こんにちは!シンガポール在住の旅行好きUmiです。
今回は、シンガポールのチップ事情や、その他知っておくと便利なシンガポールの習慣についてご紹介します。
シンガポールには、日本と大きく違う習慣が数多くあります。
それらの習慣を事前に知って、シンガポール旅行を気持ちよく楽しんでください!
・シンガポール:ホーカーやフードコートでの習慣
- 席取りの方法
- テーブルの片づけ
- 食事の仕方
・シンガポール:レストランの習慣
- 値段表の横にある「++」の意味
- おしぼり
- ピーナッツや漬物など
- 水
・シンガポール:タクシーの習慣
シンガポール:チップの習慣
海外へ旅行するとき、その国でチップの習慣があるかどうかはぜひ知っておきたいところ。
チップの習慣を知らずにトラブルに遭う、なんてことは避けたいですよね。
さて、シンガポールですが、チップの習慣はありません!
シンガポールでは、ホテルやレストラン、タクシーなどの料金にはすでにサービス料が加算されているのです。
時々、ガイドブックなどで「レストランで良いサービスを受け取ったらチップとして、おつりの小銭を置いておく」「ホテルのポーターやハウスキーパーに何かをお願いしたらチップをあげた方が良い」などの記載を見かけますが、在住者の感覚としては不要です。
日本でも、チップの習慣はありませんが、高級レストランや高級ホテルなどで良いサービスを受けた際に、チップを渡す人はいますよね。
「良いサービスを受けてチップを渡す人は中にはいるけれど、多くの人は渡していない」というのが実情と言ってよいでしょう。
シンガポールのチップの習慣に関しては、日本と全く同じ感覚でOKです!
シンガポール:ホーカーやフードコートでの習慣
シンガポールを訪れたら、多くの人がホーカーまたはフードコートを利用する機会があるでしょう。
ホーカー、フードコートは地元民が日常的に利用していて、そのためいわゆるローカルの習慣が多数あります。
代表的な習慣をご紹介しますので、ホーカー、フードコート利用時の参考にしてください♪
席取りの方法
食事どきのホーカーやフードコートは混雑していて、注文する前にあらかじめ席を確保しておくのが不可欠です!
そこで気を付けたいのが、地元民の席取りの方法。
地元民は、ポケットティッシュを席に置いて、席の確保をすることが多いのです。
なかには、ティッシュが1枚ぐらいしか残っていなく、残ったゴミなのか、席を確保しているのか判断が難しいことも…。
テーブルにポケットティッシュが置いてあったら、その席は取られているので、横取りしないようにご注意を!
テーブルの片づけ
シンガポールでは、ホーカー、フードコート、またファーストフード店でも、利用者が食べた後テーブルを片付けるという習慣がまだありません。
食べた後、食器やゴミなどそのままテーブルに残し、立ち去るのが一般的です。
ホーカー、フードコートには必ず清掃員がいるので、利用者はテーブルを片付けないのです。
それは、スターバックスなどのコーヒーショップでも同じ。
最近では、食べたら自分で片付ける習慣を根付かせようとしているようで、トレイ・食器を返却すると1ドル返金、なんてシステムを導入しているフードコートも誕生しています。
ホーカー、フードコートで、目に付く場所に「Tray Return(トレイ返却口)」がある場合は、日本人のマナーとして自分で片付けると良いかもしれませんね。
また、自分でトレイ・食器を片付ける場合に気を付けたいのは、「Halal(ハラル)」です。
ハラルフードは、イスラム教徒が食べられるよう厳格な調理方法や食材を使った料理のことです。
使用する食器や食器を洗う場所も、ハラルとハラル以外で厳しく分けられているのです。
食器返却口には必ず「Halal(ハラル)」と「Non-Halal(ハラル以外)」が分かれているので、ハラルフード以外を食べた場合、トレイ・食器は「Non-Halal」に返却しましょう。
食事の仕方
シンガポールでは、箸を使うほかに、多くの料理はスプーンとフォークを使って食べます。
スプーンがナイフの代わりで、右利きの人の場合は左手でフォーク、右手でスプーンを持ちます。
厳密なマナーというほどではありませんが、単純に、そのように持った方が食べやすいですよ♪
シンガポール:レストランの習慣
シンガポールのレストランで食事をしたら、支払い金額が思っていた以上に高かった、なんて感じるとがあるかもしれません。
多くのレストランでは、メニューに書かれていない有料の追加アイテムがいくつかあるので、あらかじめ知っておきましょう。
値段表の横にある「++」の意味
シンガポールのレストランのメニュー表には、「$50++」のように、金額の隣にプラスサインを見かけることがあります。
プラスサインは税を示していて、1つめの「+」は税率10%のサービス料、2つめの「+」は税率7%のGST(消費税のようなもの)という意味なのです。
つまり、「$50++」と表記されている場合、実際に支払う金額は17%の税金が加算され、合計$58.5となるわけです。
表示の金額と、お会計の金額が違う!とあわてないようにご注意を!
おしぼり
シンガポールでは、おしぼり(ウェットティッシュ)は有料です!
レストランに入ると、テーブルに置かれていることが多いですが、1枚につき$0.3~$0.5(約24円~40円)取られます。
おしぼりが不要な人は、料理注文時、または会計時に不使用のおしぼりを見せて、申告しましょう。
ピーナッツや漬物など
レストラン、特に中華系のレストランでは、頼んでいないピーナッツや漬物などの小皿料理が運ばれてくることが多いです。
これは、日本でいうお通しのようなもので、有料なのです。
お通しがいらない場合は、運ばれてきた時点で、「No Thank You」と伝えましょう。
お通しを断るのは恥ずかしい行為でも、ケチな行為でもなく、ごく一般的な行為なので地元民もよく断っていますよ。
水
レストランでは、水は有料なので、注文しないと運ばれてきません。
大抵のレストランでは、「Ice Water(水道水)」と「Bottle Water(ペットボトルの水)」の2種類があります。
当然、水道水は、ペットボトルの水よりも安いです。
気の利いたレストランだと、浄水フィルターで通した水道水を出したりしますが、水道水をそのまま出すレストランも多いです。
水道水の匂いはほとんど無いといってよいですが、それでも多少はあるので、敏感な方はペットボトルの水を頼むのが無難でしょう。
シンガポール:タクシーの習慣
シンガポールのタクシーを利用する際に覚えておきたいのは、目的地によっては断られる可能性があるということ!
タクシードライバーが、勤務を終えようとしている夜や朝の時間帯になると多くみられます。
タクシーに乗ろうとした時に、ドライバーがまず窓を開けてきたら、それは「目的地によっては断られる」サインです!
車に乗りこむ前に、行き先を伝えましょう。
かなり無礼に「Can not」と断られ、立ち去られることもありますが、これがシンガポールのスタンダードなので腹を立てずにスルーしましょう。
まとめ
以上、シンガポールのチップ事情とその他知っておくと便利な習慣についてご紹介しました。
ご紹介した習慣は、知らなくても致命的ではありませんが、知っておけば旅行中に戸惑うことも少なくなるはず!
ぜひ、シンガポール旅行時の参考にしてください♪
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