こんにちは!みーこです。
今回は、鎌倉を訪れたら絶対に外せない観光スポット「鎌倉の大仏」についてご紹介します☆
鎌倉のシンボルにもなっている鎌倉大仏は、国宝に指定されている貴重な大仏です。
日本人はもちろん海外の観光客も多く訪れる人気スポット!
最寄駅である「長谷駅」からも近い立地にあるので、年配の方や小さなお子様でも訪れやすいことでも人気。
そんな鎌倉大仏の見どころや謎に包まれた歴史、アクセス方法、参拝料、営業時間、大仏スイーツなどをまとめました!
まだ参拝したことがない方も、既に行ったことのある方もぜひ旅の参考にしていただければと思います。
・鎌倉の大仏:大仏さまの胎内を見学!
・鎌倉大仏:大仏さまの周囲や境内にも見どころが満載
- 仁王像
- 大仏の足元にある蓮の葉
- 大仏さまの背面には謎の裏窓がある
- 大仏さま用の大わらじ
- 与謝野晶子の歌碑
- 大仏殿の礎石
- 徳川秀忠公ゆかりの観月堂
・鎌倉の大仏:謎に包まれた鎌倉大仏の歴史
・鎌倉の大仏:鎌倉大仏は最強パワースポット?
・鎌倉の大仏:奈良大仏と鎌倉大仏はどちらが大きい?
・鎌倉の大仏:四季折々の大仏さまを楽しもう
・鎌倉の大仏:かわいすぎる大仏スイーツを味わおう
- 「豊島屋」のグレートブッダアイス最中
- 「長谷だんご」大仏さんまんじゅう
- 「恵比寿屋」大仏観音煎餅
- 「雷神堂」大仏さま煎餅
・鎌倉の大仏:アクセス・拝観料・参拝時間
- ◆アクセス
- ◆拝観料
- ◆参拝時間
鎌倉の大仏とは?
鎌倉の大仏は、神奈川県鎌倉市長谷にある「高徳院」に鎮座する大仏様のことです。
後光山を背景にした大仏さまは鎌倉時代の1252年に作られたもので、今では鎌倉のシンボル的存在になっています。
大仏さまがいる高徳院の境内は国の史跡に指定されていて、鎌倉大仏も国宝に指定されている貴重な文化遺産でもあるんですよ♪
鎌倉大仏の名で親しまれていますが、正式名は「阿弥陀如来坐像」と言います。
大仏さまの高さは約11.312m(台座を含め約13.35m)、重量は約121t。
外観は中国王朝の様式と、日本の仏師の1つ慶派が合わさった美しさが特徴的です。
また、その歴史においては多くの謎に包まれており、ミステリアスな大仏さまでもあるんですよ。
今となっては野ざらしになっている大仏さまですが、かつては大きな大仏殿に囲まれていました。
しかし、1498年に起きた東海地震の津波により大仏殿が流されてしまい露座となってしまいます。
天災後、一度修復されただけで現在でも建造当時の姿を保っているのはすごいですね。
鎌倉の大仏:大仏さまの胎内を見学!
鎌倉大仏は外から眺めるだけでも十分楽しめますが、なんと中に入ることもできるんです!
大仏さまの内部は暗い空洞になっていて、別途20円を払えば見学することができますよ。
受付前にある受付箱に20円を納めたら、大仏さまの入口から中へ入ります。
大仏の胎内には、1度に30人までしか入ることができないので結構狭い空間となっています。
内部では胎内の説明や鎌倉大仏の技法、修復方法などが書かれている説明書きなども見られます。
入場料とは別に拝観料がかかりますが、大仏の中に入れる体験はあまりできないのでぜひ入ってみてくださいね!
【胎内拝観料】
料金:20円(1人)
【胎内拝観時間】
通年 8:00~16:30
(入場は閉門10分前まで)
鎌倉大仏:大仏さまの周囲や境内にも見どころが満載
鎌倉大仏が拝める高徳院は広そうなイメージですが意外にもこじんまりとしています。
境内の中はそこまで広くはありませんが、大仏さま以外にも見どころがたくさんあるんですよ!
大仏さまの周囲や境内の見どころをまとめてみましたので、遊びに行ったらぜひ色々まわってみてくださいね。
仁王像
高徳院に入るとまず目に触れるのは仁王門に設置されている2体の仁王像でしょう。
ちょっと怖い顔でこちらを見つめる仁王像は迫力ありますね!
