こんにちは、北国在住なのに冬の寒さが大の苦手のliccaです。
寒さは苦手ですが、冬のイベントは大好きです。
今回は、札幌雪まつりの見どころや2020年の開催情報、「雪像は誰が作っているの?」といった身近な疑問についてもまとめたました。
ぜひ、冬の北海道旅行の参考にしてくださいね♪
・札幌雪まつり:大通り会場
- ◆見どころは大雪像
- ◆雪像は誰が作っている!?
- ◆スケートリンク
・札幌雪まつり:すすきの会場
- ◆氷像制作は誰が!?
- ◆イルミネーション
- ◆さっぽろホワイトイルミネーション
・札幌雪まつり:つどーむ会場
- ◆グルメを堪能
・札幌雪まつり:まわり方
・札幌雪まつり:服装
札幌雪まつり:2020年の開催情報
東京オリンピックのマラソン開催地となったことで、一層の注目を浴びている札幌。
東京五輪に関連したイベントや雪像の設置もあるのではないかと筆者は想像していますが、2020年の札幌雪まつりの開催日程は以下の通りです。
①大通り会場:2月4日(火)~2月11日(火・祝)
※ライトアップは22:00まで
②ススキノ会場:2月4日(火)~2月11日(火・祝)
※ライトアップは23:00まで(最終日は22:00まで)
③つどーむ会場:1月31日(金)~2月11日(火・祝)
※開催時間は9:00~17:00
ライトアップは日没後の17時頃~始まります。
各会場の開催日や時刻が異なっていますので、よくお確かめの上、お出かけください。
札幌雪まつり:大通り会場
札幌の中心地である大通公園では、雪と氷で彩られたロマンティックな世界を演出しています。
大通公園西1丁目~西12丁目の区画で開催され、その距離は1.5kmに及びます。
大雪像やスケートリンクといった冬の風物詩以外に、北海道グルメのブース出店や楽しいイベント、大雪像のプロジェクションマッピングも行われ、3会場の中で最も見ごたえのある会場となっています。
昼間も見ることができますが、夜は雪像のライトアップやプロジェクションマッピングが雪の美しさを際立たせ、夜は夜の楽しみ方ができるのも魅力の一つです♪
◆見どころは大雪像
札幌雪まつりと聞いてイメージするのは、まず、写真のような雪像ではないでしょうか?
歴史的建造物やキャラクター、有名人などその完成度の高さが毎年高い評価を得ています。
上の写真は、2016年の雪まつりで作られたマカオの「聖パウロ天主堂跡」と呼ばれる大聖堂。
横23メートル、高さ25.5メートルの大きさで、かなりの大きさと迫力でした。
「MATER DEI」と書かれている文字が見えるでしょうか。
これは、ラテン語で聖母を意味します。
細部まで本物に劣らないような緻密な再現力は、日本人のものづくりへの細やかな気質を感じます。
その年度に話題になったものが雪像として作られることもあるので、2019年度に話題となったものが登場するかも!?
ちなみに、2019年の札幌雪まつりでは、チコちゃんやテニスの大坂なおみ選手の雪像がありました。
2020年はラグビーの雪像が期待できそうですね♪
◆雪像は誰が作っている!?
ちなみに、これだけ芸術的完成度の高い雪像は、どういう方々が作っていると思いますか?
専門の芸術家や彫刻家?
筆者も最初はそう思いましたが、実は、市民ボランティアや民間団体、陸上自衛隊といった方々が作っているんです!
大雪像は、陸上自衛隊とさっぽろ雪まつり大雪像制作委員会が制作し、小雪像は公募で決まった制作グループが作っています。
毎年のことなので、皆さんそれぞれにプロ化しているとは思いますが、有名な芸術家や彫刻家が作っているわけではなく、一般の方々がそれぞれに力を合わせて制作しているものになります。
構想などの準備は半年ほど前から行われ、実際に雪を積んだり削ったりという作業は1月になってから。
1月下旬には雪を木枠の中に入れて形を作っていきます。
◆スケートリンク
大通り会場には屋外スケートリンクが登場します。
1時間で交代の入れ替え制となっています。
筆者はフィギュアスケートをやっていたので、ある程度滑ることができます。
スケートを体験したことがない方は、ぜひ、雪まつりを訪れたついでに体験してみてはいかがでしょうか?
寒空の下、澄んだ空気の中で滑るのは屋内リンクとはまた違った楽しさがあります♪
夜はとても寒いので、滑りたい場合は防寒を忘れずに…♪
札幌雪まつり:すすきの会場
札幌の繁華街にあるすすきの会場は、南4条通から南7条通までの西4丁目線(駅前通り)市道が開催地となっています。
すすきの会場のテーマは、「氷を楽しむ」。
見どころは、透明度が高く細やかな職人技が光る氷の彫刻です。
昼間は冬の柔らかな光を反射してキレイですし、夜はライトアップされるので幻想的な姿に変わります。
氷像に実際に手で触れたり、はたまた氷でできた滑り台に乗ったりと、会場内の「ふれいい広場」では氷と触れ合うことができ、体験型のコーナーが用意されています。
◆氷像制作は誰が!?
