも書いてありますが、こちらは瓶入りのチリソースです。
辛い物が好きな方には人気のお土産です♪
阿宗麺線:注文方法
阿宗麺線の注文方法をご紹介します♪
①小椀か大椀かサイズを伝える
中国語だと「小椀(シャオワン)」「大椀(ダーワン)」ですが「小(しょう)」と日本語で言っても通じましたよ!
②パクチーの有無を伝える
「パクチーいる?いらない?」と聞いてくれますが、パクチーはデフォルトで乗るので何も言わないと乗せられてしまします。
苦手な方は、「いらない」または「ノーパクチー」と伝えましょう。
注文は以上です!
メニューが1つなので、サイズ・パクチーの有無を伝えるだけです♪
観光客が多いからか日本語が話せる店員さんがいて、注文に困ることはありません。
日本語が通じなくても、指差しや英語で簡単に注文することができますよ。
パクチーが苦手な方は、絶対に抜くことをおすすめします!
筆者はパクチーが苦手なのに「パクチーが乗っていた方が写真映えするから」という理由でパクチーを断らず…。
避けて食べれば大丈夫かな、と思いましたが香りや味は麺やスープについてしまっていて、パクチーが無ければもっとおいしく食べれたなと後悔したので迷ったら無しにしましょう!
阿宗麺線の店員さんはとても手際が良く、注文をしてお金を払っている間にお鍋からさっと麺線をすくいカップに入れてくれるのですぐに完成します♪
並んでいても回転が早いので、あまり待たずに注文できます。
持ち帰りの場合は、伝えるとカップに蓋をしてスプーンをつけてくれますよ。
出来立てはとても熱いので、カップの底と上部を持って側面は触らないのがポイントです。
麺線は、スプーンでいただくのが台湾スタイルなので、麺とスープを一緒にすすります♪
熱々の麺線は鰹だしの香りが良く、大腸はぷりぷりで臭みがなくどこか懐かしい味がしてとてもおいしいですよ。
阿宗麺線:トッピング
阿宗麺線の麺線は、そのまま食べても充分おいしいのですがお好みでトッピングを加えることができます!
左から、辣椒(チリ)・蒜醤(ニンニク)・鳥酢(台湾黒酢)の3種類があります。
こちらのトッピングはセルフなので、お好みで好きなだけかけることができます。
チリやニンニクはアクセントになり、黒酢はさっぱりと麺線を食べることができますよ。
ただし、チリはとても辛いので少しずつ足していくことをおすすめします!
阿宗麺線:忠孝店は座って食べられる!
阿宗麺線は、現在台北に2店舗あります。
西門駅から徒歩すぐの西門町店と、忠孝復興駅のSOGOのすぐ側にある忠孝店です。
以前は、士林店がありましたが2019年2月に閉店してしまったようです。
阿宗麺線は基本立ち食いのお店で、昔からある西門町店はテーブルや椅子はなく店舗の前で立ち食いをしている人が多くみられます。
熱いですがスープにとろみがついていて、するすると食べられるのでさっと店前で食べて行く人が多いのです♪
しかし、イートインが出来る店舗の忠孝店がオープンしました!
そこまで店内は広くないですが、テーブルはいくつかありゆっくりと座って食べることができます。
あまり知られていないからか、西門町店に比べるととても空いているので並ばずに買えます。
筆者は休日の夕方、忠孝店に行きましたが並ばずに注文ができて、店内も満席ではなくほどほどに席が空いていたので座って麺線を楽しめました♪
ゆっくりと座って食べたい方は、忠孝店がおすすめです♪
まとめ
今回は、おいしい麺線が食べられることで有名な阿宗麺線についてご紹介しました。
メニューは1つなので注文は簡単で困ることはありません。
西門町店は立ち食いでB級グルメを味わうことができ、忠孝店では座って落ち着いて食べることができます。
台湾に行くのなら必食の麺線、ぜひ召し上がってみてくださいね♪
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