仁王像は、実は元々鎌倉にあったものではなく18世紀頃別の場所から移築されたものだそうです。
大仏の足元にある蓮の葉
大仏さまの裏側にまわると足元には表面からは見ることができない4枚の青銅製の板があります。
実はこれ蓮の葉をモチーフにした蓮弁で、その昔江戸時代の信者たちが大仏さまに蓮の台座に座ってもらおうと寄贈したものだそうです。
当時は大仏さまのまわりを一周するくらいの蓮台になる予定でしたが、結局は4枚だけになってしまいました。
大仏さまの背面には謎の裏窓がある
大仏さまの背面にまわると、なんと背中部分には2つの窓がついているんです。
これは建造の過程で鋳造の際に、大仏内部に溜まった土や型を取り出すためのものなのだとか。
現在は体内拝観のための明かりを取り込む窓として活躍しているんですよ。
大仏さま用の大わらじ
大仏さまから少し離れた境内の右手の休憩所には、巨大な大わらじが飾られています。
これは、「いつも座っている大仏さまに日本中を歩きまわり、人々を幸せにしてほしい」という願いを込めて大仏さまサイズとして奉納されたものなんです。
大仏様用のわらじの大きさはなんと長さ1.8m、幅0.9m。
1956年以降は3年に一度作り替えられているそうです。
与謝野晶子の歌碑
大仏さまを一通り拝観したら裏手にある庭園をぜひ散策してみてください。
風情ある庭園の中には、「かまくらや みほとけなれど釈迦牟尼は 美男におはす夏木立かな」で有名な日本の歌人、与謝野晶子さんの歌碑が佇んでいます。
与謝野晶子さんが美しい大仏様のお顔を見て読んだ歌だと言われています。
大仏殿の礎石
ふと境内のあちらこちらを見てみると、平べったい大きな石が置いてあります。
これは、建造当初に大仏さまが安置されていた大仏殿の礎石なんですよ。
ところが1498年に起こった津波で大仏殿が流されてしまいました。
しかしそれでも56個もの礎石が残っていて、現在は拝観者用のベンチ代わりとして使われているのです。
徳川秀忠公ゆかりの観月堂
庭園内には歴史的な建造物もひっそりと佇んでいます。
それは、韓国の王宮内にあった名建築を移築した「観月堂」です。
観月堂には、江戸幕府2代将軍の徳川秀忠公が所有していたと言われる観音菩薩立像が収められています。
鎌倉の大仏:謎に包まれた鎌倉大仏の歴史
ではここで鎌倉大仏の歴史について触れていきましょう。
鎌倉時代の歴史書によると大仏さまの造営開始の記録はあるものの、完成時期や誰が作ったのか具体的な人物名が分かっておらず謎に包まれています。
今でこそ丈夫な造りの大仏様ですが、造建当時は木造だったそうです。
また、天災による倒壊後の大仏さまは金箔で覆われ、当時は金ピカに輝いていたんですよ。
鎌倉大仏の特徴は、奈良の大仏さまと比べるとやや頭が大きく、真横から見るとうつむいていて猫背になっています。
この理由は大仏さまが作られた鎌倉時代の仏像のほとんどが、頭が大きく猫背なスタイルが流行していたため鎌倉大仏もこのような形になったと言われています。
鎌倉の大仏:鎌倉大仏は最強パワースポット?
鎌倉大仏は関東のパワースポットとしても有名です。
大仏さまを参拝することによって、古くから「開運」、「縁結び」、「健康長寿」などのご利益を得られると言われています。
また、高徳院内の札所ではこれらのご利益が得られると言われる御守りをはじめ、大仏さまの絵葉書、御朱印帳、お土産などが購入できます。
色とりどりの御守りには大仏さまがデザインされていて女性にも人気♪
お守りとしてはもちろん、参拝の思い出に持つことで大仏さまをいつでも身近に感じられそうですね。
また、札所の隣では御朱印(300円)も行っているので参拝の記念にいかがでしょうか!
【札所の受付時間】
平日:9:00~15:30
土日祝日:9:00~15:00
鎌倉の大仏:奈良大仏と鎌倉大仏はどちらが大きい?
日本の有名な大仏さまと言えば、奈良県にある「東大寺」の大仏さまが思い浮かぶでしょう。
そこで鎌倉大仏と奈良大仏の大きさや特徴について調べてみました。
【鎌倉大仏】
像高:11.31m
台座:2.05m
重さ:約121トン
【奈良大仏】
像高:14.98m
台座:3.05m
重さ:約250トン
鎌倉大仏は中が空洞になっているため、重さは奈良の大仏さまと比べて軽くなっています。
奈良の大仏さまの方が約2.1倍重くなっており、全体的に鎌倉大仏の方がやや小さめの作りになっています。
鎌倉の大仏:四季折々の大仏さまを楽しもう
鎌倉大仏は通年を通して拝観を楽しめますが、特に桜の時期と紅葉の時期は人気があります。
平日にも関わらず多くの観光客が桜や紅葉を見にやってくるので、春秋シーズンは混雑にも注意が必要です。
高徳院の桜の見頃は3月末~4月上旬で、桜と大仏さまのコラボレーションは本当に美しいです!
