皆さん、こんにちは!
久しぶりにちょっと薄着をして外に出たら、急に寒さを感じたIkumaです。
今回は、神奈川県の鎌倉にあるお寺「報国寺」を紹介します。
関東圏では非常に歴史のあるお寺として、東京食賓館などからも多くの参拝客が訪れています。
そんな報国寺の見どころや拝観方法についてまとめました♪
- 日本の魅力を感じるお寺
- 歴史
・報国寺:見どころ
- 庭園
- 竹の庭
- 足利一族の墓
・報国寺:建造物
- 本堂
- 山門
- 鐘楼
- 休耕庵
・報国寺:御朱印・お守り
- 御朱印
・報国寺:拝観方法
- 拝観時間
- 拝観料
- アクセス方法
報国寺とは?
まず、報国寺の概要についてチェックしてみましょう。
報国寺の特徴や歴史をご紹介します。
日本の魅力を感じるお寺
報国寺の見どころとなるのが、その和風の雰囲気です。
庭園やお墓、そして竹の小道など、古くからの日本の雰囲気を保った場所が多くあります。
鎌倉は、ここ数年海外から観光の人が多く訪れる人気の場所。
そんな鎌倉でも、有数の観光スポットという点を考えてみれば、その評判の高さがわかります♪
歴史
そんな報国寺が建立したのは、1334年。
今から600年以上前のことです。
寺を造るように命じたのは、足利家時という人。
孫は室町幕府を作った足利尊氏で有名です。
その後は関東を治める人を示す「鎌倉公方(かまくらくぼう)」に、足利家の分家が就任。
その鎌倉公方のお膝元として、栄えることになります。
歴史が経過するに連れて、その景観の良さから、文豪などにも愛されるようになりました。
例えば、ノーベル文学賞を受賞した川端康成などは、報国寺の静けさを感じ取り「山の音」と表現しています
報国寺:見どころ
報国寺の見どころとなるのが、庭園や竹の庭といった豊かな自然です。
ぜひ時間を取って、じっくりお寺を巡ってみてください!
庭園
報国寺の美しい庭園は、是非見てほしいスポットです。
庭の砂は「枯山水(かれさんすい)」という日本庭園の仕方で作られています。
また庭に置かれた池には、キレイなコイが泳ぎ回っています。
お寺の本堂から、じっくり観察してください音♪
竹の庭
報国寺の境内の見どころといえるのが「竹の庭」。
こちらは高い背の竹が集まっている場所です!
細い道を通って進むと、竹林の間に入って行けます。
奥に進む度に竹が深まり、太陽からの光はチラチラと差し込むくらい。
竹林に入る時とは、まったく異なる雰囲気に、異世界に迷い込んでしまったような感覚を覚えるそうです。
また林の中には所々、お地蔵さんや仏様の像もあるそう。
ぜひ一度訪れてみてください!
足利一族の墓
報国寺にある珍しいお墓が「横穴式墳墓」です。
この足利一族の墓は、かつて鎌倉公方に任じられた足利家の分家の一族が埋葬されています。
横穴式墳墓は、平地に墓を作るのが難しかったため、崖の所に穴を掘って作り上げたそうです。
他のお寺ではなかなか見られないお墓ですので、ぜひ確認してみてくださいね♪
ただし崩落の危険があるということで、今は近くまでは立ち入れなくなっています。
勝手に奥の方へ入ったりしないように、注意してください!
報国寺:建造物
報国寺は建造物の方にも見どころがあります。
特に楼門の大イチョウなどは要チェックです!
本堂
報国寺の本堂は、境内のちょうど中心にあります。
中には報国寺の本尊である釈迦如来像が置かれています。
普段の像は展示しておらず、その姿を見たりはできませんが、本堂は外観も立派です。
是非写真で撮影したりしてみてください!