氷像を作っているのは、「NPO法人 日本氷彫刻会」の方々。
その道のプロが作っています。
チェーンソー、電動ノコギリ、ノミ、アイスピックといった様々な道具を操り、氷の塊から芸術作品を生み出すのです。
氷点下の中、ときに氷を冷やしながら作業をするという過酷な環境の中で行われています。
作業現場を創造すると、氷像という作品の儚さ裏側にある過酷さとの表裏一体作品であることが分かりますね。
◆イルミネーション
すすきの会場の見どころのもう一つは、イルミネーション。
上の写真のように、イルミネーションのトンネルなどまばゆいばかりのネオンでロマンティックな空間を演出しています。
カップルで訪れるなら、夜のすすきの会場はマストです♡
◆さっぽろホワイトイルミネーション
札幌雪まつりの期間中には、さっぽろホワイトイルミネーションというイベントも開催されています。
11月下旬~3月半ばまで、大通り公園を中心に札幌市内複数個所の会場で開催されているので、札幌雪まつり期間中に見ることができます。
全会場合わせて80万球以上の電球を使った豪華で華やかなイルミネーションイベントなので、雪祭りと一緒に楽しんでくださいね。
会場により開催期間が異なるので、詳しくは公式HPをチェックしてください。
札幌雪まつり:つどーむ会場
「つどーむ」と呼ばれる札幌市スポーツ交流施設コミュニティドームでは、小さな子ども連れでも楽しめるものが開催されています。
上の写真は、雪でできた滑り台。
浮き輪型のソリにのって、滑って遊ぶことができるんです!
雪の上を一気に滑り落ちていく爽快感とスリル感は、子どもならずとも、大人もはまる楽しさ!
つどーむ会場は17時まで開催されていますが、16時を過ぎると徐々に日が落ちはじめ暗くなってくるのと気温が下がってくるので、お昼前後に来るのがいいでしょう。
つどーむ会場から大通り会場まではシャトルバスも出ているので、小さな子ども連れのファミリーは、先につどーむ会場で遊んでから大通り会場の氷像を見にいくのがオススメです。
◆グルメを堪能
つどーむ会場には、「北海道グルメフェア」という催しものが開催されていて、北海道グルメを堪能することができます。
屋内施設に、北海道のじゃがいもを使ったコロッケやスープカレー、ソフトクリームなどの屋台が出店しています。
外は寒いので、スープカレーで冷えた体を温めてから次の目的地へ移動しましょう♪
札幌雪まつり:まわり方
上で紹介した「大通り会場」「すすきの会場」「つどーむ会場」の3つを効率よくまわるオススメ順序を紹介します。
つどーむ会場は17時までなので、まず先に向かいます。
小さな子ども連れならば、なおさらつどーむ会場に先に直行しましょう!
滑り台などでたっぷりと遊び、屋内の「北海道グルメフェア」でランチをとったあと、つどーむ会場と大通り会場とを往復しているシャトルバスで大通り会場へ向かいます。
つどーむ会場→すすきの会場へは30分おきに出ています。
詳しい時刻は、シャトルバスを運行している北海道中央バスのHPをご覧ください。
大通り会場へ移動してきたら、雪像などを楽しみます。
寒くなってきたら、周辺にはカフェなどの飲食店が多くあるので、そちらに入って休憩したり温まったりしましょう。
そして、日が暮れてきたころにすすきの会場へ行くと、イルミネーションを楽しむことができるというわけです♪
まとめると、以下のような順序になります。
①つどーむ会場で滑り台などで遊ぶ&ランチ
②シャトルバスで大通り会場へ移動
③大通り会場で雪像見学
④すすきの会場で氷像とイルミネーション
札幌雪まつり:服装
2月の札幌は、最高気温0℃、最低気温-7℃となっています。
風が吹いたり雪が降ったりすると体感温度は更に下がります。
最高気温が0℃とプラスにならない時点でかなりの寒さを覚悟しなければいけません。
雪国在住の筆者が必須だと思うアイテムをリストアップします。
・アウトドア系ブランドのコート、ダウンコート、厚手のコート
・ヒートテックのインナー
・マフラー
・手袋
・帽子
・貼るホッカイロ
・滑らない靴
都会の方ですと、ダウンコートの中にTシャツなど半袖トップスを着ている方がいると思いますが、北海道ではNGです。
一日中外で過ごすことになる雪まつりでは、アウターの中も、ヒートテックと厚めの長袖ニットなどしっかりと防寒をしましょう!
まとめ
2月から始まる(つどーむ会場は1月31日~)札幌雪まつりの見どころを紹介しました。
大通り会場とすすきの会場は、イルミネーションが人気のため夜は混雑が予想されます。
昼間の方が比較的すいているので、混雑を避けたい方は昼間がオススメです。
しっかりと防寒をして、楽しんでくださいね♪
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