また、11月下旬~12月上旬にかけては鎌倉の紅葉シーズンとなるので、境内の紅葉も美しく色づきます。
この時期は特にインスタ映え写真が撮れるので、カメラを片手に出かけてみてはいかがでしょうか♪
鎌倉の大仏:かわいすぎる大仏スイーツを味わおう
鎌倉大仏を楽しんだ後は大仏スイーツを堪能しましょう♪
長谷駅へ続く「大仏通り商店街」ではたくさんのお土産屋さんが並んでいます。
こちらでは大仏をモチーフにした様々なスイーツがいただけちゃいますよ。
テイクアウト用はもちろん食べ歩きにもおすすめのスイーツが揃っているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
「豊島屋」のグレートブッダアイス最中
鎌倉を代表するお菓子、鳩サブレーで有名な「豊島屋 長谷大仏前店」では、グレートブッダアイスと言う大仏さまのシルエット入りのアイス最中が食べられます。
バニラ味と抹茶の2種類(各300円)があり、どちらも通年を通して人気のスイーツです。
高徳院のすぐ目の前にあるので、参拝が終わった後にフラっと立ち寄ることができますよ。
「長谷だんご」大仏さんまんじゅう
豊島屋のすぐ側にある名店「長谷だんご」では、大仏さまをモチーフにした「大仏さんまんじゅう(各120円)」が食べられます。
まんじゅうと言ってもいわゆる今川焼きですが、餡とクリームの2種類がラインナップされており、こちらも美味しいと評判のスイーツです。
「恵比寿屋」大仏観音煎餅
酒まんじゅうで有名な老舗店「恵比寿屋」では、リアルな大仏さまをかたどった「大仏観音煎餅(2枚セット260円)」が食べられます。
鎌倉大仏と長谷寺の観音様をモチーフにした手焼き煎餅で、砂糖と小麦粉と卵というシンプルな素材で作られた素朴な味わいが人気です。
「雷神堂」大仏さま煎餅
商店街の奥を進んだ先には手焼きせんべいの名店「雷神堂」があります。
こちらでは大仏さまのかたちをした「大仏さま煎餅(各100円)」が食べられますよ。
店内からは煎餅の香ばしい匂いがただよってくるのですぐに分かると思います。
味はしょうゆ油、唐がらし、のり巻、2度づけ、ざらめの5種。
煎餅は日持ちもするのでお友達へのお土産にもおすすめです。
鎌倉の大仏:アクセス・拝観料・参拝時間
最後に、鎌倉の大仏の基本情報をお伝えします。
まずは鎌倉大仏までのアクセス方法をご紹介します。
◆アクセス
鎌倉大仏が鎮座する高徳院は、JR鎌倉駅から江ノ電に乗って3つめの「長谷駅」で下車し徒歩7分の場所にあります。
高徳院までは平坦な参道を歩いていき、商店街「大仏通り商店街」を抜けて行くので観光も楽しめますよ!
商店街を抜けた先には「大佛」という文字が印された石碑が見えてくるので、その先の「大異山」と書かれた門をくぐった先に大仏さまが見えてきます。
少し遠回りになりますが、天気が良い日は由比ヶ浜の海を眺めながら大仏さまに向かうのもおすすめです♪
また、車を利用する場合は、朝比奈ICから県道204号線を進んで約30分で到着します。
ただし、車やバスの場合は行楽時期となる7月~8月の海水浴シーズンや、11月~12月の紅葉シーズンは道が混雑するので注意が必要です。
◆拝観料
鎌倉大仏がある高徳院の拝観料をご紹介します。
高徳院の受付窓口にて参拝券を購入して境内へ入りましょう。
◆参拝時間
鎌倉大仏の拝観時間は季節によって変動します。
秋冬は高徳院の開閉時間は少し早めとなっているので注意してくださいね。
おすすめの拝観時間
鎌倉大仏は午前中から混雑しはじめることが多いです。
混雑を回避するのなら、朝イチとなる8時の時間帯に訪れることをおすすめします。
筆者は平日の朝8時に訪れたところ、ほぼ貸切状態でした!
また、秋の修学旅行シーズンに行く場合は学生さんがお昼の時間帯となる12時~13時くらいが拝観の狙い目です。
まとめ
今回は、鎌倉のシンボル高徳院の大仏についてご紹介しました。
普段から外国人観光客や修学旅行生で賑わう鎌倉大仏は、境内の中にもたくさん見どころが詰まっています。
大仏さまの拝観と合わせて境内の1つ1つをしっかり見ていくと面白い発見があるかもしれませんね。
拝観後は美味しいスイーツを食べながら、ぜひ鎌倉散策を楽しんでみてください♪
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