山門
そして本堂へと続く山門も報国寺で人気のスポット。
別名を「薬医門」とも呼び、近くに生えた大きな木と調和しています。
写真に撮影して、記念に残したりするのもおすすめです。
鐘楼
報国寺の建造物以外にも確認したいスポットといえるのが、この鐘楼です。
屋根は茅葺きで、まるで小民家のような佇まい。
そして楼門近くに立っているのが、大きなイチョウの木です。
秋には黄色い葉を実らせ、とてもキレイな装いになります。
休耕庵
また報国寺の竹林の中では豪勢な休憩所があります。
それが「休耕庵(きゅうこうあん)」。
こちらは竹林の中に構えられたお茶席です。
ここでは上品なお茶を飲みながら、竹林を眺められる場所となります。
休憩所では木材で作った長いすなどが置かれており、ゆっくりとするには格好の場所。
お茶と一緒に和菓子も貰えます。
特に夏の時期は、太陽の光を竹林が遮り、とっても涼しいです。
長居をする時にもおすすめです♪
ただし利用する場合には、拝観料金にプラスして300円の料金が派生します。
利用の際には気を付けるようにしましょう!
報国寺:御朱印・お守り
報国寺には御朱印が貰えます。
ぜひ気に入った物を購入して、ご利益を得てみてください!
御朱印
報国寺の御朱印は「聖大悲殿」という字が書かれています。
こちらは観音様がいると行われる場所のことです。
また報国寺には、オリジナルの御朱印帳があります。
表紙には報国寺の特徴である竹の絵が!
色には、赤、青、薄緑の3種類。
個人的には竹の色とマッチした、薄緑色の御朱印帳がおすすめです!
御朱印や御朱印帳がもらえるのは、拝観受付をしている近くの建物です。
授与時間は9:00から16:00となります
報国寺:拝観方法
報国寺にある拝観方法について、最後に確認してみましょう。
意外に早く閉まってしまうので、時間に余裕を持っていくのがおすすめです!
拝観時間
報国寺の拝観時間は、9:00から16:00となります。
京都のお寺など比べると、閉館時間はかなり早いですね♪
また休耕庵の営業時間も9:00から16:00です。
ただし受付の最終時間は15:30なので、気を付けて利用するようにしましょう!
拝観料
拝観料には2つの種類があります。
まず報国寺に見学のみをする場合。
こちらは拝観料金が300円発生します。
支払いをしっかりすませましょう。
そして休耕庵を利用する場合には、報国寺に入館する際に料金を支払います。
あらかじめ払っておかないと、抹茶が味わえなくなってしまうので、気を付けましょう!
アクセス方法
報国寺に行くアクセス方法の紹介です。
こちらで確認してみましょう。
まず報国寺の最寄り駅は「鎌倉駅」です。
この鎌倉駅から、タクシーもしくはバスを使ってアクセスすることになります。
バスで行く場合には鎌倉駅から出ている「鎌23」、もしくは「鎌36」のバスに乗ります。
そして10分ほどで「浄明寺」というバス停で下車します。
その後、徒歩で3分ほど歩けば報国寺に到着します。
それから、合計で大体15分弱の時間で到着できるわけですね♪
また鎌倉駅へのアクセス方法は、複数の方法があります。
まず東京駅からなら横須賀線から直通の電車が出ています。
所要時間は60分ほど。
なので、3時間もあれば、東京駅と鎌倉駅を往復できるでしょう。
そう考えると、やはり報国寺は意外に近い位置にありますね♪
日帰りで行って帰ってきたりすることも、十分できそうです!
まとめ
以上、鎌倉にある名寺「報国寺」の概要でした!
東京からでも、比較的行きやすい場所になっているので、御朱印集めやお寺巡りが好きな人にもおすすめです!
特にオススメの季節が秋頃です。
鐘楼近くの銀杏の木が、キレイに黄色くなりますよ!
ただし、その分気温が下がって寒く感じる可能性があります。
しっかり防寒対策をして、訪れるようにしてください!
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