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    【台湾】2021年の旧正月(春節)は2月12日!旅行で注意すべきことや楽しみ方まとめ♪

    • いまけん

      いまけん

    今回は、台湾のお正月である旧正月(春節)について紹介します。日本でお正月と言えば1月1日ですが、台湾では旧暦の正月を盛大にお祝いします。暦によって毎年日にちが変わり、2021年は2月12日(金)です。本記事では、台湾の旧正月(春節)の解説と、この時期の旅行で注意すべき点について解説します。

    【台湾】2021年の旧正月(春節)は2月12日!旅行で注意すべきことや楽しみ方まとめ♪

    みなさんこんにちは、海外旅行大好きいまけんです。

    今回は、台湾の旧正月(春節)について解説します。

    日本でお正月と言えば、「西暦」の1月1日ですよね。
    台湾では、「旧暦」のお正月である「旧正月(春節)」が最も重要な祝日になります。

    本記事では、台湾の旧正月(春節)で注意すべき点や、旧正月の台湾を楽しむポイントを紹介します!

    旧正月はいつ?

    九份
    九份

    旧正月(春節)は、旧暦のお正月です。
    暦によって、毎年日にちが変わります。

    2021年の旧正月は、2月12日(金)です。
    ちなみに、2020年は1月23日〜29日まで7連休でした。

    この期間中は祝日のため、多くのお店や観光施設が休みになる傾向があります。
    1月末〜2月に台湾旅行をする方は、事前に確認してから行くようにしてくださいね♪

    台湾の旧正月:何をするの?

    台湾の寺院
    台湾の寺院

    旧正月に、台湾人は何をしているのでしょうか?
    日本のお正月と似ているものもあれば、台湾特有の文化もあります。

    ◆大掃除をする

    春節(旧正月)の前日(大晦日)には、家で「掃塵」と呼ばれる大掃除をします。
    1年のほこりをはらい、新しい年を迎える準備をするという意味があります。

    台湾の大晦日はとても忙しいので、大掃除も事前に済ましてしまう方も多いようです。

    ◆年越し用品を買う

    旧正月の期間中、多くの店は休業となります。
    そのため、あらかじめ食品や縁起のいいお菓子、お祝いの言葉が書いてある「春聯」などを買っておく習慣があります。

    また、新しい服や神様に供えるお花と果物など、旧正月に使うものの買い出しもとても重要です。

    ◆美容院へ行く

    旧正月が近づくにつれ、美容院へ駆け込む人が多くなります。
    それは、旧正月をきれいにして迎えたいという思いがあるからです。

    旧正月が近づくにつれて、美容院は通常より10%~30%UPの年末料金で営業するそう!

    日本の美容院も、12月は繁忙期だそうですよ。
    クリスマスや新年に向けて、綺麗になりたい人が増える時期なんですね。

    ◆服を新調する

    台湾では旧正月に、新調した服を着て初詣や親戚参りをすることが多いです。
    「今年もいいことがありますように」と、下着から新品をつけるそう。

    また、旧正月にはおめでたい赤色を好んで身につける傾向があります。

    ◆大みそかの年越しご飯はみんなで

    大みそか・年越しの際は、多くの人が帰省して、家族みんなで年越しの夕食を食べます。

    また、大晦日には、おめでたいことを表す単語と発音が似ているものを、縁起の良い食べ物として食べます。

    「魚(ユイ)」と「余る=餘(ユイ)」の中国語の発音が同じなので、魚を食べるとおいしい物が1年間に渡って絶えず、貧しくならないと言われています。

    他にも、「大根=菜頭(チャイトウ)」の発音は「いい兆候=好彩頭(ハウチャイトウ)」と似ていることから、大根を食べると良い年になると言われています。

    ◆爆竹を鳴らす

    台湾では旧正月に爆竹をならす習慣があります。
    この旧正月に爆竹を鳴らすのは、ある伝説に由来します。

    昔、「年」という人間を食う怪獣がいました。
    「年」は旧正月になると、あちらこちらの村々をかき乱し、村人に恐怖を与えていました。

    そしてある日、村人は偶然「年」が鞭を打つ音に弱いことを知りました。
    旧正月に騒音を立てて「年」を村から追い出したことから、毎年爆竹を鳴らすようになったと言います。

    騒音で災いを払うだけではなく、爆竹の音が聞こえると、なにか新年の賑やかな雰囲気も感じられますね!

    台湾の旧正月:旅行は避けるべし

    悠遊カード
    悠遊カード

    旧正月の時期の台湾旅行は、実はあまりおすすめしません。
    それにはいくつかの理由があります。

    ①お店が休みのところが多い

    台湾の旧正月(春節)は日本のお正月と同様、お店や観光施設が休みのところが多いです。

    台北にある美術館、博物館、展望台など観光スポットでは、営業はしているものの通常の営業時間よりも早く閉館することも。
    旅行前には、必ずその施設が営業しているのか確認が必要です。

    ②タクシーは割り増し運賃

    春節の期間中は、タクシーが通常の運賃よりも高くなります。
    旧正月(春節)の期間中のみに対応される割増運賃があるからです。

    6時~23時までは通常料金にプラス20元で、夜間はさらに20元加算されます。

    ③レストランも休業

    台湾旅行の楽しみの1つでもある「台湾グルメ」ですが、旧正月(春節)の期間中は休業しているお店が多いです。
    レストランに行く場合は、営業日を確認していきましょう。

    また、朝食屋も休業しますので、旅行する人は朝食付きのホテルにするといいかもしれません。

    ④交通機関が大混雑

    旧正月(春節)には、多くの台湾人が帰省したり、家族旅行へ行ったりします。
    そのため、台湾の公共交通機関は多くの人で混雑します。

    帰省ラッシュ・Uターンラッシュに巻き込まれる可能性が高いので、やはり旅行は避けたほうがいいでしょう。

    台湾の旧正月:旅行を楽しむ方法

    夜市
    夜市

    旧正月(春節)の時期には台湾旅行をしないほうがいいとお伝えしてきましたが、この時期だからこそのメリットもあります。

    旧正月(春節)の時期には日本発の航空券が安いこともあります。
    お得な航空券をゲットして、現地でこの時期ならではの楽しみ方をするのも◎

    ①この時期にしか楽しめないところに行く

    龍山寺の入り口
    龍山寺の入り口

    旧正月には、普段の台湾旅行では経験できないことがあります。

    年越しの歳末市をぶらぶらしたてみたり、現地の雰囲気を感じてみましょう。

    幸運を呼ぶ赤い紙「春聯(チュンリエン)」やお正月飾りを買いに行くのもおすすめです!
    春聯はお寺で配られていることもあるので、お寺巡りなどしてもいいかもしれません♪

    ②年越しの歳末市へ行く

    歳末市
    歳末市

    旧正月前の時期、台北では「年貨観光大街」と呼ばれる、年越し商品を売る歳末市が開かれます。

    道の両側には年越しのご馳走や食材、お菓子、正月飾り、年賀カードなどのお店がずらりと並び、多くの買い物客で賑わいます。
    「年貨観光大街」へ行って、年越しの気分を味わってみてはいかがでしょうか♪

    まとめ

    今回は、台湾の旧正月(春節)について詳しく解説しました。
    台湾特有の文化もあれば、少し日本と似ている正月の過ごし方もありましたね♪

    基本的に通常の観光はできなくなりますが、旧正月の台湾旅行も、台湾の正月を経験できるいい機会かもしれませんね♪

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