こんにちは!シンガポール在住の旅行好きUmiです。
今回は、シンガポールのお土産にしたいプラナカン雑貨についてご紹介します。
独特の感性の色合いと華やかな柄を使ったプラナカン雑貨は、観光客にも大人気!
おすすめのプラナカン雑貨ショップ4選もご紹介するので、お気に入りのアイテムを探してみてください♪
・伝統的なプラナカン雑貨
- プラナカン陶器
- プラナカンタイル
- サロンケバヤ
- ビーズサンダル
・おすすめのプラナカン雑貨ショップ:①Rumah Bebe(ルマービビ)
・おすすめのプラナカン雑貨ショップ:②Rumah Kim Choo(ルマーキムチュー)
・おすすめのプラナカン雑貨ショップ:③Thow Kwang Pottery Jungle(ソウワン・ポッタリー・ジャングル)
・おすすめのプラナカン雑貨ショップ:④Peranakan Tiles Gallery (プラナカンタイルギャラリー)
プラナカンとは?
プラナカンとはマレー語で「混血」の意味で、15世紀後半から貿易のためにマレー半島にやってきた移民と、現地の女性との間に生まれた子孫のことを指します。
中華系プラナカン、インド系プラナカン、ヨーロッパ系プラナカンなどがいますが、中華系プラナカンが大半を占めています。
そして、マレーの文化に中国やヨーロッパの文化が融合し、独自に発展していったのがプラナカン文化です。
プラナカン達は、富や女性らしさを象徴するものとして、鳳凰、牡丹、鶴、蝶、バラなどの柄を好み、それらを用いた服飾品や食器などに囲まれて生活をしていました。
また、プラナカン達はショップハウスと呼ばれる2階建ての建物(1階部分がお店、2階部分が居住スペース)に住んでおり、建造物にはカラフルなタイルが使われているのが特徴的で、プラナカン様式建築と呼ばれています。
シンガポールのカトン地区はプラナカン文化が色濃く残っており、カラフルなプラナカン様式の建築や、プラナカン料理のレストランが多くありますよ。
伝統的なプラナカン雑貨
プラナカンが好む、色鮮やかで華やかな柄を使った雑貨は、お土産としても人気があります。
ここ数年で、プラナカン様式の建築に用いられるタイルをモチーフにした、おしゃれな雑貨が増えました。
モダンにアレンジされたデザインは地元民にも人気です♪
プラナカンタイルをモチーフにしたモダンなデザインの雑貨は、以下の記事で紹介した雑貨屋さんの多くで取り扱っています!
・【在住者が厳選】シンガポールの雑貨店6選!かわいいお土産が見つかるおすすめの雑貨屋さん
プラナカン陶器
プラナカン雑貨の代表格が、プラナカン陶器です!
プラナカンが好む色鮮やかなパステルカラーの食器は、かつては結婚式や正月などお祝いの席で使われていました。
来賓をもてなす際にも用いられ、鳳凰や牡丹が描かれた陶器が多いです。
プラナカン陶器には、大皿から壺、ティーポット、容器入れなど様々な種類がありますが、観光客に人気なのは持ち運びしやすい小さいレンゲ。
レンゲ置きとセットで買う人が多いですよ♪
プラナカンタイル
プラナカン様式の建築に欠かせないプラナカンタイルは、19世紀のイギリスで製造・輸入されました。
現在では、インドネシアや中国からのレプリカタイルが安く売られており、色鮮やかなタイルはインテリアとしても人気があります。
お土産には、手軽にプラナカンスタイルを楽しめるマグネット型のタイルが人気です♪
サロンケバヤ
サロンケバヤとは、プラナカン女性の民族衣装です。
「ケバヤ」は刺繍が施された上衣で、「サロン」は腰に巻くスカートのことを指しています。
サロンケバヤは、シンガポール航空の客室乗務員のユニフォームとして採用されていることでも有名ですよ♪
サロンケバヤは涼しいレース生地が特徴で、年中暑いシンガポールでも快適に過ごせます。
華麗なデザインでありながら、動きやすく実用的なので、お土産にもおすすめです!
ビーズサンダル
ビーズ刺繍は、プラナカン伝統工芸の代表的なもので、プラナカンの女性は昔、花嫁修業の一環としてビーズ刺繍を教え込まれました。
ビーズ刺繍製品の中でもとりわけ人気なのがビーズサンダルです。
粒の小さいビーズが丁寧に手作業で刺繍されたビーズサンダルは大変美しく、足元を華やかにしますよ♪
美しいビーズサンダルは、飾り物として購入する人もいるほどです!
おすすめのプラナカン雑貨ショップ:①Rumah Bebe(ルマービビ)
ルマービビは、カトン地区にある1928年創業の老舗のプラナカンショップです。
プラナカン工芸家のビビ氏のお店で、店内にはプラナカン雑貨がずらり。
ビーズサンダルから、プラナカン陶器、サロンケバヤなどが揃っています。
ビビ氏がデザインしたビーズサンダルも多く販売されていますよ。
ビーズ刺繍の教室も開催されているので、興味がある方はぜひ予約を。
青のプラナカン様式のショップハウスに、カラフルなプラナカンタイルがちりばめられた、お店の外観も必見です!
おすすめのプラナカン雑貨ショップ:②Rumah Kim Choo(ルマーキムチュー)
ルマーキムチューは、カトン地区にあるプラナカン雑貨ショップです。
先に紹介したルマービビの隣にあります。
1階ではプラナカンのお菓子を販売しており、2階部分でプラナカン雑貨を販売しています。
プラナカンの調度品が集められていて、昔のプラナカンの生活の雰囲気を感じることができます♪
比較的リーズナブルなプラナカン雑貨が集められているので人気ですよ!
1階ではプラナカンのお菓子教室も開かれているので、興味がある人は要チェックです。
おすすめのプラナカン雑貨ショップ:③Thow Kwang Pottery Jungle(ソウワン・ポッタリー・ジャングル)
ソウワン・ポッタリー・ジャングルは、1965年創業のプラナカン陶器の窯元です。
おすすめの理由は何と言っても圧巻の品ぞろえと安さ!
シンガポールの中心部より離れた場所にありますが、市内のショップへ卸している窯元なので、格安でプラナカン陶器を手に入れることができます。
様々な種類のプラナカン陶器が所せましと並べられていて、選ぶのに困ってしまうほど。
プラナカン食器をたくさん購入したい人は、ぜひ足をのばして行ってみてください!
おすすめのプラナカン雑貨ショップ:④Peranakan Tiles Gallery (プラナカンタイルギャラリー)
プラナカンタイルギャラリーは、その名の通りプラナカンタイルのギャラリーです。
展示の他にもプラナカンタイルを販売しています。
取り扱っているタイルは、主にイギリス、ベルギー、ドイツ、そして日本製。
レプリカタイルはインドネシア製で、安く購入できます。
鮮やかな色のタイルを額縁に入れて、インテリアとして飾る人も多いようですよ。
お土産にタイルは重いという方は、プラナカンタイルのマグネットやコースターがおすすめです♪
ギャラリーと同じ敷地内には、Chong Wen Ge Caféというカフェがあります。
プラナカンタイルがふんだんに使われた店内で、プラナカン菓子を楽しめますよ♪
買い物のついでに立ち寄って、プラナカン文化を存分に味わってみてはいかが?
まとめ
以上、シンガポールで手に入れたいプラナカン雑貨について紹介しました。
プラナカン雑貨ショップめぐりをしながら、プラナカン様式の建築、またプラナカン菓子などもあわせて楽しんで、プラナカン文化に浸ってください♪
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